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~湖上の景色に誘われて♪~

カヤック・SUPから眺めた湖上の景色を備忘録としてひっそりと綴っています

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ

   

7月17日(土)~18日(日)に四万湖(しまこ、群馬県吾妻郡中之条町)で漕いだ後、NAPiでキャンプをしてきました。
四万湖は四万川に位置する中之条ダムのダム湖です。
17日の四万湖 天候:晴れ 気温:29℃くらい

6月14日に梅雨入りした関東甲信地方ですが、7月16日に梅雨明けとなりました。今年の梅雨はしとしとと降る長雨ではなく、局所的にどっと降るゲリラ豪雨的な降雨が多かったような気がします。近年はこんな感じの梅雨なので気候が変わりつつあるのかな。また雷の発生が多かったことから湖上での水遊びは見合せていました。梅雨の晴れ間に出かけてみようと思いましたが水の濁りが気になったのでやめておきました。
この週末は群馬県中之条町にあるお気に入りのキャンプ場のAuto-camping base NAPiの予約を取ることができました。梅雨の時季でしたので天候が気がかりでしたがちょうど梅雨が明けましたのでいいタイミングの日取りになりました。また中之条町へ出かけるからには四万湖で漕がないわけにはいきません。梅雨明け後はまた暑すぎる夏がやってきましたので、SUPを持って午前中の涼しい時間帯に四万湖に出かけてみました。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


夏空のもと四万湖でSUPを楽しんだ後、NAPiで避暑キャンプを満喫しましたニコニコ


中之条ダムに到着後、駐車場でボードに空気を充填します。気温はまだそれほど高くなく駐車場が日かげということもあり、汗をかくことなく充填ができました。ダムの天端を渡り水辺へ移動し、準備を整え出発しまーす。風はなく湖面はとても穏やかですので私がSUPを楽しむのにはいい日和です。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


竹井橋へ向かっていると左岸の木々の合間から陽光が射し込み湖面に反射するきれいな光芒を見ることができました。この時季の早い時間帯ならではの光景です。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


うっすらと見える霧を眺めながら竹井橋をくぐります。木々の緑、赤色の橋体が水面にきれいに映っていました。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


竹井橋を過ぎてまもなく放射状に降り注ぐたくさんの光芒を目にします。幻想的な光景にしばらくの間ボードに座りうっとりとした時間を過ごしましたドキッ

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


両岸がだんだんと狭まっていきます。霧が立ち込める湖上を鳥の鳴き声を聞きながらのんびりとしたパドリングで進みます。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


光芒を眺めながらあの光のもとに立つことができたらスポットライトに照らされたような写真が撮れそうなどと想像していました。一人では無理ですが二人いれば映える写真が撮れるかも!?

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水が流れる音に目を向けると小さな沢がありました。苔生した岩などがあり情趣のある沢です。こういった自然が楽しめるのも四万湖の魅力の一つです。沢を後にすると陽光のもとで輝く緑と霧が立ち込める情景が何とも対照的で思わず見入ってしまいました。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


両岸が狭まった湖面から展けた湖面へ出ると水面は霧に包まれていました。雲に入るときはこんな感じなのかなと思いつつ霧が濃くなった方向へ進んでみました。

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霧の中を左岸に沿って奥へ進みます。霧から抜けた後、漕いできた方向を振り返ると湖上には霧が立ち込め、水面には周囲の木々がきれいに映っていました。ため息の出るような景色に思わずパドリングする手が止まりました。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


展けた湖面から上流方面へ進み四万川の河原に到着です。この日の四万湖は水位が高く四万川も水量が多かったことからいつもより上流まで行くことができました。いつもの中州は水中にありました。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


右岸の近くにちょっとした中州がありましたのでボードを寄せ休憩です。ちょうどよい木かげがありました。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


水が流れる音、鳥の鳴き声が心地よく聞こえます。下から見上げる木々の緑がきれいでした。今朝は早く起床したためちょっと眠気を催します。ちょうどよい硬さのエアーベッドがありますのでライフジャケットを枕に少しだけ仮眠です。涼しくて快適でした。気温が高い日にはもってこいの避暑かも!?

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日が高くなり木かげが狭まってきたので戻ります。中州を後にしてしばらくは川の流れに乗って戻ります。雨の影響かな、四万川の水は少し濁りがありました。気温が上がってきましたので木かげ伝いに進みます。

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竹井橋を眺めつつ出発場所に戻ります。木々の緑、湖面の翠がきれいです。出発場所に到着するとSUPやカヤックを準備する方々でにぎわっていました。梅雨明け後の土曜日ですので多くの方々がパドリングを楽しみに四万湖を訪れていました。

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ダムの天端を渡り駐車場へ移動します。この日の中之条ダムは朝から放流が行われていました。ゲートからはたくさんの水が流れ落ちていきます。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


勢いよく放流された水からは飛沫が舞い虹が現れていました。場所によっては2本の虹が見えることも。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


