深秋の神流湖
11月15日(土)に神流湖(埼玉県神川町、群馬県藤岡市)で漕いできました。
神流湖は、神流川に位置する下久保ダムのダム湖です。
15日の神流湖 天候:晴れ 気温:13℃くらい 貯水率:98.7% 貯水位:約296.3m
今春お花見カヤックに訪れた神流湖へ紅葉見に出かけてきました。神流湖に以前訪れたとき、湖岸や周囲の山々には落葉広葉樹をたくさん見ることができましたので、木々が色づいたらきれいだろうなぁ~なんて思っていました。神流湖の周辺では、10月末頃から色づき始め、11月の中旬頃には見頃
を迎えたようです。
そして、この時期の神流湖としてはめずらしく、たくさんの水を湛えていました。下久保ダムの満水位は296.8m、この日の貯水位は296.3mでしたのでほぼ満水でした
。

神流湖では初めての紅葉カヤック、どんな景色が見られるのかワクワクしながら出発です。
神流湖は、神流川に位置する下久保ダムのダム湖です。
15日の神流湖 天候:晴れ 気温:13℃くらい 貯水率:98.7% 貯水位:約296.3m
今春お花見カヤックに訪れた神流湖へ紅葉見に出かけてきました。神流湖に以前訪れたとき、湖岸や周囲の山々には落葉広葉樹をたくさん見ることができましたので、木々が色づいたらきれいだろうなぁ~なんて思っていました。神流湖の周辺では、10月末頃から色づき始め、11月の中旬頃には見頃

そして、この時期の神流湖としてはめずらしく、たくさんの水を湛えていました。下久保ダムの満水位は296.8m、この日の貯水位は296.3mでしたのでほぼ満水でした


神流湖では初めての紅葉カヤック、どんな景色が見られるのかワクワクしながら出発です。
広葉樹は湖の奥の方に多く分布しています。この日は神流湖に2箇所ある出艇場所のうち、上流部に近い神泉ボート場からの出艇です。西神山森林公園の駐車場で艇を組み立てます。入湖に際し、カヤック持ち込み料金1,000円をボート事業者の方に支払います。貯水位が高く、駐車場から水際までの距離が短くなっていたため、艇は担いで運搬しました。準備を整え出艇しまーす。

上流方面へ向かいます。風がなく静穏な湖面をのんびりと漕ぎ進みます。神流湖に架かる一つ目の橋「金比羅橋」を通過しまーす。

金比羅橋を通過してまもなく、小島が見えてきました。小島の植生はマツが中心であり、色づいた木々はあまり見ることができませんでした。両岸は鮮やかな木々で覆われていましたよ。

濁水フェンスに設置されている通船ゲートを通過します。場所によって湖岸には色鮮やかな木々が並びます。湖上からときどき見上げてみます。青空に映えますね。


神流湖に架かる二つ目の橋「太田部橋」を通過しまーす。

右岸にある展望所の四阿ですが、水面がとても近いです。満水時は水に浸ってしまいそうです。そういえば左岸にあって湖岸に近い駐車場は水面下に沈んでいましたよ。満水位でもないのに水没してしまって大丈夫なのかなぁ・・・。
この日は水面近くで多くの魚影をみましたよ。コイかなぁ。種類はわかりませんが、水面から跳ね上がる魚がときどきいました。この日はコーミングカバーを装着していなかったため、コックピットに魚が飛び込んでこないかちょっとドキドキでしたw


水面に周囲の景色がきれいに映っていたのでパチリ。神流湖は東西方向に長いため、斜面は南向きと北向きが多いです。広葉樹は北向き斜面に多く分布していたため、日かげになっていることが多かったです。。

この日は出艇場所から6kmほど上流にある公衆トイレを備える道路の休憩施設付近で引き返そうと思っていました。折り返し地点に到着しましたが、時間に余裕があったこと、疲労も少なかったことから、カヤックで漕ぐことができる最上流部を目指すことに。前回訪れたときに漕いだ最上流部からさらに上流へと進みます。500mくらい進んだところかなぁ、流木などの浮遊物が水面を覆っていました
。船体布が損傷しそうでしたので、これより上流へ進むことは諦めました。。ほぼ満水の貯水位、どこまで漕げるのか興味深かったのですが残念です・・・。


さて気を取り戻して、出艇場所へと戻ります。この日は天気がよく紅葉も見頃となっていましたので、たくさんの方が神流湖周辺に訪れていたようです。長閑な景色に見えますが、神流湖の左岸には国道462号が位置していますので、時折、車、バイクの音が山間に響きます。ときには爆音も。。

