春暖の本栖湖

odo

2020年03月26日 22:00

3月21日(土)に本栖湖(山梨県富士河口湖町)で漕いできました。
21日の本栖湖 天候:晴れ 気温:17℃くらい

今冬は例年に比べ気温が高く、降雪が少なかったです。これからの季節、湖上から眺める山々の残雪の景色を楽しみにしていますが今年はどんな景色になるのかなぁ。

この冬はドラマ「ゆるキャン△」を見ながら女子高生たちのゆるいキャンプにほっこりとしていました。ドラマの中でときどき映る雪をまとった美しい富士山の景色がとても印象的でした。春分の日がある3連休、21日は天気がよさそうでしたので雪をまとった富士山を眺めに本栖湖へ出かけてきました。



この時季に本栖湖で漕ぐのは7年ぶりでした。青空のもとくっきりとした富士山の景色を楽しんできました。

3連休の中日でしたが中央自動車道は渋滞もなく快適に走行できました。富士吉田線からは雪をまとった富士山が鮮やかに見え気持ちが高ぶります。



湖の東岸に位置する駐車場に到着後、艇を組み立てます。この日は好天でしたので多くの方々がカヤックやSUPの準備をしていました。水際にボイジャーを運び準備を整え出艇しまーす。水位が少し下がっていましたので浜辺が広くなっていました。



出艇場所からは富士山を望むことができません。溶岩が露出した湖岸に沿って富士山が見える場所に移動します。んー、いい眺めです。



春の本栖湖といえば雪をまとった富士山と噴水!?です。湖上に舞い上がる飛沫がきれいでした。



地元の消防団の消防車かな、放水をしながらポンプの点検をされているようでした。水がきれいな本栖湖ならではの光景のようです。わずか数分の出来事でしたが見ることができてラッキーでした。



溶岩に艇を寄せ水中を観賞します。水が澄んでいますのでそこそこの深さまで見通すことができました。周囲の山々は枯れ色が目立ちます。



富士山を眺めながら湖の中ほどへ進みます。この日は富士山が見ることができればいいなと思っていたため、どのようなルートを漕ぐかは決めていませんでした。



湖の東側はさざ波がありましたが真ん中辺りから西側にかけては湖面が落ち着いているように見えました。きれいな逆さ富士が見えるかなと思い移動しましたが鏡のように映って見えることはありませんでした。。



湖を半分以上横断してきましたのでこのまま対岸の長崎へ行ってみることに。湖岸で釣りをされている方をときどき見かけますが、長崎の周辺は水深が浅いためか釣りをされている方がおらず艇を岸に寄せることができました。ゴツゴツとした岩が露出していますので船体布が傷つかないように気をつけます。



小高い岩に上り富士山を見渡します。穏やかな水面に富士の山容がうっすらと映っていました。



水は冷たいですがSUPを楽しんでいる方も多かったです。この季節、私の力量ではSUPは危険そうです。



長崎から見る浩庵キャンプ場、たくさんの方々でにぎわっていました。湖畔はテントでびっしりです。水底に映る自分の影を眺めながら長崎を後にします。水が澄んだ本栖湖で透明度を計測しようと思っていましたが、用具を持ってくるのを忘れてしまいました。。



富士山を眺めつつのんびりとしたパドリングで湖を横断して湖の東側へ戻ります。





真ん中辺りを過ぎると急に風が出てきました。デッキに水を被りながらのパドリングとなりました。



以前Googleマップで本栖湖の周辺を見ていて「二つ岩」なるスポットが気になっていました。溶岩が露出している場所にあるようなので探してみたところそれらしき岩を見つけました。



二つ岩の近くに艇を寄せ岩に近づきます。周辺の溶岩より小高い溶岩が二つ並んでいました。



岩が二つ並んでいるから二つ岩なのかな・・・、とりあえず岩の合間から富士山を眺めておきました。



二つ岩を後にして出艇場所に戻ります。二つ岩の周辺は尖った溶岩がゴロゴロとしていますので船体布を擦らないように留意しながらのパドリングでした。



漕ぎメーター。漕いだ距離は約5km、漕いだ時間は1時間30分ほどでした。約4ヶ月ぶりのパドリングでしたので肩慣らしにちょうどよい距離でした。



漕ぎマップ。この日は本栖湖の東岸を出艇して対岸の長崎まで往復しました。戻る際に二つ岩に寄ってみました。




今回の漕ぎ度は「3」です(MAXは10)。後半は少し向かい風でのパドリングとなりましたが全般的に穏やかな湖面で漕ぐことができました。
青空のもと期待通りの富士山を見ることができました。澄んだ水でのパドリングが心地よかったです。木々の緑が茂った頃にまた訪れてみたいな。

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