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~湖上の景色に誘われて♪~

カヤック・SUPから眺めた湖上の景色を備忘録としてひっそりと綴っています

秋冷の中禅寺湖

   

10月8日(日)に中禅寺湖(栃木県日光市)で漕いできました。
8日の中禅寺湖 天候:くもり 気温:11℃くらい 水位:約1272.7m(中禅寺ダム)

10月の3連休は私がカヤックを楽しむには天候が今一つの予報でした。7日は晴れるものの風が強い感じ、8日は風は収まりそうだけど雲が多い感じ、9日はやや強めの雨の感じ・・・、青空は期待できないけど8日は何とか楽しめそう。紅葉にはまだ早いですが中禅寺湖に出かけてきました。6月に中禅寺湖を訪れたとき湖の西側の浜辺を巡りつつ浜辺からの景色を楽しみました。岸釣りが遊魚期間外となる9月20日以降に湖の東側で同様の浜辺巡りをしてみたいと思っていました。中禅寺湖では秋になっても水位が少し下がっていますので入り江の奥まった場所に浜辺が現れていそうでした。

秋冷の中禅寺湖


雲が多い空模様でしたが穏やかな湖面で浜辺巡りを楽しむことができましたニコニコ


いつもと同じく中禅寺湖畔ボートハウスから出艇します。朝は明るくなるのが遅くなってきたため少しゆっくりめに自宅を出発しました。7時前には到着でき湖畔沿いに駐車することができました。湖面を見渡すと穏やかで青空も見えていい感じ。菖蒲ヶ浜方面に目を向けると気嵐を見ることができました。このときの気温は3℃と少し冷え込んでいました。湖水はそれほど冷たくはなかったです。

秋冷の中禅寺湖秋冷の中禅寺湖


浜辺の近くで艇を組み立てます。組み立て始めはちょっと寒かったですが組み立て終わる頃にはほどよく身体が温まります。汗をかかずに済みますので艇の組み立てはこれくらいの気温がちょうどいいです。水際に艇を運び準備を整え出艇しまーす。

秋冷の中禅寺湖


中禅寺湖の概略図、この日は東側の湖面の浜辺を反時計回りで巡ります。

秋冷の中禅寺湖


まずは対岸の松ヶ崎の標柱を目指して進みます。湖の真ん中あたりで手を休め周囲の景色を見渡します。奥日光の標高の高い山々は冠雪していました。6日に雪が降ったようです。

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松ヶ崎に到着です。禁漁区境界柱と表示された標柱の左側へ進みます。日光白根山(2578m)の山頂付近はそこそこ積雪があったようで冬山のような景色になっていました。

秋冷の中禅寺湖


松ヶ崎から南岸に沿って進みます。湖畔の木々は色づき始めといったところです。最初の浜辺が見えてきました。松ヶ崎と大日崎の中間に位置する大日和田と呼ばれる入り江です。

秋冷の中禅寺湖秋冷の中禅寺湖


砂浜の浜辺で艇が寄せやすかったです。左の岬が松ヶ崎、対岸は菖蒲ヶ浜です。

秋冷の中禅寺湖


大日和田を後にして大日崎を通過します。岬では大日如来像を見ることができます。次の浜辺が見えてきました。大日崎と上野島の中間に位置する勇助和田と呼ばれる入り江です。

秋冷の中禅寺湖秋冷の中禅寺湖


ごつごつとした石が多い浜辺でした。釣りをされる方が片づけたのかな、一か所だけ石が避けてあり艇が寄せやすい場所がありました。男体山(2486m)を背景に。男体山は冠雪していなかったです。

秋冷の中禅寺湖


上野島を一周して次の浜辺へ向かいます。小島があるとついつい回ってみたくなってしまいます。冠雪した奥日光の山々を背景に。

秋冷の中禅寺湖


色づき始めた木々を観賞しながら阿世潟へ向かいます。上野島の先にちょっとした入り江があり浜辺が見えましたので艇を寄せます。

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とくに見所がなかったため写真だけ撮って移動します。左奥の小島が上野島です。

秋冷の中禅寺湖


男体山と上野島を眺めながら阿世潟の浜辺に近づきます。阿世潟は遠浅の地形のため広い浜辺が現れていました。

秋冷の中禅寺湖秋冷の中禅寺湖


男体山を眺めつつちょっと長めの休憩です。浜辺では野生動物の足跡が目につきました。

秋冷の中禅寺湖


林内を少し散策してみます。ブリッジをするミズナラの木が印象的です。奥の方にはシカの親子を見かけました。

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阿世潟から八丁出島までの間には浜辺が点在しています。浜辺からの見える景色が少しずつ変わりそうでしたので順に巡ってみました。阿世潟と小寺ヶ崎の中間に位置する浜辺に艇を寄せます。