途中、管理用の道路がありましたので、ちょっとおじゃまして、休憩、昼食です。紅葉を眺めながら食べるカップラーメンがおいしかったです
。
艇を寄せた場所ですが、吹きだまりになっていたようでいろいろなものが漂着していました。流木、ペットボトルなどなど、ま、小っちゃいことは気にしなーい。。


太田部橋まで戻ってきました。太田部橋の周辺は両岸が迫っており、山々が急峻ですので、ちょっとした渓谷の雰囲気を味わいます。木々の色づきが鮮やかでしたよ。

針広混交林の斜面が広がります。色づいた広葉樹と深緑の針葉樹のコントラストを楽しみます。頂付近まで植林をされた篤林家の方々のご苦労には頭が下がります。

金比羅橋まで戻ってきました。金比羅橋からダム方面は両岸の幅が広くなり、湖面が開けてきます。と同時にたくさんの民家などが目に入ってきます。人里に位置するダム湖であることを実感します。

金比羅橋と紅葉、赤色の橋体が色づいた木々に馴染んでいますね。吊り橋をこのカメラアングルから撮影するとケーブルの放物線が強調されてイイ感じ~
。紅葉一色の景色もステキですが、紅葉、青空、岩肌、橋りょう、そして静穏な湖面がいっしょになった景色が大好きです。お気に入りの一枚となりました。これで鏡面のような水面だったら・・・もうたまりません
。

出艇場所へ戻ってきました。出艇するときは背後になっていたため気づきませんでしたが、紅葉した神山(標高732m)がなかなかきれいでした。

出艇場所に到着です。石積みの上が駐車場です。真っ赤に染まったモミジ
が鮮やかでした。艇を担いで急こう配のスロープを上ります。駐車場で艇を分解して片付けた後、ボート事業者の方にあいさつを済ませ、湖を後にしました。

漕ぎメーター。漕いだ距離は約15km、漕いだ時間は3時間30分ほどでした。

漕ぎマップ。上流方面を目指すため最短距離となるようなルートを漕いでいました。この日は釣りをされている方のボートとはほとんどお会いしませんでしたよ。湖上の気になる場所を気ままに漕いでいました。
今回の漕ぎ度は「6」です(MAXは10)。風の影響をほとんど受けませんでしたので、疲れはあまりなかったです。
神流湖での初めての紅葉カヤックでしたが、予想以上に楽しむことができましたよ。湖岸沿いの見所となる場所が日かげになってしまうことが惜しかったです。。漕ぐ時間帯が早ければ、日が当たった鮮やかな景色を見られるかもしれませんね。ほぼ満水の湖で最奥地に到達できなかったことが残念です。。
湖上は全体的にキレイですが、湖岸などの吹きだまりとなる場所ではペットボトルなどの浮遊物を見かけることがあります。漕ぐにはまったく支障はありませんので、気にしなければ楽しく漕ぐことができます。人里に位置するダム湖ですので、しかたがないのかもしれませんね。
帰り道、気になる場所に立ち寄ってみました。
この季節に咲く花といったら~、サクラ!?冬桜が咲き始めていましたよ。下久保ダムの近くには冬桜の名所があります。埼玉県神川町の城峯公園、群馬県藤岡市の桜山公園が有名です。この日は出艇場所に近い城峯公園を訪れてみました。

赤、黄、橙の紅葉を背景に白や淡い紅の花をつけた冬桜が引き立ちます。この季節ならではの組み合わせですね。なかなか情趣のある写真が撮影できました。

『神流湖で 深まる秋を 楽しんで』
それでは、これからの時季に漕げそうな湖をチェックしつつ、今日はこれまで!!

上流方面へ向かいます。風がなく静穏な湖面をのんびりと漕ぎ進みます。神流湖に架かる一つ目の橋「金比羅橋」を通過しまーす。

金比羅橋を通過してまもなく、小島が見えてきました。小島の植生はマツが中心であり、色づいた木々はあまり見ることができませんでした。両岸は鮮やかな木々で覆われていましたよ。

濁水フェンスに設置されている通船ゲートを通過します。場所によって湖岸には色鮮やかな木々が並びます。湖上からときどき見上げてみます。青空に映えますね。


神流湖に架かる二つ目の橋「太田部橋」を通過しまーす。

右岸にある展望所の四阿ですが、水面がとても近いです。満水時は水に浸ってしまいそうです。そういえば左岸にあって湖岸に近い駐車場は水面下に沈んでいましたよ。満水位でもないのに水没してしまって大丈夫なのかなぁ・・・。
この日は水面近くで多くの魚影をみましたよ。コイかなぁ。種類はわかりませんが、水面から跳ね上がる魚がときどきいました。この日はコーミングカバーを装着していなかったため、コックピットに魚が飛び込んでこないかちょっとドキドキでしたw


