菅沼の透明度
9月14日(土)に菅沼(群馬県片品村)で漕いだ際に、湖の透明度を測ってみました。
菅沼は全国有数の透明度を誇り、本州では一番の透明度の湖とのことです。約13mの透明度があるようです。理科年表によれば、国内で菅沼より透明度が高い湖は、すべて北海道にあるようです。んー、透明度の高い湖に憧れます。

これまでも水が澄んだ湖を漕いで水中をのぞいていますが、透明度が高いといわれてキレイとは感じますがぴんとこないのが実情です。水深が浅く湖底が見える範囲では実感できますが、水深が深い場所では見える対象物がありませんので、水の色しか確認することができません。
そこで、透明度が高いといわれる菅沼で、実際に体験してみることに。
菅沼は全国有数の透明度を誇り、本州では一番の透明度の湖とのことです。約13mの透明度があるようです。理科年表によれば、国内で菅沼より透明度が高い湖は、すべて北海道にあるようです。んー、透明度の高い湖に憧れます。
これまでも水が澄んだ湖を漕いで水中をのぞいていますが、透明度が高いといわれてキレイとは感じますがぴんとこないのが実情です。水深が浅く湖底が見える範囲では実感できますが、水深が深い場所では見える対象物がありませんので、水の色しか確認することができません。
そこで、透明度が高いといわれる菅沼で、実際に体験してみることに。
【測定用具(セッキー板)の作製】
まずは、透明度を測定する用具の準備です。
透明度の測定は、セッキー板と呼ばれる白色で直径が30cmの円形の板を水中に沈めて板が見えなくなる深さを測るようです。専用の測定用具が市販されていますので探してみると・・・、ヒョエー
、私にとってはハイクラスのパドルのお値段でした。となれば、単純な測定用具のようでしたので、自作してみることに。
Webで検索すると作り方をすぐに見つけることができました。湖の透明度の測定は、小学生の夏休みの自由研究の題材として取り上げられていました~w
作り方を参考に早速取りかかります。
まずは、材料をそろえます。行きつけのホームセンターへGO
セッキー板はアクリル板がよさそうでしたが、販売されているのはどれも長方形なので、円形への加工が必要になります。そして、ちょっと高価!本格的な用具は求めていませんので、アクリル板は断念しました。。
そこで、セッキー板に適した品物を物色します。鉢皿、トレイ、プラ皿、バケツのフタ・・・、どれも縁が曲がっていて立体的になっています。長々と店内をうろついているとよい品物に巡り合えました。
それは・・・・・
「つけもの容器の押し蓋」ww
材質、サイズ、形状は申し分ありません。表面が波型になっていますがまあ問題はないでしょう。カラーはアイボリー・・・、セッキー板は白色とされていますので、塗装すれば使えそう。何といっても3点の穴が開いているのが魅力的、穴開け加工の必要がありません。
よい材料を安価で入手することができました
。ほかには、計測用のロープ、おもり、目盛用のビニールテープなど。

アイボリーの押し蓋に白色をカラーリングしてセッキー板に仕立てます。塗料を吹き付けるだけの作業ですが、ちょっと斑になってしまいました。ま、気にしない~w


そして、セッキー板の上下にロープを取り付け、計測用のロープ、おもりと結束します。結束といってもそれぞれをカラビナでまとめただけでーす。全体的なバランスもまずまずです。この作業は30分ほどでした。
写真のおもりでは軽すぎましたので、実際に沈めるときには、250号(約940g)のおもりを使用しています。


計測用のロープには、黒色のビニールテープで10cmごとの目盛、赤色のビニールテープで1mごとに目印を付けておきます。菅沼の透明度は約13mとのことでしたので、余裕をみて16mまでビニールテープを巻いておきます。この作業がもっとも手間を要しました。

とってもシンプルですが、以上で完成でーす。材料代は専用の測定用具の価格の約1/10の費用で済みました。ま、簡易の測定用具なので。
【透明度の測定】
初めて使用するため、まずは水深の浅いところで試してみます。板の水平、沈み具合はイイ感じですので大丈夫そうです。

お借りしたカヤックで測定をしてみようと思いましたが、慣れない艇で不安定なことから、ガイドさんのカナディアンカヌーに乗せていただきました。ガイドさんには同乗をお願いして手助けをしていただきました。お付き合いをいただきましてありがとうございました。
水深がそこそこ深い場所、艇が安定しやすいように水面が穏やかな場所に案内をしていただけました。湖岸からは50mくらい離れた場所で測定してみます。

