新緑の八ッ場あがつま湖
5月3日(土)に八ッ場あがつま湖(群馬県長野原町)で漕いできました。
八ッ場あがつま湖は、吾妻川に位置する八ッ場ダムのダム湖です。
3日の八ッ場あがつま湖 天候:晴れ 気温:22℃くらい 貯水率:98.2% 貯水位:約582.4m
GWは奥利根湖やならまた湖で残雪の景色を眺めながらカヤックを漕ぎたいなと思っていましたが積雪が多かったため管理用道路等の一般開放は例年より遅れGW明けになるとのことで期待はかないませんでした。GWの時節は新緑が鮮やかになる湖が多いため新緑の景色が楽しめそうな湖に出かけてみることにしました。久しぶりに白砂川の新緑を見たいと思い八ッ場あがつま湖に出かけてみることに。八ッ場あがつま湖でカヌー・カヤック、SUPを持ち込んで湖面利用をする場合、事前にメールでの申し込みが必要です。持込み艇の受入日を確認して数日前に申し込みをしておきました。

前日の雨の影響が気がかりでしたが、青空のもと新緑の景色、八ッ場グリーンの湖面でのパドリングを満喫できました
。
八ッ場あがつま湖は、吾妻川に位置する八ッ場ダムのダム湖です。
3日の八ッ場あがつま湖 天候:晴れ 気温:22℃くらい 貯水率:98.2% 貯水位:約582.4m
GWは奥利根湖やならまた湖で残雪の景色を眺めながらカヤックを漕ぎたいなと思っていましたが積雪が多かったため管理用道路等の一般開放は例年より遅れGW明けになるとのことで期待はかないませんでした。GWの時節は新緑が鮮やかになる湖が多いため新緑の景色が楽しめそうな湖に出かけてみることにしました。久しぶりに白砂川の新緑を見たいと思い八ッ場あがつま湖に出かけてみることに。八ッ場あがつま湖でカヌー・カヤック、SUPを持ち込んで湖面利用をする場合、事前にメールでの申し込みが必要です。持込み艇の受入日を確認して数日前に申し込みをしておきました。

前日の雨の影響が気がかりでしたが、青空のもと新緑の景色、八ッ場グリーンの湖面でのパドリングを満喫できました

出艇場所となる八ッ場林ふるさと公園に到着後、駐車場の片隅で艇を組み立てます。駐車場の奥にあるパドル屋さんで受付を済ませ、利用料(安全管理協力金)の3,300円を支払います。利用料には笹湯の当日利用券1名分が付いています。湖面への進入口に艇を運びゲートを開け進入路に入ります。


水際に艇を運び準備を整え出艇しまーす。雨の影響による水の濁りが気になっていましたが濁りはほとんどなかったです。湖の中ほどに移動し周囲の景色を見渡します。こちらは堤体方面の様子、正面の橋は不動大橋です。


こちらは上流方面の様子、山々の新緑がきれいです。正面に見えているのは丸岩です。この日は湖面の色が鮮やかでした。八ッ場グリーンといわれている色でターコイズに近い色合いです。昨年のGWに八ッ場あがつま湖を訪れた際に見た色でこの色の湖面でパドリングをしてみたいと思っていました。この日は白砂川の新緑を見た後、不動の滝、八ッ場の森へ向かう予定ですのでまずは上流方面へ進みます。

丸岩大橋が見えてきました。Y字形の橋脚が特徴の橋りょうです。貯水位が高いため柱は水面下にありV字の部分だけが見えています。遠方で雪が残る峰々は嬬恋方面に位置する山々です。

右岸には丸岩(標高1124m)と標高約1200mの峰々が連なっており雄大な景色が広がります。山肌を彩る新緑がきれいです。

丸岩大橋はあえてV字の狭窄箇所を通過します。貯水位が高くなければできない楽しみで八ッ場あがつま湖でパドリングをするときの醍醐味の一つです。


丸岩大橋の上流の左岸側は鮮やかな新緑が山肌を彩ります。右岸はなだらかな稜線の山々が連なっています。


丸岩をズームで。こちらの角度から眺めると木々が髪、岩肌が額に見え何となく人の頭部に似ているなと感じました
。

立ち枯れの木々が水面に現れている場所では木々の合間を縫ってスラローム漕行で進みます。丸岩大橋から上流へ2kmほど進むと三つのアーチ橋が見えてきます。手前はJR吾妻線の第三吾妻川橋梁、奥は国道145号の長野原めがね橋です。


