猛暑の洞元湖
7月21日(土)に洞元湖(群馬県みなかみ町)で漕いできました。
洞元湖は、利根川に位置する須田貝ダムのダム湖です。
21日の洞元湖 天候:晴れ 気温:31℃くらい
連日暑い日々がまだまだ続きます。夕立で気温がいったん下がると少しは過ごしやすくなりそうですが、入道雲は見るものの雨は一向に降ることがなくちょっとうんざりです。そんななか週末くらいは自然に囲まれた湖で少しでも涼みたいという思いに駆られます。
ただ最近は早い時間帯から気温が上がることが多く、標高が1000m以上でも日中は30℃を超えるなど身近な湖で涼を取ることはなかなか難しくなっています。となれば標高がそこそこ高く、木かげが多い湖であれば少しは涼めるのではと思い洞元湖に出かけてみました。洞元湖の標高は約750mで奥利根湖より100mほど低い場所に位置しています。この時季ダム湖としてはめずらしく多くの水を湛えています。

湖上では木かげは涼しく快適でしたが、日なたは強い日差しと水面からの照り返しで思いのほか暑かったです
。
洞元湖は、利根川に位置する須田貝ダムのダム湖です。
21日の洞元湖 天候:晴れ 気温:31℃くらい
連日暑い日々がまだまだ続きます。夕立で気温がいったん下がると少しは過ごしやすくなりそうですが、入道雲は見るものの雨は一向に降ることがなくちょっとうんざりです。そんななか週末くらいは自然に囲まれた湖で少しでも涼みたいという思いに駆られます。
ただ最近は早い時間帯から気温が上がることが多く、標高が1000m以上でも日中は30℃を超えるなど身近な湖で涼を取ることはなかなか難しくなっています。となれば標高がそこそこ高く、木かげが多い湖であれば少しは涼めるのではと思い洞元湖に出かけてみました。洞元湖の標高は約750mで奥利根湖より100mほど低い場所に位置しています。この時季ダム湖としてはめずらしく多くの水を湛えています。

湖上では木かげは涼しく快適でしたが、日なたは強い日差しと水面からの照り返しで思いのほか暑かったです

駐車場でボードに空気を充填した後、水辺にボードを運び準備を整え出発しまーす。冷たい澄んだ水が心地よかったです
。

両岸が狭まった場所を通過しながらジャングル風クルーズを楽しみますw

湖面が展けた場所に出ると水面には周囲の景色がきれいに映っていました
。湖面は穏やかで私がSUPを楽しむのにはいい日和になりました。

ちょっと暑くなってきたので、沢に寄って小休止です。木かげのもとで澄んだ冷たい水に足を浸して涼みます。んー、快適
。

洞元湖で漕ぐのは今回で2回目です。以前漕いだときに気になっていた小島に寄ってみました。水神宮と刻まれた石碑が祀られていました。


小島を後にしてまもなくすると須田貝ダムが見えてきました。堤体の後方には道路がありませんので、湖上からのみ見える景色です。

洞元湖は須田貝ダムを中心に湖面が二股に分かれています。左奥には矢木沢ダム、右奥には奈良俣ダムが位置しています。須田貝ダムの堤体を背にして矢木沢ダム方面へ進みます。
少し進むと左岸に入り江があったのでのぞいてみました。洞元湖は奥利根湖のように急峻な山々で囲まれています。緩傾斜地の湖畔がありましたので木かげで小休止です。風が少し吹いていたこともあり水面の木かげは快適です。


この日確認したかった流木止めフェンスに到達です。以前矢木沢ダムの管理用道路から洞元湖を見た際にフェンスから先は行けないのかなぁと思っていました。近くで見たところフェンスの一部が下がっておりカヌー・カヤックであれば通過できそうです。

須田貝ダムの管理用通路の近くに掲示されていた案内板です。これによると船舶は矢木沢ダムの近くまで航行できるようです。ただダム直下にある矢木沢発電所の下流にはフェンスが設置されているので、矢木沢ダム方面で行けるのは矢木沢橋までかな。

右岸の支流に立ち寄り休憩です。矢木沢ダム、奥利根湖に行く際に通過する芦沢橋をくぐります。橋の通行時に眺めていた芦沢に初めて行くことができました。


水辺にボードを寄せます。水際の近くではたくさんの魚影を見ました。日差しがきつく長居はできません。また大型の野生動物との遭遇は避けたいので、水分補給、軽いストレッチをして早々に芦沢を後にしました。

