この日は気温がそこそこ上がりそうでしたのでSUPを持って出かけてみました。中之条ダムに到着後、駐車場でボードに空気を充填します。ダムの天端を渡り水辺へ移動し、準備を整え出発しまーす。風はなく湖面は静穏です。鏡のような水面に周囲の景色がきれいに映っていました。
竹井橋を眺めながら湖の奥へと進みます。前回訪れたのが5月7日でしたので一ヶ月ぶりの四万湖です。木々の緑はだいぶ濃くなり新緑から青葉になっていました。
竹井橋を過ぎてまもなくの右岸の山々、新緑の頃は萌黄色や若草色など種々の緑で彩られていましたが緑一色の景色が広がります。
竹井橋の上流の左岸には新たに湖面への進入路ができていました。こちらはSUPのツアー事業者のプライベートの進入路のようです。やや急な斜面を整地されていましたので大雨の際に土砂が湖に流入して水が濁らなければいいな。小ぢんまりとした四万湖ですが複数の事業者によりツアーが行われています。それだけ需要があるということなのかな。多くの人が楽しむことができいいことだとは思いますが、最近の湖上は時間帯によっては飽和状態に近いと感じることがあります。木々の緑を楽しみつつそんなことを思いながら湖の奥へと進みます。
湖面が展けた場所に移動してきました。山肌を被う木々の緑が鮮やかです。青々と茂った木々は針葉樹、広葉樹ともに同じような色合いになりました。
この日は水位が下がっていましたのでいつもより手前から流れがありました。遡上しながら四万川の河原へ向かいます。いつもより遅めの出発でしたが河原で人影を見ることはありませんでした。中州にボードを寄せ木々の緑を眺めながらのんびりと一息入れます。
わずかな距離ですが川の流れに乗って戻ります。日差しが強いので木かげが気持ちよいです。ボードから木々を見上げると新樹光がきれいでした。
湖岸では若葉が瑞々しい樹木をまだ見ることができました。新樹の森が清々しいです。
四万湖の中でも碧い湖面が見える場所です。雲が広がってきてしまい日差しが遮られてしまいました。陽光がなかったため鮮やかな四万ブルーは見られませんでした。
静寂な湖上をウグイスや鳥の鳴き声を聞きながらのんびりとしたパドリングで出発場所に戻ります。
駐車場で片づけを済ませいつもの撮影ポイントへ向かいます。竹井橋から眺めた様子です。左が上流側で右が下流側です。この日の湖面は浅葱色に近い色合いです。水はちょっと濁っている感じでした。
四万湖を後にして四万温泉の「四万清流の湯」でひとっ風呂浴びます。四万川を見下ろしながらの露天風呂が気持ちよかったです。
清流の湯を後にして中之条町のスーパーマーケット「ヤオコー中之条店」でビール、食料を調達してキャンプ場へ向かいます。13時過ぎにNAPiに到着しました。看板がきれいにリニューアルされていました。以前とはちょっとだけ色彩を変えたようです。
木々の青葉と木漏れ日がきれいな林内を走行し管理棟へ向かいます。受付で宿泊代が無料になる抽選を行いましたがはずれました。週末に予約が取れただけでもラッキーですのではずれてもまったく気になりません。
受付を済ませ今回利用させていただくサイトKへ移動します。5月7日もサイトKの利用でした。モミジの緑は濃くなり、周辺の木々は繁茂し木かげが広くなっていました。
設営をする前にNAPiの森を散策します。場内の道路や林内を1時間ほど散策しました。程よく伐採された林内は陽が射し込み青々とした木々が輝いていました。
適切に手入れがされた林内は清々しくとても心地がよいものです。
どこの景色を切り取っても絵になるので構図に迷うのがNAPiの森です。
オーナーさんが大きなモミの木の下を歩いていました。樹齢を重ねた立派なモミの木の樹高は20mくらいあるのかな。オーナーさんの姿と比較すると木の大きさや幹の太さが何となくわかります。
散策を終えサイトに戻り設営を始めます。前回はパンダTC+とWAQのヘキサタープTC Mサイズを張りました。雨で濡れましたが乾燥して収納することができました。お気に入りの組み合わせですが濡れたまま持ち帰ったり、雨天での収納だと自宅での乾燥がちょっと大変そうでした。6月はぐずついた天気や夕立があるため濡れても片づけが楽なテントがいいなと思っていました。