右手に長野原めがね橋、左手に懸崖の岩肌を眺めながら進みます。岩肌を彩る新緑がきれいです。

長野原めがね橋越しに雪が残る峰々を見ることができました。方角的に草津方面に位置する山々のようです。

アーチ橋を過ぎると正面にJR吾妻線の長野原草津口駅が見えてきます。駅を過ぎ長野原駅前大橋が見えてくると湖面の色合いが少しミルキーがかってきました。


長野原駅前大橋から少し進み吾妻川と白砂川の出合いに到達です。湖面の色合いは翡翠色や青磁色に近い感じです。

赤い琴橋が架かっているのが本川の吾妻川でエクストラドーズド橋の長野原諏訪大橋が架かっているのが支川の白砂川です。出合いから右へ分岐する白砂川方面へと進みます。


白砂川に入ってすぐの場所でした。たくさんの浮遊物が湖面を被っていました・・・。木くずやプラスチックのボトル、発泡スチロールといった小形で軽量な浮遊物でしたのでパドルで掻き分け進みます。一旦浮遊物のゾーンを抜けますが奥にはさらに広い浮遊物のゾーンがありました
。流木が多く尖っている木が目に入ります。無理に進入すると船体布が損傷しそうでしたので奥には進まず引き返します。せっかくここまで来ましたが白砂川の新緑が見られず残念でした。。


吾妻川と白砂川の出合いを後にして漕いできたルートを戻ります。気温はそこそこ上がってきましたが少し風があるため暑くもなく快適なパドリングで進みます。

JR吾妻線の第三吾妻川橋梁は鋼・コンクリート複合アーチ構造でアーチ基部を鉄筋コンクリート部材、中間のアーチリブをコンクリートを充填した鋼管で構成されためずらしい形式です。アーチリブがスレンダーで美しい形式の橋りょうです。車両が通過している景色を撮影したいと思いしばらく待ってみましたが電車はきませんでした。。吾妻線は1時間に2本程度の運行のようです。

丸岩大橋まで戻ってきました。右岸は急峻な岩肌の斜面が連なり迫力がある景色が広がります。右岸の地中には川原湯トンネルがありJR吾妻線が走行しています。

行きは左岸側のV字の狭窄箇所を通りましたので帰りは右岸側のV字の狭窄箇所を通ります。丸岩大橋は縦断勾配があるため左岸側に比べ右岸側の壁の間隔が広くなります。ちなみにV字のコンクリートの壁の厚さは3mあります。


右岸側から丸岩大橋を見上げます。橋が描くカーブ、橋脚のY字形のラインが美しくここから眺める景色がお気に入りです
。

青空、新緑、八ッ場グリーンの湖面と相まって見応えのある光景を楽しめました
。

湖の駅丸岩の少し先に浅瀬がある場所がありました。水際に艇を寄せ小休止です。この日は早めに笹湯へ行きたかったため昼食休憩はとらずに目的地を巡る予定です。小腹が空いたのでお菓子やパンでエネルギー補給です。先日福島に出かけた際、お土産に「ままどおる」と「柏屋薄皮饅頭」を買ってきました。お土産の残りがこの日の甘いおやつにちょうどよかったです。


浅瀬から見る丸岩大橋、王城山、雪が残る峰々は草津方面に位置する山々です。浅瀬では透明、水深が深くなるにつれ八ッ場グリーンが濃くなっていく湖面の色合いのグラデーションがきれいでした。ちょっとした浜辺でキャンプができればと想像しつつ浅瀬を後にしました。新緑に囲まれこの景色を眺められたら至福の時間を過ごせそう
。

湖面が少し奥まった場所できれいな景色を見ることができました。新緑と碧い湖面が鮮やかでした。これはもしかして八ッ場ブルー!?