水面に周囲の景色がきれいに映っていたのでパチリ。神流湖は東西方向に長いため、斜面は南向きと北向きが多いです。広葉樹は北向き斜面に多く分布していたため、日かげになっていることが多かったです。。

この日は出艇場所から6kmほど上流にある公衆トイレを備える道路の休憩施設付近で引き返そうと思っていました。折り返し地点に到着しましたが、時間に余裕があったこと、疲労も少なかったことから、カヤックで漕ぐことができる最上流部を目指すことに。前回訪れたときに漕いだ最上流部からさらに上流へと進みます。500mくらい進んだところかなぁ、流木などの浮遊物が水面を覆っていました



さて気を取り戻して、出艇場所へと戻ります。この日は天気がよく紅葉も見頃となっていましたので、たくさんの方が神流湖周辺に訪れていたようです。長閑な景色に見えますが、神流湖の左岸には国道462号が位置していますので、時折、車、バイクの音が山間に響きます。ときには爆音も。。

途中、管理用の道路がありましたので、ちょっとおじゃまして、休憩、昼食です。紅葉を眺めながら食べるカップラーメンがおいしかったです

艇を寄せた場所ですが、吹きだまりになっていたようでいろいろなものが漂着していました。流木、ペットボトルなどなど、ま、小っちゃいことは気にしなーい。。


太田部橋まで戻ってきました。太田部橋の周辺は両岸が迫っており、山々が急峻ですので、ちょっとした渓谷の雰囲気を味わいます。木々の色づきが鮮やかでしたよ。

針広混交林の斜面が広がります。色づいた広葉樹と深緑の針葉樹のコントラストを楽しみます。頂付近まで植林をされた篤林家の方々のご苦労には頭が下がります。

金比羅橋まで戻ってきました。金比羅橋からダム方面は両岸の幅が広くなり、湖面が開けてきます。と同時にたくさんの民家などが目に入ってきます。人里に位置するダム湖であることを実感します。

金比羅橋と紅葉、赤色の橋体が色づいた木々に馴染んでいますね。吊り橋をこのカメラアングルから撮影するとケーブルの放物線が強調されてイイ感じ~



出艇場所へ戻ってきました。出艇するときは背後になっていたため気づきませんでしたが、紅葉した神山(標高732m)がなかなかきれいでした。

出艇場所に到着です。石積みの上が駐車場です。真っ赤に染まったモミジ


漕ぎメーター。漕いだ距離は約15km、漕いだ時間は3時間30分ほどでした。

漕ぎマップ。上流方面を目指すため最短距離となるようなルートを漕いでいました。この日は釣りをされている方のボートとはほとんどお会いしませんでしたよ。湖上の気になる場所を気ままに漕いでいました。
今回の漕ぎ度は「6」です(MAXは10)。風の影響をほとんど受けませんでしたので、疲れはあまりなかったです。
神流湖での初めての紅葉カヤックでしたが、予想以上に楽しむことができましたよ。湖岸沿いの見所となる場所が日かげになってしまうことが惜しかったです。。漕ぐ時間帯が早ければ、日が当たった鮮やかな景色を見られるかもしれませんね。ほぼ満水の湖で最奥地に到達できなかったことが残念です。。
湖上は全体的にキレイですが、湖岸などの吹きだまりとなる場所ではペットボトルなどの浮遊物を見かけることがあります。漕ぐにはまったく支障はありませんので、気にしなければ楽しく漕ぐことができます。人里に位置するダム湖ですので、しかたがないのかもしれませんね。
帰り道、気になる場所に立ち寄ってみました。
この季節に咲く花といったら~、サクラ!?冬桜が咲き始めていましたよ。下久保ダムの近くには冬桜の名所があります。埼玉県神川町の城峯公園、群馬県藤岡市の桜山公園が有名です。この日は出艇場所に近い城峯公園を訪れてみました。

赤、黄、橙の紅葉を背景に白や淡い紅の花をつけた冬桜が引き立ちます。この季節ならではの組み合わせですね。なかなか情趣のある写真が撮影できました。

『神流湖で 深まる秋を 楽しんで』
それでは、これからの時季に漕げそうな湖をチェックしつつ、今日はこれまで!!