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~湖上の景色に誘われて♪~

カヤック・SUPから眺めた湖上の景色を備忘録としてひっそりと綴っています

新緑の四万湖とNAPiキャンプ

   

5月4日(木)から6日(土)にNAPiでキャンプをしながら5日(金)に四万湖(しまこ、群馬県吾妻郡中之条町)で漕いできました。
四万湖は四万川に位置する中之条ダムのダム湖です。
5日の四万湖 天候:晴れ 気温:22℃くらい

GWに群馬県中之条町にあるお気に入りのキャンプ場のNAPiの予約を取ることができました。5月の上旬は場内の木々の新緑やヤマツツジの花が見頃となりNAPiの森が美しい季節です。この時季は虫が少なくたくさんの野鳥の声が聞けますのでNAPiでキャンプを楽しむのには打ってつけです。また中之条町へ出かけるからには四万湖で漕がないわけにはいきません。2泊3日でNAPiの新緑を楽しみつつ、中日に四万湖の新緑を楽しみに出かけてきました。

新緑の四万湖とNAPiキャンプ


GW前の予報では今一つの空模様の感じでしたが、キャンプ中は雨に降られることなく青空のもとで新緑の景色を楽しむことができましたニコニコ


GWで道路の混雑が予想されるため自宅を早めに出発したところ中之条町に早く着きすぎてしまいました。四万湖の様子を見に中之条ダムに寄ってみました。駐車場はほぼ満車でしたが何とか駐車することができました。

ダムの周辺や出艇場所に近い水辺は多くの人々が訪れていました。予想以上の賑わいです。日差しが強かったことがあり湖面に近い場所でテントを張っている人も・・・。周囲より一段低くなった場所はダムの管理用地ですのでテントや日よけの設置は禁止されていたはずです。四万湖で湖面利用をされる方は案内板を一読し、内容を理解、順守してもらえるとありがたいな。出艇場所の付近はダム管理所のご厚意により利用できるようになっています。約束事が守られない場合は利用そのものが禁止になってしまうかもしれないためぜひともルールは守っていただきたいところです。
堤体から竹井橋へ移動します。新緑に囲まれ赤いアーチがひと際目を引きます。橋の近くには「橋上からの飛び込み禁止」の立て看板が掲げられていました。多くの方々が湖面利用をされているため、上から人が落ちてきたらとても危険です。

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橋に近い場所はカヌーやカヤック、SUPがひっきりなしに往来していますので間隙を縫っての撮影です。竹井橋から眺めた上流方面、この時季ならではの色合いの湖面でした。少し濁りがあるのかな。5月の中旬から下旬になるともっと碧さが増して鮮やかな四万ブルーが見られるかも!?新緑はちょうど見頃かな。明日の楽しみが減ってしまうため様子見はほどほどにして四万湖を後にします。

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お昼近くになりましたので中之条町のスーパーマーケット「ヤオコー中之条店」でお弁当、ビール、食料を調達してNAPiへ向かいます。その途中、山々の新緑がきれいに見える場所がありました。左の道路越しに見えるのは松岩山(1512m)、右の裾野が広がっているのが十二ヶ岳(1201m)です。左奥に見えるのは子持山(1296m)です。

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13時過ぎにNAPiに到着しました。キャンプ場の入口から新緑のトンネルをくぐり管理棟の前で停車します。今シーズンもお世話になります。オーナー夫妻にあいさつをして受付を済ませます。

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今回利用させていただくサイトKへ移動します。サイトを囲む木々の新緑、モミジの青々とした葉が鮮やかです。気温が上がってきましたので適度な木かげが快適そう。この場所でキャンプができると思うとワクワクします。

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場内の新緑がきれいでしたので設営をする前にNAPiの森を散策します。程よく伐採された林内は適度に陽が射し込み新緑が輝いていました。

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場内への入口と管理棟の間に焚き火台やペグなどの洗い場が新設されていました。汚れた用具を洗うのに便利そう。ヤマツツジの花はぎりぎり間に合った感じです。花が落ち始めていました。NAPiの森も例年より新緑やツツジの開花が早まっていました。

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場内の道路や林内を1時間ほど散策しました。森林浴を楽しみながらNAPiの森の新緑を満喫しました。

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サイトに戻り設営を始めます。朝晩は気温が少し下がりそうでしたので今回はパンダTC+とWAQのヘキサタープTC Mサイズを張りました。ハンモックを組み立て設営完了です。

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チェアで寛ぎつつビールで喉の渇きを潤します。野鳥の鳴き声をBGMに新緑を眺めます。タープに映るモミジの影もいい感じ。何も考えずぼうっとしながら至福の一時を過ごします。

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今回のキャンプでいくつかやってみたい事がありました。しばらく休憩した後、準備を進めます。