丸岩大橋の横を水陸両用バスの八ッ場にゃがてん号が通過していきました。この便で湖を周遊された方は見応えのある景色を満喫できたのではと察します。

丸岩大橋から不動大橋へ向かいます。昨日の雨の影響で湖面には流木などの浮遊物があるかなと思っていましたがほとんど目にすることはありませんでした。水の濁りはほとんどないため心地よいパドリングで進みます。

不動大橋を近くから見上げます。鋼・コンクリート複合トラス・エクストラドーズド橋と呼ばれるめずらしい構造形式の橋りょうです。青空、新緑を背景に白い橋体が美しく映えます。

不動大橋をくぐり不動の滝へと移動します。滝を正面から眺めたかったため少し遠回りして向かいます。

懸崖の合間を奥へと進むと滝の全容が見えてきました。新緑のなか白く流れ落ちる水に気分が高まります。不動大橋から滝を観賞していた方に声をかけていただき手を振っていただけました。こちらもパドルを大きく振って応えます。

岩肌に近づき滝をそばから観賞します。昨日の降雨で水量が多く迫力がありました。周辺は飛沫に包まれ風が舞っていました。

黒い岩壁に白い水、そして新緑と碧い湖面とのコントラストがきれいで見応えがありました。周辺に浮遊物はなくよい条件で滝を観賞できました
。


不動の滝を後にして展けた湖面に戻ります。八ッ場大橋、堤体を遠目に眺めながら右岸から左岸へと移動します。この日はGW後半の初日でしたので道の駅八ッ場ふるさと館には多くの方々が訪れているようでした。八ッ場グリーンの美しい湖面を不動大橋から撮影されている方の姿を湖上から見ることができました。

湖を横断して八ッ場の森がある入り江に向かいます。山肌を彩る新緑が鮮やかです。

久森沢橋をくぐり入り江に進みます。立ち枯れの木々と新緑の木々が林立する光景は何とも対照的で感慨深かったです
。

入り江では湖岸の樹木に目を向けます。木漏れ日で輝く新葉がまぶしいです。数は少なかったですがミツバツツジの花を見ることができました。春山の匂いを嗅ぎながら森林浴を楽しみつつ入り江の奥へと進みます。


森のなかは風の影響を受けにくく水面はとても穏やかです。静寂のなか鳥のさえずりを聞きながらリフレクションの景色を堪能しました。


八ッ場の森を後にして展けた湖面に戻ります。右岸に川原湯温泉遊びの基地NOAが見えます。帰りにNOAにある天然温泉の笹湯に寄る予定です。NOAから見る左岸の景色もどんな感じか楽しみです。

不動大橋の奥に不動の滝の上段が見えたのでパチリ。不動の滝は3段からなる落差90mの滝です。湖上からは下段の40mしか見えません。不動大橋からは滝のほぼ全景を見ることができます。

不動大橋をくぐり出艇場所に戻ります。橋脚には標高586m、最高水位583mの表示があります。この日の貯水位は582.4mでしたので最高水位(満水位)からは0.6mほど水面が下がっていました。


左岸から不動大橋の美しい橋体を眺めながらこの日のツーリングは終了です。この日漕いだ距離は約15km、漕いだ時間は4時間ほどでした。

出艇場所の八ッ場林ふるさと公園に到着です。スロープの上が駐車場です。満水に近い貯水位だと艇の運搬距離が短くて済みます。いい天気に恵まれ快適にパドリングができ新緑の絶景を満喫することができました
。予想をしていなかった八ッ場グリーンの美しい湖面を漕ぐことができ満悦です
。


受付をしたパドル屋さんで湖面利用の終了を伝え駐車場の片隅で艇を片づけます。受付時に笹湯の利用券をいただきましたので温泉に入って帰ります。八ッ場林ふるさと公園を後にして笹湯がある川原湯温泉遊びの基地NOAへ移動します。のんびりとお湯に浸かりながらパドリングの疲れを癒しました。NOAから八ッ場あがつま湖、左岸を見渡します。八ッ場グリーンの美しい湖面と新緑で彩られた山々の景色がきれいでした。GW後半の4連休の初日ですので川原湯温泉駅キャンプ場は多くの方々でにぎわっていました。




水際に艇を運び準備を整え出艇しまーす。雨の影響による水の濁りが気になっていましたが濁りはほとんどなかったです。湖の中ほどに移動し周囲の景色を見渡します。こちらは堤体方面の様子、正面の橋は不動大橋です。


こちらは上流方面の様子、山々の新緑がきれいです。正面に見えているのは丸岩です。この日は湖面の色が鮮やかでした。八ッ場グリーンといわれている色でターコイズに近い色合いです。昨年のGWに八ッ場あがつま湖を訪れた際に見た色でこの色の湖面でパドリングをしてみたいと思っていました。この日は白砂川の新緑を見た後、不動の滝、八ッ場の森へ向かう予定ですのでまずは上流方面へ進みます。

