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~湖上の景色に誘われて♪~

カヤック・SUPから眺めた湖上の景色を備忘録としてひっそりと綴っています

盛夏の吾妻二湖巡り

   

8月8日(月)に四万湖(しまこ、群馬県吾妻郡中之条町)、八ッ場あがつま湖(群馬県吾妻郡長野原町)で漕いできました。四万湖は四万川に位置する中之条ダムのダム湖、八ッ場あがつま湖は、吾妻川に位置する八ッ場ダムのダム湖です。

6月27日に関東甲信地方が梅雨明けしました。その後の週末は雨が降ったり、気温が高すぎたりと湖に出かけるには今一つの天気が多かったです。また晴れていても雨の影響で水が濁っていることがあり7月は湖で漕ぐことはありませんでした。6月の赤城大沼でのパドリング以来ちょっと時間が空きましたのでどこかの湖に行きたいなぁと思っていたところ気になる案内を目にします。「8月8日は八ッ場の日!八ッ場の日限定で自艇持ち込み利用を無料開放します」とのことでしたので行先は八ッ場あがつま湖になりました。八ッ場ダムは7月~10月5日が洪水期となるためこの期間は貯水位が低くなっています。満水位より約30m下がった水面から眺める景色も興味深かったためちょうどよい機会でした。

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8日は真夏日の予報です。また湖を移動してのパドリングとなりますので準備、片づけが容易なSUPを持って出かけました。


八ッ場あがつま湖での自艇持ち込みの受付時間は9時30分~12時までの30分毎です。その前に一漕ぎできそうでしたので四万湖に寄ってみました。最近の四万湖の週末は混雑しておりちょっと行きづらい感じです。この日は月曜日ですので早い時間帯なら空いていそうです。

中之条ダムに到着後、駐車場でボードに空気を充填します。ダムの天端を渡り水辺へ移動し、準備を整え出発しまーす。中之条ダムに到着したとき湖は霧に包まれていましたが湖上に出たときはほとんど消えていました。風はなく湖面はとても穏やかです。竹井橋を眺めながら湖の奥へと進みます。

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竹井橋を過ぎると両岸が狭まってきます。谷間は霧が残っており霧の中でのパドリングを楽しむことができました。

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谷間から湖面が展けた場所へ出ると水中からブクブクと気泡が立っているのが見えました。しばらく眺めていると音を立てながら枯葉の塊が水中から浮いてきました。四万湖では時々見る光景です。枯葉は腐っていますのでちょっとした悪臭が漂います。。水中からまとまった気泡が立っている場所には近づかないのが無難です。展けた湖面を抜け上流へ向かいます。

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30分ほどのパドリングで四万川の河原に到達です。雲が多かったこともあり涼しくて快適です。あまりのんびりとしている時間はありませんのですぐに折り返します。

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川の流れに乗って戻ります。前日雨が降ったのかな、湖岸の所々で水が流れているのが見えました。

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湖上には霧がうっすらと漂い水面には周囲の景色がきれいに映ります。こういった情景でのパドリングはとても心地がよいものですニコッ

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平日の午前中の早い時間帯でしたので湖上は静寂に包まれていました。私以外に湖面利用者はいませんでしたので心行くまでこの景色を堪能していました。

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展けた湖面から湖岸が狭まった場所へ入ると木々の合間から射し込む光芒を見ることができました。雲が多かったので見られないかなと思っていましたがラッキーでしたニコニコ。この時季の早い時間帯ならではのお楽しみの景色です。

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竹井橋の上流の左岸には新たにキャンプ場が設けられていました。ここは木々の合間から放射状に射し込む光芒がきれいに見える場所でしたが樹木が伐採されてしまいましたので以前の美しい光景は見ることができなくなってしまいました。。

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雲は晴れ青空がだんだんと広がってきました。竹井橋を眺めながら出発場所へ戻ります。

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めずらしく湖上にいる間はどなたともお会いすることがなかったです。静穏な湖面、静寂な湖上でパドリングを楽しみました。

