爽秋の美和湖
10月2日(金)に美和湖(長野県伊那市)で漕いできました。
美和湖は、三峰川に位置する美和ダムのダム湖です。
2日の美和湖 天候:晴れ 気温:23℃くらい 貯水率:約44% 貯水位:約806m
最近ちょっと気になっているダム湖百選の湖、ダム湖百選MAPを眺めていると長野県の中央付近に奥木曽湖、高遠湖、美和湖の三つの湖がまとまって位置しています。これは一度に行ってみなければw
三つの湖を調べていると・・・、美和湖では週末に水上バイクなどで湖面利用をされる方が多そうです。また利用目的により、ダムに近い側は水上バイク等、上流側はカヌーとエリアがすみ分けされているなどちょっと複雑そう。欲張りな私は湖面一周を漕いでみたい、・・・平日なら問題なさそうw
先週末は休日出勤であったため、金曜日に代休を取り美和湖に出かけてきました。

爆弾低気圧の影響が残る美和湖でしたが、そこそこ楽しく漕ぐことができました
。
美和湖は、三峰川に位置する美和ダムのダム湖です。
2日の美和湖 天候:晴れ 気温:23℃くらい 貯水率:約44% 貯水位:約806m
最近ちょっと気になっているダム湖百選の湖、ダム湖百選MAPを眺めていると長野県の中央付近に奥木曽湖、高遠湖、美和湖の三つの湖がまとまって位置しています。これは一度に行ってみなければw
三つの湖を調べていると・・・、美和湖では週末に水上バイクなどで湖面利用をされる方が多そうです。また利用目的により、ダムに近い側は水上バイク等、上流側はカヌーとエリアがすみ分けされているなどちょっと複雑そう。欲張りな私は湖面一周を漕いでみたい、・・・平日なら問題なさそうw
先週末は休日出勤であったため、金曜日に代休を取り美和湖に出かけてきました。

爆弾低気圧の影響が残る美和湖でしたが、そこそこ楽しく漕ぐことができました

美和湖はダム湖百選の湖です。銘板と湖をいっしょに撮影します。銘板は美和ダム管理支所の駐車場の脇に設置されていました。管理所内にある美和ダム広報室「みわっこ」でダムカードをいただきました。


この日は、美和湖畔公園からの出艇です。水辺へと続くスロープに湖面利用の注意事項、湖の案内図が掲示されていました。湖の近くに学校、福祉施設、住宅などがあるため、いろいろとルールが定められているようです。
初めての湖ですので、こういった案内があるととても助かります。
水際で艇を組み立て、準備を整え出艇しまーす。風の影響を心配していましたが、問題はなさそうです。

湖面を周回して周囲の景色を楽しみます。出艇場所からは反時計回りで進みます。まずは網場に沿って対岸へ移動します。青い空と山々の緑が鮮やかです。

湖の西岸に沿って上流方面へ向かいます。湖の西側は急峻な山々、東側はゆるい山々といった感じです。そういえば西側の山の地中には土砂をダムの下流へ流すための全長約4.3kmの三峰川バイパス(洪水バイパストンネル)が通っているそうです
。

湖の東側の眺めです。なだらかな稜線が続きます。頂付近には鹿嶺高原が広がっています。高原からの眺望がすばらしいようですよ。キャンプ場もあるようです。今度行ってみようかな。湖岸に見える道路は国道152号線です。漕いでいる間は車両の音などはほとんど気になりませんでした。

西側の湖岸では露岩が多く見られます。なかなか情趣がある岩肌でした。広葉樹が多いので、紅葉した木々と岩肌との組み合わせは風情がありそう。

湖の中央付近に架かる神田橋が見えてきました。山々の緑と橋体の赤が調和しています。正面の奥にM字のように見える山は二児山です。

神田橋を湖上からパチリ。幅員が狭いことがあり、吊り橋全体がとてもスレンダーに見えました。橋長は約250mあります。秋空になだらかな山々、木々の緑の美しい背景と相まってお気に入りの一枚となりました
。

神田橋を過ぎて湖面が開けてくると水が濁ってきました
。水面には流木などの浮遊物が目立ちます。。

美和湖の最奥地にある三峰堰(分派堰)が見えてきました。濁流により堰に近づくことはできませんでした。堰を滝のように越流する様子を期待していたのですが、この日はかないませんでした。。
カヌー・カヤックで漕ぐことができるのはこの堰までです。堰より上流の長谷湖での湖面利用はできないようです。

堰の水位低下ゲートから濁った水、流木などが勢いよく流れてきます。前日の夜からこの日の朝方まで三峰川の上流域ではたくさんの雨が降ったようです。

堰の左岸には三峰川バイパスへのゲートがありました。ここが4.3kmのトンネルへの入口です。奥に見える頂は戸倉山かな。伊那富士とも呼ばれているようです。いろいろな富士がありますね。
ここから戸倉山までは直線距離で約5km、さらに約10km後方には絶景で有名なキャンプ場がある陣馬形山が位置しています。こちらにもいつかは行ってみたいなぁ。