それでは、セッキー板を沈めてみます。

5m ・・・・・ くっきり見えます。
10m ・・・・・ まだまだはっきりと見えます。
13m ・・・・・ 十分見えます。
このあたりからはドキドキしながら、ゆっくりとセッキー板を下げていきます。
15m ・・・・・ 少しぼやけましたが、確認できます。
15.5m ・・・・・ 私の視力ではここが限界でした。
ガイドさんは確認できたそうですので、さらにセッキー板を下げてみます。
16m ・・・・・ まだ見えるそうです!
しかしながら、計測ロープの目盛はここまで。目盛がたりませんでした。ということで測定終了~。
ここでの透明度は約16mということになりますね。この深さまで見えるとはちょっと驚きました。それだけ水が澄んでいるということなんですね。んー、よい体験ができました
。
ここで測定した透明度は、一ヶ所での測定であること、自作の簡易な用具を用いていること、ロープの伸びの誤差があることなどからあくまで目安ということで。透明度は季節や気象条件などによって値が大きく変化するそうです。また、目視で計測するため、個人誤差が発生しやすいそうです。
用具は湖底へ沈むことなく無事回収することができました。計測用ロープに巻いたビニールテープも剥がれることはありませんでした。
用具が回収できましたので、機会があったら透明度の高そうな湖で測ってみようかな。本栖湖、奥四万湖あたりが興味深いです。その前に、ガンネルからのりだしたときに転覆しないようにボイジャーで安全に測定できる方法を検討する必要がありそうです。
ちょっと遅い夏休みの自由研究?でしたw
『菅沼は 驚くほどの 透明度』
それでは、連休の天気予報をチェックしつつ、今日はこれまで!!
まずは、透明度を測定する用具の準備です。
透明度の測定は、セッキー板と呼ばれる白色で直径が30cmの円形の板を水中に沈めて板が見えなくなる深さを測るようです。専用の測定用具が市販されていますので探してみると・・・、ヒョエー

Webで検索すると作り方をすぐに見つけることができました。湖の透明度の測定は、小学生の夏休みの自由研究の題材として取り上げられていました~w
作り方を参考に早速取りかかります。
まずは、材料をそろえます。行きつけのホームセンターへGO

セッキー板はアクリル板がよさそうでしたが、販売されているのはどれも長方形なので、円形への加工が必要になります。そして、ちょっと高価!本格的な用具は求めていませんので、アクリル板は断念しました。。
そこで、セッキー板に適した品物を物色します。鉢皿、トレイ、プラ皿、バケツのフタ・・・、どれも縁が曲がっていて立体的になっています。長々と店内をうろついているとよい品物に巡り合えました。
それは・・・・・
「つけもの容器の押し蓋」ww
材質、サイズ、形状は申し分ありません。表面が波型になっていますがまあ問題はないでしょう。カラーはアイボリー・・・、セッキー板は白色とされていますので、塗装すれば使えそう。何といっても3点の穴が開いているのが魅力的、穴開け加工の必要がありません。
よい材料を安価で入手することができました

アイボリーの押し蓋に白色をカラーリングしてセッキー板に仕立てます。塗料を吹き付けるだけの作業ですが、ちょっと斑になってしまいました。ま、気にしない~w
そして、セッキー板の上下にロープを取り付け、計測用のロープ、おもりと結束します。結束といってもそれぞれをカラビナでまとめただけでーす。全体的なバランスもまずまずです。この作業は30分ほどでした。
写真のおもりでは軽すぎましたので、実際に沈めるときには、250号(約940g)のおもりを使用しています。
計測用のロープには、黒色のビニールテープで10cmごとの目盛、赤色のビニールテープで1mごとに目印を付けておきます。菅沼の透明度は約13mとのことでしたので、余裕をみて16mまでビニールテープを巻いておきます。この作業がもっとも手間を要しました。
とってもシンプルですが、以上で完成でーす。材料代は専用の測定用具の価格の約1/10の費用で済みました。ま、簡易の測定用具なので。
【透明度の測定】
初めて使用するため、まずは水深の浅いところで試してみます。板の水平、沈み具合はイイ感じですので大丈夫そうです。
お借りしたカヤックで測定をしてみようと思いましたが、慣れない艇で不安定なことから、ガイドさんのカナディアンカヌーに乗せていただきました。ガイドさんには同乗をお願いして手助けをしていただきました。お付き合いをいただきましてありがとうございました。
水深がそこそこ深い場所、艇が安定しやすいように水面が穏やかな場所に案内をしていただけました。湖岸からは50mくらい離れた場所で測定してみます。
それでは、セッキー板を沈めてみます。
5m ・・・・・ くっきり見えます。
10m ・・・・・ まだまだはっきりと見えます。
13m ・・・・・ 十分見えます。
このあたりからはドキドキしながら、ゆっくりとセッキー板を下げていきます。
15m ・・・・・ 少しぼやけましたが、確認できます。
15.5m ・・・・・ 私の視力ではここが限界でした。
ガイドさんは確認できたそうですので、さらにセッキー板を下げてみます。
16m ・・・・・ まだ見えるそうです!
しかしながら、計測ロープの目盛はここまで。目盛がたりませんでした。ということで測定終了~。
ここでの透明度は約16mということになりますね。この深さまで見えるとはちょっと驚きました。それだけ水が澄んでいるということなんですね。んー、よい体験ができました

ここで測定した透明度は、一ヶ所での測定であること、自作の簡易な用具を用いていること、ロープの伸びの誤差があることなどからあくまで目安ということで。透明度は季節や気象条件などによって値が大きく変化するそうです。また、目視で計測するため、個人誤差が発生しやすいそうです。
用具は湖底へ沈むことなく無事回収することができました。計測用ロープに巻いたビニールテープも剥がれることはありませんでした。
用具が回収できましたので、機会があったら透明度の高そうな湖で測ってみようかな。本栖湖、奥四万湖あたりが興味深いです。その前に、ガンネルからのりだしたときに転覆しないようにボイジャーで安全に測定できる方法を検討する必要がありそうです。
ちょっと遅い夏休みの自由研究?でしたw
『菅沼は 驚くほどの 透明度』
それでは、連休の天気予報をチェックしつつ、今日はこれまで!!