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~湖上の景色に誘われて♪~

カヤック・SUPから眺めた湖上の景色を備忘録としてひっそりと綴っています

桜花の草木湖

   

4月13日(土)に草木湖(群馬県みどり市)で漕いできました。
13日の草木湖 天候:晴れ 気温:14℃くらい 貯水率:97%

今年こそはお花見カヤックをしたいと思っていました。例年に比べ今年は桜の開花が早いため、見頃の予想がなかなか難しいですね。
天気予報では、週末は春らしいポカポカ陽気となり、お出かけ日和とのことでした。桜が見頃となる場所を求めて、草木湖に行ってきました。

桜花の草木湖


天気は最高、湖はほぼ満水、桜は見頃、春爛漫?を満喫してきました。


この日の出艇場所は、「草木公園ボートのり場」です。駐車場には春の暖かな日差しが届いていましたので、快適に艇を組み立てることができましたニコッ。組み立て場所から艇を出す水際までは30mくらい、貯水位が高いと艇の運搬距離が短くなりますので助かります。
準備を整え出艇しまーす。後方に見えるのは、草木湖のほぼ中央に架かる草木橋です。
湖岸にはいろいろな浮遊物が漂着していましたので、ちょっと足場がわるかったですガーン

桜花の草木湖


前回草木湖を漕いだときと同様に、今回も湖面を周回します。まずは出艇場所から南側を漕ぎます。漕ぎ出して間もなく、満開の桜に出会えました。淡紅色の花が青空にとっても映えます。

桜花の草木湖


枝条が湖面に張り出している場所では、枝条の下にすーっと潜り込み桜を眺めます。近づくまでは若葉が見えていましたのでもう葉桜?などと思いましたが、近寄ってみるとヤマザクラでした。ヤマザクラは、展葉すると同時に開花し、葉桜となるようです。赤茶色に染まった新葉と淡紅色花の調和がステキでした。
草木湖の湖畔や周辺の斜面では、自生しているヤマザクラを見ることができます。ソメイヨシノとは異なった趣がありますね~。

桜花の草木湖


前回漕いだ際に勘違いをした通航禁止区域ですが、今回は案内図を持ってきましたので間違うことなく通航禁止区域の際まで到達できました。区域の境界には、進入できないようにフェンスが設置されています。前回は通航禁止区域のだいぶ手前で折り返してしまいました。
正面はダム堤体、茶色の建物が草木ダム管理所です。今回はダムの近くまできましたので、管理所から撮影しているライブカメラに映っていたかも知れませんよ~。
通航禁止区域の際を漕ぎながらUターンをします。

桜花の草木湖


艇の方向を南側から北側へ転回すると、山間から日光の男体山が望めました。草木湖から男体山が見えたのですね~、知りませんでした。
男体山・・・、中禅寺湖にも行きたくなってしまいました。5月には行けるかなニコッ

桜花の草木湖


湖岸の斜面には、ヤマザクラなどが咲き誇っていました。一面が桜!も見応えがありますが、混交林に見る桜もまた情趣がありますね。
所々でヤシオツツジらしき花が咲いていました。周辺の木々が芽吹く前ですので、淡紅色の花が一層鮮やかに見えていました。

桜花の草木湖


草木橋の南側を漕いだところで空腹になりましたので昼食です。出艇場所に戻ります。
草木公園の四阿で桜を眺めつつ昼食です。ここで見られる桜は、ソメイヨシノです。
草木湖の周辺では、いくつかの公園、展望台、展望地が整備されています。これらの場所では植栽されたソメイヨシノを楽しむことができます。この日ソメイヨシノは満開~散り始めの様相です。

桜花の草木湖


昼食後は出艇場所から北側を漕ぎます。ちょっと風が強くなり、波が立ってきました汗。南からの風ですので、追い風にのって進みます。
満水に近いので所々でこのような景色が見られます。風にあおられ木々の間に挟まらないように気を付けます。ま、近寄らなければいいだけのことなんですが・・・。ここでは撮影のため木々に近づいてみましたテヘッ

桜花の草木湖


東宮公園の近くにやってきました。この公園には桜が植栽されているのを知っていたため、楽しみにしていました。・・・・・まだつぼみでしたガーン。どうやらヤエザクラだったようです。ということは、これから楽しめるということですねニコニコ。4月末くらいが見頃でしょうか。

桜花の草木湖


もう一つの出艇可能場所の「東宮公園ボートのり場」です。駐車場から水際までは少し距離があり、足下が悪そうですので、艇の運搬はちょっと苦労しそうです。

桜花の草木湖


草木湖で漕ぐことができる最上流部に架かる東宮橋です。橋から上流は通航禁止区域になっていますので、橋の下でUターンします。

桜花の草木湖


東宮橋から上流を望んでみました。緑色のトラス橋、わたらせ渓谷鐵道の第一渡良瀬川橋梁が見えます。わたらせ渓谷鐵道は上下線とも1時間に1本の割合でしか運転されていないため、列車をなかなか見ることがありません。列車を見るためには、時刻表を調べる必要がありそうです。

桜花の草木湖


枝条が湖上に張り出しているヤマザクラ、枝条の一部は水中です。カヤックに乗りながら目線の高さで見ることができる満開の桜に感激しましたニコニコ。水位が高くてよかったです。時間を忘れてお花見してました。枝条と水面には透き間がありませんので、カヤックでの潜り込みはできません。

桜花の草木湖


みかげ原展望地の上流での流れ込みです。高低差があるため、勢いよく流れ落ちてきます。岩に付着したコケを見て癒されていました。

桜花の草木湖


草木橋が見えてきましたので、湖面の周回はもうすぐ終わりです。いろいろな春!を楽しみました。

桜花の草木湖


湖上から見た出艇場所です。斜路のちょっと上が駐車場になっています。

桜花の草木湖


漕ぎメーター。漕いだ距離は約11kmでした。昼食時に湖を横断していますので、その分を除いた10km強が湖面の周回の距離のようです。

桜花の草木湖


漕ぎマップ。湖岸の斜面では崩壊箇所、落石の跡がいくつか見受けられましたので、湖岸からは少し離れた位置を漕いでいます。

桜花の草木湖


今回の漕ぎ度は「6」です(MAXは10)。ときどき風が吹いていましたが、強い向かい風のなかで漕ぐことがなかったため、あまり体力を消耗せずにすみました。約1ヶ月ぶりの漕ぎでしたが、疲労もなく筋肉痛にもなりませんでした。
草木湖では湖上から楽しめる桜は主に自生しているヤマザクラです。ヤマザクラは湖畔や斜面に点在しているため、桜を探しながらの漕ぎになりました。ただ漕いでいるだけではなく、周囲を注視していたことから、あまり疲労を感じることなく楽しめたのだと思います。

今回は初めてのお花見カヤックでしたが、ヤマザクラ、ソメイヨシノの花を満喫することができました。草木湖でのお花見カヤックは満足できましたが、気になる点も・・・。
草木湖は道路が周囲にありますので、クルマ、バイクの音が若干気になります。とくに国道122号線は交通量がそこそこあり、周囲の山々で反響していることが考えられます。
残念ながら廃棄物が投棄されている場所がありました。道路からは見えませんが、湖上からは目に付きます。また、入り江など流れがなく吹きだまりになりやすい場所では、いろいろな浮遊物を散見しました。
これらは漕ぐには特段支障がありませんので、気にさえしなければ、楽しく漕げることと思います。

『草木湖で 色とりどりの 春を見る』
それでは、次の桜の見頃の場所をチェックしつつ、今日はこれまで!!



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