堰の手前で折り返し、湖の東岸を進みます。美和湖公園を通り過ぎるとその北側に謎の施設が現れました。浚渫のための船着き場だそうです。ダム湖には上流から流れてきた多くの土砂が堆積しているようです。ダム湖への土砂流入を抑制するために三峰堰、三峰川バイパスが造られたそうです。美和ダムの満水位は815m、この日の貯水位は約806mですので、この施設は満水になると水没してしまうのかな。
そうそう美和湖公園からもカヌー・カヤックは出艇できるようです。湖岸にスロープが設置されていました。

神田橋まで戻ってきました。利用案内図を見ると神田橋を境に水上バイク、カヌーの利用エリアがすみ分けされているようです。水上バイクなどの動力船は橋から上流方面へは進入が規制されていました。

神田橋の南側にある岩肌を見物している方がいました。その場所に近づいてみると溝口露頭と呼ばれる中央構造線が見える崖がありました。この周辺は中央構造線公園として整備されています。

公園に中央構造線の説明が掲示されていましたよ。

岩肌の色が異なる境が中央構造線とのことです。湖に面しているのはおよそ1億年前の岩だそうです。


湖の西側には広葉樹を多く見ることができます。東向きの急な斜面のため、この季節、昼過ぎには日かげになってしまいます。木々の色づきは早い時間帯の方が楽しめそうですね。

ダムの堤体が近くに見えてきました。この日は平日でしたので湖上、湖畔は閑散としていました。のんびりと湖面をほぼ一周してきました。

静寂のなか、突如として山間に轟音が響きます
。二機の編隊が低い高度で湖の上空を通過していきました。旅客機ではなさそうでした。


出艇場所に到着です。水位が下がっていましたので水際が広く利用できました。降雨の影響かな、出発したときよりも30cmくらい水位が上昇していました。水際の近くに駐車するのはあぶなそう。

漕ぎメーター。この日漕いだ距離は約9km、漕いだ時間は2時間ほどでした。強い風が吹くこともなく快適なパドリングでした。

漕ぎマップ。この日のルートは、出艇場所から反時計回りに美和湖を周回しました。三峰堰に近づくことはできませんでしたが、湖面をほぼ一周できました。
今回の漕ぎ度は「4」です(MAXは10)。初めての美和湖を楽しみました
。広い湖ではありませんので、疲れはそれほどありませんでした。
前日の爆弾低気圧の影響を懸念していましたが、無事に漕ぐことができました。三峰堰の越流の様子が見られなかったこと、水が濁っていたことは少し残念でしたが、次回の楽しみになりました。
美和ダムでは6月1日~9月30日を洪水期(洪水貯留準備水位:808.0m)としているようです。常時満水位は815.0mですので貯水位が高い湖面を楽しみたい場合には、春か秋に訪れるのがよいのかな。春なら桜ときれいな雪解け水、秋なら紅葉を楽しめそう。
美和湖を後にして、次のダム湖百選の高遠湖へ移動します。
銘板と湖をいっしょに撮影します。銘板の位置はちょっとわかりにくい場所でした。。堤体の左岸上流300mくらい、海洋センターの近くにありました。湖を背景にするには少し無理があったかなw

高遠湖も湖面利用ができるようですが、到着した頃には日が傾いてきました。。残念ながら高遠湖でのカヤックは次に訪れるときの楽しみになりました。
高遠ダム管理所でダムカードをいただき、白山橋から高遠湖を撮影してみました。奥に見えるのは南アルプスの峰々です。一段と高い頂は仙丈ヶ岳かな。

翌日は秋晴れのもと、奥木曽湖でカヤックを楽しんできました
。
『三峰堰の きれいな流水 見てみたい』
それでは、紅葉が楽しめそうな湖を探しつつ、今日はこれまで!!



初めての湖ですので、こういった案内があるととても助かります。
水際で艇を組み立て、準備を整え出艇しまーす。風の影響を心配していましたが、問題はなさそうです。

湖面を周回して周囲の景色を楽しみます。出艇場所からは反時計回りで進みます。まずは網場に沿って対岸へ移動します。青い空と山々の緑が鮮やかです。

湖の西岸に沿って上流方面へ向かいます。湖の西側は急峻な山々、東側はゆるい山々といった感じです。そういえば西側の山の地中には土砂をダムの下流へ流すための全長約4.3kmの三峰川バイパス(洪水バイパストンネル)が通っているそうです


湖の東側の眺めです。なだらかな稜線が続きます。頂付近には鹿嶺高原が広がっています。高原からの眺望がすばらしいようですよ。キャンプ場もあるようです。今度行ってみようかな。湖岸に見える道路は国道152号線です。漕いでいる間は車両の音などはほとんど気になりませんでした。