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駐車場に戻りSUPを片づけます。いつもは汚れを落とし乾燥させてから収納しますが、この日は次がありますので空気を抜いた後、ボードを丸めて車両に積み込み四万湖を後にしました。

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中之条ダムから八ッ場ダムへ移動します。八ッ場あがつま湖の出発場所は八ッ場林ふるさと公園です。公園に到着後、駐車場で汗を流しながらボードに空気を充填します汗。予約した時間になりましたので駐車場の奥のパドル屋さんで湖面利用の受付を済ませます。

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湖面への進入口にボードを運び進入路に入ります。進入口から水面までは長い下り坂です。ボードを運ぶのにキャリーストラップが役立ちました。

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水際にボードを運び準備を整え出発しまーす。まずはダム堤体方面へ向かいます。

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この日は自艇持込での湖面利用に際して八ッ場の日限定のルールが定められていました。通常は単独では湖面に出られないルールですがこの日は複数艇が湖面にいることを想定し単独でも湖面に出られるようになっていました。また、湖面利用できる範囲として水陸両用バスの航路を妨げないように不動大橋よりダム側の下流方面には進入できないとのことでした。

まずは気になっていた不動の滝へ向かいます。公園がある左岸から右岸へ移動します。この日の八ッ場ダムの貯水位は約554.4m、貯水率は約95%でした。満水位は583mですのでこの日の水面は満水から29mほど下がっています。滝がある場所に近づいてみましたが洪水期はカヌー・カヤック、SUPで不動の滝へ行けないことがわかりました。

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不動大橋を見上げつつ上流方面へ進みます。八ッ場あがつま湖の見所の一つである八ッ場の森は不動大橋の下流に位置しますのでこの日は行くことができませんでした。

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正面に丸岩を眺めながら次の目的地へと向かいます。右手に見える石積みの上が公園です。

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水位が下がった八ッ場あがつま湖では以前使われていたJR吾妻線のトンネルが見られるとのことで興味がありました。トンネルは出発場所と丸岩大橋の中間辺りにありました。

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Y字形の橋脚が特徴の丸岩大橋が見えてきました。満水位のときは橋脚の▽の中をカヌー・カヤック、SUPで通過することができます。

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この日の貯水位では丸岩大橋から約2km上流にある長野原めがね橋の付近まで漕ぐことができるとのことでした。暑いのと風がでてきたため上流方面へはいかずに丸岩大橋で折り返しました。八ッ場湖の駅「丸岩」の脇にある沢の様子を見て出発場所へ戻ります。

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不動大橋の近くまで戻ってきました。水位が下がった水面から見上げる橋りょうは満水のときに見る橋りょうとは異なる趣があり興味深かったです。

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出発場所に到着です。1時間30分ほどのパドリングを楽しみました。進入路を休憩しながら上ります。炎天のもとボードを担いでの長い上り坂は運動不足の身体にこたえました汗

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駐車場に戻りSUPを片づけます。強い日差しのもとボードは短時間で乾きました。八ッ場林ふるさと公園を後にして不動の滝へ向かいます。湖上からは滝を見ることができなかったため不動大橋から眺めてみました。洪水期は湖上から滝を見られないことがわかりました。

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不動大橋から八ッ場あがつま湖を眺め八ッ場ダムを後にしました。左が上流方面、右が下流方面です。そうそう、この日の夜、八ツ場あがつま湖グリーンフェスティバルのイベントで湖面のライトアップが行われたそうです。12艇のカヌーがLEDライトをけん引しながら暗闇の湖面を幻想的に照らしたとのことです。時間があれば見てみたかったな。

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洪水期に貯水位が下がるダム湖では湖上に木かげなどの日かげはほとんどありません。日差しがあり気温が高い場合は熱中症や日焼け対策に日よけがあると便利です。SUPに乗る際に日よけとして菅笠がよさそうと思っていました。菅笠で検索していたところ「笠帽子」という気になる商品がありました。早速購入して今回のパドリングで使用してみました。笠は大きめなサイズでしたので日よけの効果は抜群でした。また軽量ですのでパドリングに支障となることはありませんでした。見た目も違和感がなさそうですので暑い季節にSUPに乗る際に活躍しそうです。

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