駐車場に戻り用具を片づけます。駐車場は日が当たるようになり気温は30℃くらいに上がっていましたので汗をかきながらの作業になりました汗

駐車場を後にしていつもの撮影ポイントへ向かいます。竹井橋から四万湖を見下ろします。左は上流側、右は下流側の様子です。湖面の色合いはちょっと濁りのある翡翠色といった感じでした。

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11時近くだったかな、この時間になるとSUPツアーの方々を多く見かけます。どれくらいの事業者の方が四万湖でツアーを行っているのかな、湖上はさながらSUP祭りの様相でした。夏休みになるとさらににぎやかになりそうです。

竹井橋の親柱の上にはカッパの石像が載っています。何か伝説やいわれがあるのか以前から気になっていました。先日Googleマップを見ていて中之条ダムの下流に「かっぱの里」なるスポットを見つけました。ストリートビューでその場所を見てみると案内板が立っていました。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


ストリートビューでは案内板の内容を確認できませんでしたので現地に行ってみることに。こちらにもカッパの石像がありました。ただ残念ながら案内板は撤去されており由来はわからず仕舞いでした。。地元の人とお会いする機会があったら聞いてみよっと。

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かっぱの里を後にして中之条町のスーパーマーケット「ヤオコー中之条店」でビール、食料を調達してNAPiへ向かいます。ドラッグストアや100円ショップも併設しておりなかなか便利です。

NAPiに到着、管理棟で受付を済ませます。NAPiの森の中をゆっくりと走行しながらサイトに向かいます。

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今回利用させていただくのはプライベートサイトのKサイトです。昨年の11月以来で二度目の利用です。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


広葉樹に囲まれいい感じに木かげがありました。気温は30℃以上になっていましたのでときどき木かげで休憩しながらテント、タープを設営しました。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


サイトに駐車するとすぐにアブが車内に入ってきました。受付時にいただいたNAPi製オニヤンマを吊るしてみるとアブを見ることはなくなりました。オニヤンマのおかげかも!?

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


日なたは暑いですが木かげは快適です。時より吹くそよ風と鳥の鳴き声でついついチェアでうとうとしてしまいます。鳥の個体はわかりませんがいろいろな種類の野鳥がいることはわかります。居心地のよい森にはキャンパーだけでなく野鳥も集まってくるようです。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


場内が薄暗くなるとオーナーさんがランタンを灯します。Kサイトは他のサイトから離れているためとても静かです。聞こえてくるのはキンドリングクラッカーで薪を割る音と薪がはぜる音くらいです。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


日が傾き気温が下がってきましたのでたき火を始めます。夕食を取りつつたき火を楽しみながら周囲が暗くなるのを待ちます。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


辺りが暗くなったところで火遊びの開始です。5月にNAPiに訪れたときキャンドルライトを並べて遊びました。その後インスタントコーヒーの空き瓶が増えましたので新たな型を加えてみました。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ





【キャンドルライトの記事はこちら】
2021/05/14
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5月9日(日)~10日(月)にNAPiでキャンプをして、四万湖、奥四万湖で漕いできました。週末や連休はいつも予約で埋まっている群馬県中之条町にあるキャンプ場「Auto-camping base NAPi」、GWは場内の新緑が見頃になりそうでしたが予約を取ることはなかなか困難です。9日(日)はたまたま空きがあったため予約を取る…




玖ノ型の炎山はキャンドルライトが4段、拾ノ型の炎錐は3段でした。今回はそれぞれ1段高くして並べてみました。


キャンドルの炎  拾壱ノ型 大炎山 梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ

        拾弐ノ型 大炎錐 梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


空き瓶が増えてもこれ以上段数を高くするのは無理そうです。次回遊ぶときは別の形、並びを検討してみよっと。

この日は起きるのが早かったため21時には眠りにつきました。日中は暑かったですが夜は涼しく快適に寝ることができました。翌朝はヒグラシ、鳥の鳴き声で目が覚めました。薄着で寝ていましたので朝はちょっと肌寒いくらいでした。

朝食後片づけを済ませNAPiの森を散策します。木々の緑が美しく青空に映えていました。適度に伐採された広葉樹の森には十分な日が射し込み、木々の緑を一層引き立てます。適切に手入れをされた森の中はとても心地がよいものです。

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そうそう、前回訪れたとき二つ目のトイレは施工中でしたが今回は完成していました。従来からのトイレは女性専用、新しいトイレは男女兼用とのことですので新しいトイレを利用させていただきました。オーナーさんの手作りとのことですが職人さんが手掛けたようなきれいなトイレでした。隣のスペースは薪置き場です。

梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ梅雨明けの四万湖とNAPiキャンプ


オーナー夫妻にあいさつを済ませNAPiを後にしました。夕立が気がかりでしたが雨に降られることもなく今回もいいキャンプができました。予約を取ることは難しいですがまた機会があったら訪れてみたいな♪



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