先日、須田貝ダムの下流にある藤原ダムの近くでクマが出没したとの情報を目にしました。洞元湖の周辺もクマの生息域ですので、熊鈴を身に着け、湖面を見張るなど用心しながら漕いでいました。とくに矢木沢ダムの管理用道路の対岸は道路もなく人がほとんど入らないようなので留意するのがよさそうです。
そういえば、以前奥利根湖でSUPに乗っているときに、泳いでいるクマに遭遇したらシングルブレードパドルでの私のパドリングでは逃げるのは難しいかなと感じました。このことがSUPでもダブルブレードパドルを使うきっかけの一つになりました。
奥利根湖へ出かけた帰りに洞元湖越しに奥利根の山々を度々撮影している場所があります。管理用道路のすぐ下の水面から同様のアングルで撮影をしてみました。小沢岳、三ツ石山は雲に隠れてしまっているようです。

時間の経過とともに気温が上昇していきます。湖岸に沿って木かげを進みたいところですが、所々で立ち枯れの木々を目にします。尖った木々とボードの接触は避けたいので湖岸からは少し離れた日なたを進みます・・・。暑いので時々木かげに入り込みますw


矢木沢ダム方面から見た須田貝ダムの周辺の景色、ほぼ満水で地肌が見えないということがありますが、どことなく自然湖の佇まいを感じます。須田貝ダムは昭和30年の竣工です。完成後63年の歳月がこの風情を醸し出しているのかな。ちなみに藤原ダムが昭和33年、矢木沢ダムが昭和42年、奈良俣ダムが平成3年の竣工ですので、奥利根4ダムのなかでは須田貝ダムが最古のダムになります。奈良俣ダムができるまで須田貝ダムは楢俣ダムが名称だったようです(出典:ウィキペディア)。

須田貝ダムを通過して奈良俣ダム方面へ進みます。奥の山間に奈良俣ダムの堤体が望めます。

洞元湖を囲む山々の緑がきれいです
。人工林が一部ありますが、多くはブナやミズナラといった原生林です。奥利根湖やならまた湖に出かけるときに洞元湖の景色を目にしますが、新緑、紅葉の季節は美しい光景が広がります。

展けた湖面からくびれとなる場所を通過して出発場所に戻ります。出発場所の周辺からは奈良俣ダムの堤体が大きく見えていました。


奈良俣ダムの天端、洪水吐をズームで。ローラーゲートの中央付近に孔が空いています。洪水期に移行して内臓ゲートが開けられました。貯水位が洪水貯留準備水位を超えた場合は内臓ゲートから越流するようになっています。今夏は少雨により貯水が少ないため内臓ゲートからの越流はないのかも。今後の水不足が心配です。

駐車場でボードを片づけます。強い日差しのおかげでボードはすぐに乾きましたが、私の喉もすぐに渇きました
。これだけ暑いと標高1270mのあの湖に行かないと避暑にはならないかな。久しぶりに標高1730mのあの湖でも漕いでみたいなぁ。
この日フェンスの状況が確認できましたので、矢木沢ダムの近くまでカヤックで行けることがわかりました。往復で14kmくらいのツーリングになりそう。涼しくなったら洞元湖でしかできないカヤックでの奥利根3ダム巡りをしてみたいな。紅葉の時季なら一層楽しめるかな♪
余談ですが~
最近は湖での虫さされがなかったため、ハッカ油で作った虫除けスプレーを持ってくるのを忘れてしまいました。肌の露出は少なく、長い時間ではないので大丈夫かなと高を括っていました。翌日、手に2ヶ所、足に6ヶ所の痛みがありました。症状からアブとブヨにやられてしまったようです
。しばらくは痛痒さが続きそう。自然が豊かであり、水が澄んでおり、水辺や湖畔に草が繁茂している湖では虫さされの対策は必須かな。
虫除けスプレーはそれなりに効き目がありそうですが、まずは肌の露出を抑えるのがよさそう。今後に備え、モンベルのライトネオプレンのグローブとソックスを注文してみました。紫外線対策を兼ねて効果があるといいな。商品の同じカテゴリーでカナディアンニーパッドが目に留まりましたのでいっしょに注文してみました。ダブルブレードパドルを使った正座のスタイルでパドリングするときに活用できそう。


両岸が狭まった場所を通過しながらジャングル風クルーズを楽しみますw

湖面が展けた場所に出ると水面には周囲の景色がきれいに映っていました


ちょっと暑くなってきたので、沢に寄って小休止です。木かげのもとで澄んだ冷たい水に足を浸して涼みます。んー、快適


洞元湖で漕ぐのは今回で2回目です。以前漕いだときに気になっていた小島に寄ってみました。水神宮と刻まれた石碑が祀られていました。


小島を後にしてまもなくすると須田貝ダムが見えてきました。堤体の後方には道路がありませんので、湖上からのみ見える景色です。

洞元湖は須田貝ダムを中心に湖面が二股に分かれています。左奥には矢木沢ダム、右奥には奈良俣ダムが位置しています。須田貝ダムの堤体を背にして矢木沢ダム方面へ進みます。
少し進むと左岸に入り江があったのでのぞいてみました。洞元湖は奥利根湖のように急峻な山々で囲まれています。緩傾斜地の湖畔がありましたので木かげで小休止です。風が少し吹いていたこともあり水面の木かげは快適です。


