盛夏の本栖湖と白丸湖の下調べ

odo

2018年07月18日 22:00

7月14日(土)に本栖湖(山梨県富士河口湖町)で漕いできました。
14日の本栖湖 天候:晴れ 気温:30℃くらい

連日暑い日々が続きます。強い日差し、高い気温のもとでのパドリングはちょっとつらくなってきました。そんなときは早朝の涼しい時間帯に漕ぐか、標高が高い湖で清涼な風を受けながら漕ぐのが爽快です。また水に浸かって涼を取るには水がきれいな湖が打ってつけです。3連休の初日、避暑を兼ねて標高900mの本栖湖に出かけてきました。



富士山の絶景は見られず気温は高めでしたが、静穏な湖上でのんびりとSUPを楽しんできました。

湖の東岸に位置する駐車場には、7時頃に到着しました。早い時間帯でしたが、カヤック、SUPを準備する方々でにぎわっていました。すでに湖上で楽しまれている方も。駐車場の脇のちょっとした広場でボードに空気を充填します。水際にボードを運び準備を整え出発しまーす。



透明度が高い本栖湖でのSUPは漕いでいてとても気分が高まります。水中の溶岩を眺めながら湖の中ほどを目指します。当初は湖岸に沿って本栖湖の周回を予定していましたが、湖面のコンディションがよさそうでしたので周回はせずに湖の中央を横断することにしました。



湖の真ん中辺りから富士山を見渡します。雲に隠れてしまいはっきりとした山容は残念ながら見えませんでした。。



出発場所の対岸に近づくと浩庵キャンプ場の様子が目に入ります。湖畔はたくさんのテントで埋まっていました。長崎の湖岸の近くは水がいっそう澄んでいるように感じます。



水辺にボードを寄せて休憩です。富士山は全体的に雲に隠れてしまいました・・・。



湖岸の近くは立っての体勢、湖の中央部は正座での体勢で漕ぎました。出発場所から長崎までは2kmちょっと、それぞれの体勢で半々くらいの割合でのパドリングでした。ダブルブレードパドルを使った正座のスタイルは疲れも少なくそこそこスピードがでますので、長い距離を漕ぐときに併用するとなかなか快適です。

9時前でしたが気温はそこそこ高くなっていました。風はほとんどなかったので暑かったです。最初は足を浸して涼んでいましたが、それでも暑いので岸辺に近い場所を浮遊しながら涼を取ってみました。澄んだ湖ではちゅうちょなく水に入れますw
湖岸に近い場所では水深とともに変化する水の色のグラデーションをボードの上から楽しんでいました。



しばらく遊んでから長崎を後にしました。飛び込み岩、溶岩帯のどちらを経由して戻るか迷いますが溶岩帯へ向かうことに。湖の真ん中辺りにはだれもいませんでしたので、人目を気にすることなくボードに寝そべってみたり、空を見上げて寛いでいました。久しぶりに穏やかな本栖湖を満喫できました。



溶岩帯に到着後、小高い溶岩に上り水中を見渡します。さざ波により水中の溶岩の様子はくっきりと見ることはできませんでした。。



出発場所に戻ります。富士山は湖の真ん中辺りで少しだけ見ることができましたがほとんどは雲の中でした。湖岸の近くはカヤック、SUPのツアーでにぎわっていました。



駐車場でボードを片づけ、次の目的地に移動します。移動の途中で大きなダムを見かけましたので立ち寄ってみました。ダムカードはもちろんいただきました。

【深城ダム】 山梨県大月市、貯水池名:シオジの森ふかしろ湖



【小河内ダム】 東京都奥多摩町、貯水池名:奥多摩湖



奥多摩湖はダム湖百選の湖でしたが銘板を撮影するのを忘れてしまいました。。銘板は堤体の左岸にあるヘリポートの近くに設置されていたようです。次回訪れたときは忘れずに撮影しよっと。

目的地の白丸湖(白丸調整池)に到着です。先日発売されたカヌーワールドVol.16の「とっておきの湖フィールドガイド」の記事を見て気になっていたので下調べに訪れました。白丸町営駐車場に駐車して湖に向かいます。



バス停脇に湖畔に下りる階段がありました。階段状になった急な坂道を下ります。空気を充填したボードを持っての歩行はちょっと大変そう。



湖岸に到着です。狭隘な岩場から出艇するようです。たくさんの方々が湖面利用をされていました。左が上流方面で右が白丸調整池ダム方面の様子です。四万湖に似た佇まいを想像していましたが、急峻な山々に囲まれた湖で異なる様相でした。



対岸から出艇される方を見かけました。気になったので湖上に架かる数馬峡橋を渡り右岸へ向かいます。



橋の中央付近で湖を見下ろしてみました。左が上流方面で右が白丸調整池ダム方面の様子です。ダム方面で両岸が狭まった場所が出艇場所のようです。



橋を渡った後、数馬峡橋をくぐりダム巡視路に入ります。アップダウンのある狭い通路を奥へ進みます。よく整備された通路でトレッキングをされている方が多く、空気を充填したボードを持っての歩行はちょっと大変そう。しばらくすると湖岸に下りられる場所がありました。



こちらも岩場から出艇できるようです。左が上流方面で右が白丸調整池ダム方面の様子です。上流方面で奥に見えている橋がさきほど渡ってきた数馬峡橋です。橋からこの場所までそこそこ距離がありました。



このときの気温は35℃くらいあったのかな、運動不足のおっさんには滝汗をかきながらの下調べとなりました。橋の上では谷間を吹き抜ける風が心地よかったです。この日の湖面はたくさんのSUPで彩られていました。ツアーの方々のようでした。近くにあった「奥多摩温泉 もえぎの湯」で汗を流し白丸湖を後にしました。



事前に駐車場から水際までのアクセスについて下調べをしておいてよかったです。駐車場でボードに空気を充填してからの運搬はキャリーストラップを使ってもちょっときびしそうでした。水際の近くでボードに空気を充填すれば何とかなりそうかな。あ、私一人でのボイジャーの運搬は無理そうでした。両岸が急峻な山々で囲まれた白丸湖、湖面の全体は見られませんでしたがなかなか興味深い湖でした。機会があったら漕ぎに訪れてみたいな、まずはツアーで体験というのもよさそう。

この日、白丸調整池ダムのダムカードをもらうのを忘れてしまいました。白丸ダム魚道窓口で配布しているそうなので、次回は魚道を見学しつつダムカードをもらってこよっと。そういえば先日の7月14日からは白丸調整池ダムの近くにある「奥多摩の風 はとのす荘」でもダムカードの配布が始まったそうです。日帰り入浴で汗を流してからのダムカードもありかなw

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