丸岩大橋が見えてきました。Y字形の橋脚が特徴の橋りょうです。貯水位が高いため柱は水面下にありV字の部分だけが見えています。遠方で雪が残る峰々は嬬恋方面に位置する山々です。

右岸には丸岩(標高1124m)と標高約1200mの峰々が連なっており雄大な景色が広がります。山肌を彩る新緑がきれいです。

丸岩大橋はあえてV字の狭窄箇所を通過します。貯水位が高くなければできない楽しみで八ッ場あがつま湖でパドリングをするときの醍醐味の一つです。


丸岩大橋の上流の左岸側は鮮やかな新緑が山肌を彩ります。右岸はなだらかな稜線の山々が連なっています。


丸岩をズームで。こちらの角度から眺めると木々が髪、岩肌が額に見え何となく人の頭部に似ているなと感じました


立ち枯れの木々が水面に現れている場所では木々の合間を縫ってスラローム漕行で進みます。丸岩大橋から上流へ2kmほど進むと三つのアーチ橋が見えてきます。手前はJR吾妻線の第三吾妻川橋梁、奥は国道145号の長野原めがね橋です。


右手に長野原めがね橋、左手に懸崖の岩肌を眺めながら進みます。岩肌を彩る新緑がきれいです。

長野原めがね橋越しに雪が残る峰々を見ることができました。方角的に草津方面に位置する山々のようです。

アーチ橋を過ぎると正面にJR吾妻線の長野原草津口駅が見えてきます。駅を過ぎ長野原駅前大橋が見えてくると湖面の色合いが少しミルキーがかってきました。


長野原駅前大橋から少し進み吾妻川と白砂川の出合いに到達です。湖面の色合いは翡翠色や青磁色に近い感じです。

赤い琴橋が架かっているのが本川の吾妻川でエクストラドーズド橋の長野原諏訪大橋が架かっているのが支川の白砂川です。出合いから右へ分岐する白砂川方面へと進みます。


白砂川に入ってすぐの場所でした。たくさんの浮遊物が湖面を被っていました・・・。木くずやプラスチックのボトル、発泡スチロールといった小形で軽量な浮遊物でしたのでパドルで掻き分け進みます。一旦浮遊物のゾーンを抜けますが奥にはさらに広い浮遊物のゾーンがありました



吾妻川と白砂川の出合いを後にして漕いできたルートを戻ります。気温はそこそこ上がってきましたが少し風があるため暑くもなく快適なパドリングで進みます。

JR吾妻線の第三吾妻川橋梁は鋼・コンクリート複合アーチ構造でアーチ基部を鉄筋コンクリート部材、中間のアーチリブをコンクリートを充填した鋼管で構成されためずらしい形式です。アーチリブがスレンダーで美しい形式の橋りょうです。車両が通過している景色を撮影したいと思いしばらく待ってみましたが電車はきませんでした。。吾妻線は1時間に2本程度の運行のようです。

丸岩大橋まで戻ってきました。右岸は急峻な岩肌の斜面が連なり迫力がある景色が広がります。右岸の地中には川原湯トンネルがありJR吾妻線が走行しています。

行きは左岸側のV字の狭窄箇所を通りましたので帰りは右岸側のV字の狭窄箇所を通ります。丸岩大橋は縦断勾配があるため左岸側に比べ右岸側の壁の間隔が広くなります。ちなみにV字のコンクリートの壁の厚さは3mあります。


右岸側から丸岩大橋を見上げます。橋が描くカーブ、橋脚のY字形のラインが美しくここから眺める景色がお気に入りです


青空、新緑、八ッ場グリーンの湖面と相まって見応えのある光景を楽しめました


湖の駅丸岩の少し先に浅瀬がある場所がありました。水際に艇を寄せ小休止です。この日は早めに笹湯へ行きたかったため昼食休憩はとらずに目的地を巡る予定です。小腹が空いたのでお菓子やパンでエネルギー補給です。先日福島に出かけた際、お土産に「ままどおる」と「柏屋薄皮饅頭」を買ってきました。お土産の残りがこの日の甘いおやつにちょうどよかったです。


浅瀬から見る丸岩大橋、王城山、雪が残る峰々は草津方面に位置する山々です。浅瀬では透明、水深が深くなるにつれ八ッ場グリーンが濃くなっていく湖面の色合いのグラデーションがきれいでした。ちょっとした浜辺でキャンプができればと想像しつつ浅瀬を後にしました。新緑に囲まれこの景色を眺められたら至福の時間を過ごせそう


湖面が少し奥まった場所できれいな景色を見ることができました。新緑と碧い湖面が鮮やかでした。これはもしかして八ッ場ブルー!?