先日ホームセンターのカインズで買い物をしていたところ気になる商品を見つけました。「ステンレス折りたたみポータブル 焚き火台&グリル スクエア」という商品です。これまでコンパクトステンレスグリルを焚き火台として使用していましたが、スクエアタイプの焚き火台に興味がありました。千円ちょっとでしたので即買いですw
収納時のサイズはおおよそ幅35cm、厚さ5cm、高さ19cmとコンパクトでスリムです。重さは約2kgで収納袋が付いています。お買い得感のある焚き火台です。

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組立時のサイズはおおよそ幅32cm、奥行31cm、高さ21cmです。これまでの焚き火台が幅29cm、奥行23cmでしたので一回りほど大きくなりました。灰が落ちやすそうでしたのでダイソーのステンレストレーを受け皿として用いました。これまで使用していた焚き火シートがだいぶ汚れたので今回新しくしてみました。こちらはワークマンで千円ちょっとでした。ひとそろいで2,500円ほどとはアウトドアブーム様々です。

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これまでのキャンプでキャンドルライトを積み上げキャンドルタワーを作って遊んでいました。ただキャンドルタワーは材料が多く荷室でかさ張るため前回で終わりにしようと思っていました。そのまま処分するのも惜しいと感じるようになりタワーの規模を3段に縮小してみることに。クオルツの焚火台バッグにすべてが収納できるようになりだいぶコンパクトになりました。ワークマンの耐熱フィールドテーブルがサイズ的にちょうどよかったのでスタンドとして使用してみました。
これからの季節はキャンドルに虫が寄ってきて炎が消えてしまうことがあります。虫よけに何かよいものはないかと物色していたところダイソーでぴったりの商品を見つけました。ステンレス茶こしです。熱に強く網目が細かいためキャンドルの虫よけに打ってつけの商品でした。

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辺りが薄暗くなるとオーナーさんが場内のランタンを灯します。だいたい同じ頃に私の焚き火が始まります。新しい焚き火台に早速火を入れてみました。

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辺りが暗くなったころキャンドルライトを灯します。キャンドルの数が減り3段と縮小したため迫力はなくなりましたが炎を観賞するには十分です。コンパクトになったため移動が容易となりランタンの代わりとしても使えるようになりました。17個のキャンドルを使用していますのでそこそこの明るさがあります。虫よけの効果は絶大で途中で消えることなくすべてのキャンドルが燃え尽きました。

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焚き火台は使い勝手がよくなりました。薪が燃焼の途中で転げ落ちなくなりよかったです。迫力のある炎を楽しめるようになりましたが、燃焼効率がよく、たくさんの薪をくべることができるようになったため薪の消費が早くなりました。

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21時頃にはテントに入り明日の四万湖でのカヤックに備えます。

翌朝は野鳥の鳴き声で目覚めます。4時30分頃だったかな、辺りが段々と明るくなる頃、ウグイスのホーホケキョの声が山間に響いていました。十分に睡眠を取ったので野鳥の声での目覚めが心地よいです。NAPiでは夜9時から翌朝7時までサイレントタイムが設けられています。キャンプ場を7時過ぎに出発できるように朝食を済ませ四万湖へ出かける準備を整えます。上空は青空が広がり絶好のカヤック日和になりそうです。

四万湖に向かう途中、道の駅「霊山たけやま」に立ち寄ります。上空を見上げると約100匹の鯉のぼりが掲げられていました。新緑を背景に壮観な光景です。風がなく悠々と泳ぐ様子は見られませんでしたが、これからカヤックを楽しむには風がないことはよい条件ですので期待が高まります。

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この日はカヤックの組み立てや片づけに要する労力と時間を省きたかったこと、またGWの真っ只中ですので駐車場の混雑が予想されることからぐりーんぴーすさんのツアーにお世話になります。ぐりーんぴーすさんでは専用の駐車場を備えていますので確実に駐車ができ安心です。事務所で受付を済ませ、専用のカヌーポートから湖上へ出発します。木々の合間から見える湖面の色合いを見て出発前から気分が高まりますw

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今回はアルフェックのボイジャー460をお借りしました。ツアーに参加のみなさんと上流方面へ向かいます。

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竹井橋を見上げながら湖の奥へと進みます。橋の上では観光に訪れた方が四万湖の碧い湖面を撮影されていました。碧い湖面にアルフェックのサンライズレッドの艇体が映えます。

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竹井橋を通過し、湖岸を彩る新緑、山肌を被う新緑の景色を満喫します。ツアーでごいっしょさせていただいた方は四万湖でのパドリングは初めてとのことでしたが早々に四万湖の景色が気に入られたようです。

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湖岸の新緑を楽しみつつ、のんびりとしたパドリングで進みます。淡い紫のフジの花、萌黄色や若草色などの新緑が青空に映えます。