パンダTC+の半分インナー、半分土間のスタイルが使い勝手がよかったので同じような機能でタープのダークグリーンと色が合いそうなポリエステルのテントを探してみましたが結局のところパンダライトに落ち着きました。パンダライトには残念ながらインナーに敷く専用のフットプリントやグランドシートがありません。インナーは直接地面と触れたくないため敷物の代用品を探してみることに。ODグリーンシートかなと思っていたところモンベルのキャンプシートがサイズ的にもよさそうでした。テントのグラウンドシートと同様の素材ですので敷物に持ってこいです。シート四隅のループは2箇所はペグで固定し2箇所はフライシートのトグルに取り付けてみました。
後々考えたらパンダとパンダライトのインナーのサイズはともに2.2m×1.0mなのでパンダフットプリントでよかったのかも・・・。キャンプシートでも不便はなかったのでしばらくはこれでいってみよう。
今回はパンダライトとモンベルのミニタープHXの組み合わせです。ともに軽量、コンパクトなので荷物の容積を少し減らすことができました。色の組み合わせもなかなかいい感じ。
延長ベルトを使ってタープを張りたかったのですが持ってくるのを忘れてしまいました。。やむを得ずテント内にポールを立てタープを張ってみました。雨が降らなければこれはこれでありかも!?ハンモックを組み立て設営完了です。
ハンモックに横たわり寛ぎます。ハンモックに揺られながら野鳥の鳴き声をBGMに木々の緑を眺めます。何も考えずぼうっとしながら至福の一時を過ごします。虫は少なかったのでバグプルーフネットは必要ありませんでした。
辺りが薄暗くなるとオーナーさんが場内のランタンを灯します。だいたい同じ頃に私のたき火が始まります。この日は広葉樹とクリの薪計12kgを購入しましたので存分に火遊びを楽しみます。
NAPiでは21時にはテントに籠ることにしています。20時を過ぎる頃には残った薪を次々とくべ燃え盛る炎と爆ぜる音を楽しみました。コンパクトなたき火台は熾火でいっぱいになりました。
日が変わる頃だったかな、テントを叩く雨の音で目が覚めました・・・。たき火台、チェアなどをあわててタープの下に移動させます。朝方までときどき雨が降っていたような気がします。翌朝は野鳥の鳴き声で目覚めます。7時過ぎにテントを出ると上空は青空が広がっていました。
朝食後、濡れたテントとタープを乾かしている間、NAPiの森を散策します。
朝方の雨で木々の緑は一層艶やかに輝いていました。
昨日とは陽光の向きが異なるためまた違った森の景色を楽しめます。
NAPiの敷地は10,000平方メートルとのことですので正方形に換算すると100m平方です。キャンプ場を営みながらこれだけの面積の山林を適切に維持、管理していくことは仕事とはいえ頭が下がるばかりです。いつもながら居心地のよい森を利用させていただきオーナー夫妻に深謝です。
散策から戻ると生地が薄いポリエステルのテントとタープはよく乾いていました。ハンモックを残して荷物を車両に積み込み青葉のモミジの木の下で一休みです。心地よい風がNAPiの森を吹き抜けます。ハンモックを片づけオーナー夫妻にあいさつを済ませNAPiを後にしました。
この日の翌日の6月6日、関東甲信地方が梅雨入りしました。梅雨入り前にNAPiを訪れることができてよかったです。次回は木々の緑が繁茂し木かげが気持ちよいNAPiの森を楽しめるといいな。できれば梅雨が明けているといいな♪
余談ですが~
先日訪れた奈良俣ダムですが管理開始後30年が経過しました。30周年を記念してカード(4枚)とフォルダ(1冊)をセットにして6月13日から配布するそうです。カードは6種類でいろいろなバージョンがあり興味深いです。カードは6種類の中から4種類の組み合わせとなるそうです。なくなり次第、配布は終了とのことですので早めにもらいに行ってみよっと。奈良俣ダム管理所と道の駅水紀行館(要ダム写真)の2箇所で配布しているので両方回れば2セットもらえそう。せっかくなのでならまた湖でパドリングしてこようかな。
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