丸岩大橋の横を水陸両用バスの八ッ場にゃがてん号が通過していきました。この便で湖を周遊された方は見応えのある景色を満喫できたのではと察します。

丸岩大橋から不動大橋へ向かいます。昨日の雨の影響で湖面には流木などの浮遊物があるかなと思っていましたがほとんど目にすることはありませんでした。水の濁りはほとんどないため心地よいパドリングで進みます。

不動大橋を近くから見上げます。鋼・コンクリート複合トラス・エクストラドーズド橋と呼ばれるめずらしい構造形式の橋りょうです。青空、新緑を背景に白い橋体が美しく映えます。

不動大橋をくぐり不動の滝へと移動します。滝を正面から眺めたかったため少し遠回りして向かいます。

懸崖の合間を奥へと進むと滝の全容が見えてきました。新緑のなか白く流れ落ちる水に気分が高まります。不動大橋から滝を観賞していた方に声をかけていただき手を振っていただけました。こちらもパドルを大きく振って応えます。

岩肌に近づき滝をそばから観賞します。昨日の降雨で水量が多く迫力がありました。周辺は飛沫に包まれ風が舞っていました。

黒い岩壁に白い水、そして新緑と碧い湖面とのコントラストがきれいで見応えがありました。周辺に浮遊物はなくよい条件で滝を観賞できました



不動の滝を後にして展けた湖面に戻ります。八ッ場大橋、堤体を遠目に眺めながら右岸から左岸へと移動します。この日はGW後半の初日でしたので道の駅八ッ場ふるさと館には多くの方々が訪れているようでした。八ッ場グリーンの美しい湖面を不動大橋から撮影されている方の姿を湖上から見ることができました。

湖を横断して八ッ場の森がある入り江に向かいます。山肌を彩る新緑が鮮やかです。

久森沢橋をくぐり入り江に進みます。立ち枯れの木々と新緑の木々が林立する光景は何とも対照的で感慨深かったです


入り江では湖岸の樹木に目を向けます。木漏れ日で輝く新葉がまぶしいです。数は少なかったですがミツバツツジの花を見ることができました。春山の匂いを嗅ぎながら森林浴を楽しみつつ入り江の奥へと進みます。


森のなかは風の影響を受けにくく水面はとても穏やかです。静寂のなか鳥のさえずりを聞きながらリフレクションの景色を堪能しました。


八ッ場の森を後にして展けた湖面に戻ります。右岸に川原湯温泉遊びの基地NOAが見えます。帰りにNOAにある天然温泉の笹湯に寄る予定です。NOAから見る左岸の景色もどんな感じか楽しみです。

不動大橋の奥に不動の滝の上段が見えたのでパチリ。不動の滝は3段からなる落差90mの滝です。湖上からは下段の40mしか見えません。不動大橋からは滝のほぼ全景を見ることができます。

不動大橋をくぐり出艇場所に戻ります。橋脚には標高586m、最高水位583mの表示があります。この日の貯水位は582.4mでしたので最高水位(満水位)からは0.6mほど水面が下がっていました。


左岸から不動大橋の美しい橋体を眺めながらこの日のツーリングは終了です。この日漕いだ距離は約15km、漕いだ時間は4時間ほどでした。

出艇場所の八ッ場林ふるさと公園に到着です。スロープの上が駐車場です。満水に近い貯水位だと艇の運搬距離が短くて済みます。いい天気に恵まれ快適にパドリングができ新緑の絶景を満喫することができました




受付をしたパドル屋さんで湖面利用の終了を伝え駐車場の片隅で艇を片づけます。受付時に笹湯の利用券をいただきましたので温泉に入って帰ります。八ッ場林ふるさと公園を後にして笹湯がある川原湯温泉遊びの基地NOAへ移動します。のんびりとお湯に浸かりながらパドリングの疲れを癒しました。NOAから八ッ場あがつま湖、左岸を見渡します。八ッ場グリーンの美しい湖面と新緑で彩られた山々の景色がきれいでした。GW後半の4連休の初日ですので川原湯温泉駅キャンプ場は多くの方々でにぎわっていました。