西側の湖岸では露岩が多く見られます。なかなか情趣がある岩肌でした。広葉樹が多いので、紅葉した木々と岩肌との組み合わせは風情がありそう。

湖の中央付近に架かる神田橋が見えてきました。山々の緑と橋体の赤が調和しています。正面の奥にM字のように見える山は二児山です。

神田橋を湖上からパチリ。幅員が狭いことがあり、吊り橋全体がとてもスレンダーに見えました。橋長は約250mあります。秋空になだらかな山々、木々の緑の美しい背景と相まってお気に入りの一枚となりました


神田橋を過ぎて湖面が開けてくると水が濁ってきました


美和湖の最奥地にある三峰堰(分派堰)が見えてきました。濁流により堰に近づくことはできませんでした。堰を滝のように越流する様子を期待していたのですが、この日はかないませんでした。。
カヌー・カヤックで漕ぐことができるのはこの堰までです。堰より上流の長谷湖での湖面利用はできないようです。

堰の水位低下ゲートから濁った水、流木などが勢いよく流れてきます。前日の夜からこの日の朝方まで三峰川の上流域ではたくさんの雨が降ったようです。

堰の左岸には三峰川バイパスへのゲートがありました。ここが4.3kmのトンネルへの入口です。奥に見える頂は戸倉山かな。伊那富士とも呼ばれているようです。いろいろな富士がありますね。
ここから戸倉山までは直線距離で約5km、さらに約10km後方には絶景で有名なキャンプ場がある陣馬形山が位置しています。こちらにもいつかは行ってみたいなぁ。

堰の手前で折り返し、湖の東岸を進みます。美和湖公園を通り過ぎるとその北側に謎の施設が現れました。浚渫のための船着き場だそうです。ダム湖には上流から流れてきた多くの土砂が堆積しているようです。ダム湖への土砂流入を抑制するために三峰堰、三峰川バイパスが造られたそうです。美和ダムの満水位は815m、この日の貯水位は約806mですので、この施設は満水になると水没してしまうのかな。
そうそう美和湖公園からもカヌー・カヤックは出艇できるようです。湖岸にスロープが設置されていました。

神田橋まで戻ってきました。利用案内図を見ると神田橋を境に水上バイク、カヌーの利用エリアがすみ分けされているようです。水上バイクなどの動力船は橋から上流方面へは進入が規制されていました。

神田橋の南側にある岩肌を見物している方がいました。その場所に近づいてみると溝口露頭と呼ばれる中央構造線が見える崖がありました。この周辺は中央構造線公園として整備されています。

公園に中央構造線の説明が掲示されていましたよ。



岩肌の色が異なる境が中央構造線とのことです。湖に面しているのはおよそ1億年前の岩だそうです。


湖の西側には広葉樹を多く見ることができます。東向きの急な斜面のため、この季節、昼過ぎには日かげになってしまいます。木々の色づきは早い時間帯の方が楽しめそうですね。

ダムの堤体が近くに見えてきました。この日は平日でしたので湖上、湖畔は閑散としていました。のんびりと湖面をほぼ一周してきました。

静寂のなか、突如として山間に轟音が響きます



出艇場所に到着です。水位が下がっていましたので水際が広く利用できました。降雨の影響かな、出発したときよりも30cmくらい水位が上昇していました。水際の近くに駐車するのはあぶなそう。

漕ぎメーター。この日漕いだ距離は約9km、漕いだ時間は2時間ほどでした。強い風が吹くこともなく快適なパドリングでした。

漕ぎマップ。この日のルートは、出艇場所から反時計回りに美和湖を周回しました。三峰堰に近づくことはできませんでしたが、湖面をほぼ一周できました。
今回の漕ぎ度は「4」です(MAXは10)。初めての美和湖を楽しみました

前日の爆弾低気圧の影響を懸念していましたが、無事に漕ぐことができました。三峰堰の越流の様子が見られなかったこと、水が濁っていたことは少し残念でしたが、次回の楽しみになりました。
美和ダムでは6月1日~9月30日を洪水期(洪水貯留準備水位:808.0m)としているようです。常時満水位は815.0mですので貯水位が高い湖面を楽しみたい場合には、春か秋に訪れるのがよいのかな。春なら桜ときれいな雪解け水、秋なら紅葉を楽しめそう。
美和湖を後にして、次のダム湖百選の高遠湖へ移動します。
銘板と湖をいっしょに撮影します。銘板の位置はちょっとわかりにくい場所でした。。堤体の左岸上流300mくらい、海洋センターの近くにありました。湖を背景にするには少し無理があったかなw

高遠湖も湖面利用ができるようですが、到着した頃には日が傾いてきました。。残念ながら高遠湖でのカヤックは次に訪れるときの楽しみになりました。
高遠ダム管理所でダムカードをいただき、白山橋から高遠湖を撮影してみました。奥に見えるのは南アルプスの峰々です。一段と高い頂は仙丈ヶ岳かな。

翌日は秋晴れのもと、奥木曽湖でカヤックを楽しんできました

『三峰堰の きれいな流水 見てみたい』
それでは、紅葉が楽しめそうな湖を探しつつ、今日はこれまで!!