この日確認したかった流木止めフェンスに到達です。以前矢木沢ダムの管理用道路から洞元湖を見た際にフェンスから先は行けないのかなぁと思っていました。近くで見たところフェンスの一部が下がっておりカヌー・カヤックであれば通過できそうです。

須田貝ダムの管理用通路の近くに掲示されていた案内板です。これによると船舶は矢木沢ダムの近くまで航行できるようです。ただダム直下にある矢木沢発電所の下流にはフェンスが設置されているので、矢木沢ダム方面で行けるのは矢木沢橋までかな。

右岸の支流に立ち寄り休憩です。矢木沢ダム、奥利根湖に行く際に通過する芦沢橋をくぐります。橋の通行時に眺めていた芦沢に初めて行くことができました。


水辺にボードを寄せます。水際の近くではたくさんの魚影を見ました。日差しがきつく長居はできません。また大型の野生動物との遭遇は避けたいので、水分補給、軽いストレッチをして早々に芦沢を後にしました。

先日、須田貝ダムの下流にある藤原ダムの近くでクマが出没したとの情報を目にしました。洞元湖の周辺もクマの生息域ですので、熊鈴を身に着け、湖面を見張るなど用心しながら漕いでいました。とくに矢木沢ダムの管理用道路の対岸は道路もなく人がほとんど入らないようなので留意するのがよさそうです。
そういえば、以前奥利根湖でSUPに乗っているときに、泳いでいるクマに遭遇したらシングルブレードパドルでの私のパドリングでは逃げるのは難しいかなと感じました。このことがSUPでもダブルブレードパドルを使うきっかけの一つになりました。
奥利根湖へ出かけた帰りに洞元湖越しに奥利根の山々を度々撮影している場所があります。管理用道路のすぐ下の水面から同様のアングルで撮影をしてみました。小沢岳、三ツ石山は雲に隠れてしまっているようです。

時間の経過とともに気温が上昇していきます。湖岸に沿って木かげを進みたいところですが、所々で立ち枯れの木々を目にします。尖った木々とボードの接触は避けたいので湖岸からは少し離れた日なたを進みます・・・。暑いので時々木かげに入り込みますw


矢木沢ダム方面から見た須田貝ダムの周辺の景色、ほぼ満水で地肌が見えないということがありますが、どことなく自然湖の佇まいを感じます。須田貝ダムは昭和30年の竣工です。完成後63年の歳月がこの風情を醸し出しているのかな。ちなみに藤原ダムが昭和33年、矢木沢ダムが昭和42年、奈良俣ダムが平成3年の竣工ですので、奥利根4ダムのなかでは須田貝ダムが最古のダムになります。奈良俣ダムができるまで須田貝ダムは楢俣ダムが名称だったようです(出典:ウィキペディア)。

須田貝ダムを通過して奈良俣ダム方面へ進みます。奥の山間に奈良俣ダムの堤体が望めます。

洞元湖を囲む山々の緑がきれいです


展けた湖面からくびれとなる場所を通過して出発場所に戻ります。出発場所の周辺からは奈良俣ダムの堤体が大きく見えていました。


奈良俣ダムの天端、洪水吐をズームで。ローラーゲートの中央付近に孔が空いています。洪水期に移行して内臓ゲートが開けられました。貯水位が洪水貯留準備水位を超えた場合は内臓ゲートから越流するようになっています。今夏は少雨により貯水が少ないため内臓ゲートからの越流はないのかも。今後の水不足が心配です。

駐車場でボードを片づけます。強い日差しのおかげでボードはすぐに乾きましたが、私の喉もすぐに渇きました

この日フェンスの状況が確認できましたので、矢木沢ダムの近くまでカヤックで行けることがわかりました。往復で14kmくらいのツーリングになりそう。涼しくなったら洞元湖でしかできないカヤックでの奥利根3ダム巡りをしてみたいな。紅葉の時季なら一層楽しめるかな♪
余談ですが~
最近は湖での虫さされがなかったため、ハッカ油で作った虫除けスプレーを持ってくるのを忘れてしまいました。肌の露出は少なく、長い時間ではないので大丈夫かなと高を括っていました。翌日、手に2ヶ所、足に6ヶ所の痛みがありました。症状からアブとブヨにやられてしまったようです

虫除けスプレーはそれなりに効き目がありそうですが、まずは肌の露出を抑えるのがよさそう。今後に備え、モンベルのライトネオプレンのグローブとソックスを注文してみました。紫外線対策を兼ねて効果があるといいな。商品の同じカテゴリーでカナディアンニーパッドが目に留まりましたのでいっしょに注文してみました。ダブルブレードパドルを使った正座のスタイルでパドリングするときに活用できそう。