秋冷の中禅寺湖


男体山を正面に見ることができました。男体山を眺めるのには絶好のポジションです。

秋冷の中禅寺湖


浜辺が描くカーブがきれいです。水位が上がったときは浜辺のほとんどが水没してしまいそう。

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小寺ヶ崎に近い浜辺に移動します。傾斜がちょっとありますので浜辺は狭めです。

秋冷の中禅寺湖秋冷の中禅寺湖


小寺ヶ崎を通過します。小寺ヶ崎と寺ヶ崎の間の入り江に入ります。この浜辺からは奥日光の山々と男体山、八丁出島が見渡せました。

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寺ヶ崎を通過し狸窪へ向かいます。岬から冠雪した奥日光の峰々を望みます。遊覧船が上野島の近くを航行していました。

秋冷の中禅寺湖


八丁出島に沿って進みます。まだまだ緑葉が目立ちますがなかには色づいた木々を見ることができました。狸窪の浜辺に近づきます。

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男体山と八丁出島の景色を楽しめます。この浜辺は紅葉が最盛期になると多くのカメラマンでにぎわいます。

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狸窪も遠浅の地形のため広い浜辺が現れていました。

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狸窪と砥沢の間にちょっとした浜辺がありましたので艇を寄せます。奥日光の山々と八丁出島、男体山が見渡せます。

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冠雪した奥日光の峰々を望みながら砥沢へ向かいます。紅葉には早かったですが雪山の景色を見られてラッキーでしたニコッ

秋冷の中禅寺湖


イタリア大使館別荘記念公園の浜辺に艇を寄せます。こちらの山々は色づきが比較的早く進んでいました。斜面の向きによるのかな。

秋冷の中禅寺湖


ごつごつとした石が多い浜辺です。船体布を損傷しないように気をつけます。公園のトイレをお借りして休憩です。

秋冷の中禅寺湖


イタリア大使館別荘記念公園、英国大使館別荘記念公園を眺めながら歌ヶ浜へ向かいます。

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歌ヶ浜といっても浜辺はほとんどありません。カヤックの出艇場所となる小さな浜辺に久しぶりに寄ってみました。

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歌ヶ浜で浜辺巡りは終わりです。歌ヶ浜を後にしてボートハウスに戻ります。お腹が空いたので最短となるルートを進みます。途中、遊覧船が近づいてきましたの湖岸に寄って待機します。ボートハウスの周辺では多くの方がカヤックを楽しまれていました。気温は下がってきましたがSUPの方もそこそこいました。

秋冷の中禅寺湖秋冷の中禅寺湖


漕ぎメーター。漕いだ距離は約15km、出発から到着までの時間は4時間弱でした。11の浜辺に寄り写真を撮影し、林内を散策している時間を含んでいますのでパドリングしていた時間は2時間30分から3時間といったところかな。全体的に穏やかな湖面でしたのでそこそこのスピードで進むことができました。歌ヶ浜からボートハウスは追い風に乗って帰ってきましたので思いのほか早かったです。

秋冷の中禅寺湖


漕ぎマップ。ボートハウスを出艇してから松ヶ崎、大日和田、大日崎、勇助和田、上野島、阿世潟、小寺ヶ崎、寺ヶ崎、八丁出島、狸窪、砥沢、歌ヶ浜の順で巡りました。中禅寺湖の東半分を周回した感じです。




今回の漕ぎ度は「6」です(MAXは10)。全体的に穏やかな湖面でのパドリングでしたので疲れは少なめでした。気温もちょうどよく快適に過ごすことができました。雲が多めの空模様でしたが中禅寺湖の東側の湖面の浜辺巡りを楽しみました。

浜辺で艇を分解します。船体布を乾かしている間に昼食です。カップラーメンとホットコーヒーがさらにおいしく感じる季節になってきました。日差しがなく気温が低めのことがあり船体布はちょっと乾きづらかったです。片づけを済ませ中禅寺湖を後にしました。中禅寺湖の浜辺巡り、西側、東側ともにいろいろな景色を見ることができなかなか楽しかったですニコニコ

10月の中旬となりこれから一か月ほどいろいろな湖で紅葉が見頃を迎えます。ただ今年は気温が高いことがあり見頃の予測が難しそう。また、私が出かけることが多いダム湖では貯水位が下がっている湖が多く、見映えが今一つの感じです。10月末から11月の上旬頃までにそこそこ水位が上がってくれるとうれしいな。



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