11月19日（日）に草木湖（群馬県みどり市）で漕いできました。
草木湖は、渡良瀬川に位置する草木ダムのダム湖です。
19日の草木湖　天候：晴れ　気温：16℃くらい　貯水率：97.6%　貯水位：約453.3m

最近の週末は気温が低かったり、風が強かったりと私がカヤックで楽しむにはちょっと厳しい天候でした。11月12日は八ッ場あがつま湖で自艇の持ち込み利用が無料になるとのことで楽しみにしていましたが断念しました。19日は風が弱く気温が上がる予報でしたので湖に出かけてみることに。ほぼ満水の水を湛える奥利根湖、草木湖のどちらに行こうか迷いましたが、奥利根湖は雲が多そうな感じでしたので草木湖に行ってみました。色づきが遅いモミジの紅葉が残っていれば紅葉カヤックが楽しめそうでした。



風がちょっと強い場面がありましたが青空のもと紅葉カヤックを楽しむことができました。

いつもと同じく草木公園ボート乗り場からの出艇です。公園に到着後、駐車場で艇を組み立てます。公園のモミジの紅葉が最盛期を迎えていました。紅葉を眺めながら水際に艇を運び準備を整え出艇しまーす。



10月の下旬に訪れたときと同じようなコースをたどります。ますは上流方面に向かい東宮橋の手前にある紅葉がきれいな場所を目指します。湖の周辺の紅葉はほぼ終わっているかなと思っていましたが思いのほか残っていました。時折、強い追い風に背中を押されます。艇が回転しパドリングがしづらいため流されながら進みます。



きれいに色づいたモミジの紅葉を見ることができました。私が思う草木湖の紅葉の見所の一つです。奥に見えているのが東宮橋です。



湖面に張り出すモミジの樹枝を見上げたり、くぐったりしながら湖上の紅葉見を楽しみます。満水に近い湖ならではの楽しみ方です。東宮橋の手前で折り返します。



東宮橋を背にして右岸の山々を見渡します。標高約1000mの稜線付近の紅葉は終わっていますが中腹から湖畔にかけては紅葉した木々をまだ見ることができます。



右岸に沿って戻ります。青空に色づいた木々、真っ赤なモミジが映えます。



モミジの樹枝をくぐりながら進みます。モミジの紅葉を下から見上げ観賞します。下から見ると光の透過により色彩が一層引き立ちきれいです。



草木橋を眺めつつ紅葉がきれいな入り江に寄ったりしながら草木公園を通過し下流方面に向かいます。



富弘美術館に近い湖面から山間に冠雪した男体山を見ることができました。



支川の横川がある入り江に向かっていると噴水装置がちょうど稼働しました。少し離れた場所から白い水柱を眺めます。



横川がある入り江に入ります。陽光が大きな雲に遮られてしまったため水辺の階段に艇を寄せ一息入れます。



日差しが戻ったので入り江の奥へ進みます。この日はロープが張られていなかったため最奥まで行けそうです。湖岸を彩る紅葉を観賞し、横川の清流の様子を見て戻ります。



入り江から展けた湖面へ戻ります。対岸の山々は人工林が多く分布しています。夏場はほとんど目立ちませんがこの季節の山肌は針葉樹と広葉樹により斑模様になります。



左岸に沿って上流方面へ進みます。この時間帯は風が収まり湖面が穏やかになりました。湖岸の紅葉や草木橋のリフレクションがきれいでした。



草木橋を見上げながら左岸から右岸へ移動します。この角度から見るトラス橋もなかなか優美です。



草木橋を右岸から眺め出艇場所に戻りました。ゲートの先が駐車場です。満水に近いと艇の運搬距離が短くて済みますので助かります。



漕ぎマップ。北側は東宮橋まで、南側は草木ドライブインの近くまで漕ぎました。横川がある入り江にも入ってみました。




駐車場に戻り艇を片づけます。今シーズンのカヤックはこれで最後になりそう、しばらくは物置部屋での保管となりますので船体布のデッキ部分に保護剤を塗布しておきました。今シーズンはファスナーを補修したのでもうしばらくは使えそうかな。船体布を乾かしている間、公園のモミジの紅葉を堪能しました。



草木湖の紅葉は全体的に終わりかけかなと思いながら訪れましたが思いのほか残っており紅葉見を楽しむことができてよかったです。

余談ですが～

お気に入りの雑誌「カヌーワールド」のVol.27が11月21日（火）に発売されます。私のお気に入りの湖である八ッ場あがつま湖が「CW厳選! フィールドガイド」で紹介されているので読むのが楽しみです。早速買ってこよっと。