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湖面が展けた場所から右岸の山々を見渡します。山全体を被う新緑が見事です。昨年もこの時季に訪れていますが今年の方が緑が濃いような気がします。季節の進み方が少し早いのかも。

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展けた湖面から上流方面へ向かいます。この辺りからは水深が浅くなる場所が多く水底がよく見えます。水底に反射した光がキラキラと輝いていました。

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徐々に流れが出てきました。静水から流水と変わる場所では水の澄み具合が徐々に変わっていきます。ボトムを擦らないように遡上しながら四万川の河原へ向かいます。

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四万川の河原に到着、湯原橋に近い水辺では多くの方々が休憩されていました。日差しが強いので木かげが気持ちよさそう。

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ツアーの一行もパドリングの手を休め一息入れます。ガイドさんからクッキーをいただきました。ありがとうございます。休憩後、河原を後にして戻ります。

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この頃になると多くの湖面利用者を見かけます。カヌー・カヤックよりSUPの方が多いかな。ガイドさんからまだまだ少ない方と聞きちょっとびっくりです。日差しが強くなってきましたので湖岸の木かげが清々しく快適です。

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新緑の景色を眺めつつ湖上の森林浴を楽しみます。新緑から差し込む木漏れ日がまぶしかったです。

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木々の緑、湖面の翠とグリーンの景色に囲まれてのパドリングが心地よいです。

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これぞ四万ブルーという鮮やかな色合いの湖面は見られませんでしたがそこそこ碧く見える場所がありました。まだ少し濁りがあるようです。竹井橋の近くまで戻ってくると多くの方々がSUPを楽しまれていました。ツアーの方々のようです。

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竹井橋を通過するとカヌーツアーもまもなく終わりです。SUPのツアーではトリックにチャレンジしていたのかな、ボードから落ちる音が周囲に響いていました。現在四万湖ではカヌー・カヤックで3社、SUPで10社の事業者がツアーを行っているそうです。以前に比べ湖面密度がだいぶ高くなりました。湖の規模に対して事業者の数が多いような気がしますがそれだけ需要、旨みがあるということなのかな。

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ダム右岸の出艇場所の付近は多くの方々で賑わっていました。個人での利用者も多かったです。この日も日差しが強かったですがテントを張っている人はさすがにいませんでした。ぐりーんぴーすさんの専用のカヌーポートに戻ります。

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青空のもときれいな新緑を満喫しつつカヌーツアーは終了です。ガイドさんいろいろとお世話になりました。

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事務所に戻りツアーで撮影した写真をいただきぐりーんぴーすさんを後にしました。きれいな写真を撮影いただき毎々ありがとうございます。またブログで使用させていただきます。

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小野上温泉のハタの湯に寄り、ヤオコー中之条店でビール、食料を調達してNAPiへ戻ります。午後はたっぷりと時間がありますのでまずはNAPiの森の散策です。

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どこの景色を切り取っても絵になるので構図に迷うのがNAPiの森です。

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場内の道路に沿って森林浴を楽しみながら新緑とヤマツツジの花を観賞します。

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適切に手入れがされた林内は清々しくとても心地がよいものです。

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場内の道路や林内を1時間ほど散策しサイトに戻りました。

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ハンモックに横たわり寛ぎます。ハンモックに揺られながら野鳥の鳴き声をBGMに木々の緑を眺めます。虫は少なかったのでバグプルーフネットは必要ありませんでした。蚊に刺されることもなかったです。メマトイが目障りだったかな。

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場内を散策しているときに道路の脇に自由に使える薪があるのに気がつきました。欲深い私はちょっと太めの薪をいただき焚き火を始めます。ものぐさな私は割ったり切ったりせずにそのままくべてしまいました。この薪が燃え尽きる頃には辺りはすっかり暗くなっていました。

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この日もキャンドルライトを灯しランタン代わりの明かりとします。夜の観賞用にちょうどいいので次回のキャンプにも持っていこっと。20時を過ぎる頃には残った薪を次々とくべ燃え盛る焚き火を堪能しました。

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焚き火の勢いのある炎を見るのも楽しいですが熾火の淡い炎をしっぽりと楽しむのもまた乙なものです。程よい気温のもと存分に焚き火を堪能しました。この二日間で10時間くらい焚き火をしていたかな。

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翌朝も野鳥の鳴き声で目覚めました。新緑を眺めながらのんびりと朝食を済ませます。NAPiでは今シーズンからチェックアウトの時間が1時間早まり11時となりました。少し早めに作業を始めたところ10時頃には片づけ終わりました。チェアで寛ぎコーヒーを飲みながら一息入れます。この2泊3日は天気にも恵まれ充実した時間を過ごすことができました。

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チェアを片づけオーナー夫妻にあいさつを済ませNAPiを後にしました。

今年のGWは昨春と同様にNAPiの森の新緑を楽しむことができてうれしかったです。記事の内容も昨春と同じような感じになりました。



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