残雪の奥利根湖
5月9日(土)に奥利根湖(群馬県みなかみ町)で漕いできました。
奥利根湖は、利根川に位置する矢木沢ダムのダム湖です。
9日の奥利根湖 天候:曇りのち雨 気温:12℃くらい 貯水率:99.1% 貯水位:約849.8m
心待ちにしていた矢木沢ダムの冬季閉鎖が予定通り5月8日(金)に解除されました。奥利根湖の残雪の景色が見たくて、解除の翌日、早速出かけてきました。今年は例年に比べ降雪量が多かったようですので、どのような景色が見られるのか楽しみにしておりました。

あいにくな空模様でしたが、ちょっとだけ残雪の奥利根湖を楽しんできました
。
奥利根湖は、利根川に位置する矢木沢ダムのダム湖です。
9日の奥利根湖 天候:曇りのち雨 気温:12℃くらい 貯水率:99.1% 貯水位:約849.8m
心待ちにしていた矢木沢ダムの冬季閉鎖が予定通り5月8日(金)に解除されました。奥利根湖の残雪の景色が見たくて、解除の翌日、早速出かけてきました。今年は例年に比べ降雪量が多かったようですので、どのような景色が見られるのか楽しみにしておりました。

あいにくな空模様でしたが、ちょっとだけ残雪の奥利根湖を楽しんできました

いつもと同じく駐車場で艇を組み立てます。この日の奥利根湖の駐車場は、ボートを牽引した車両で朝からにぎわっていました。
進入路ゲートの横の管理小屋で入湖の手続きをします。管理人の方からは、これからの天気などの情報を教えていただきました。いつもありがとうございます。この日はくもりと予想していましたが、雨になるとのことでした。。

水際に艇を運び、準備を整え出艇しまーす。ボートの方々はすでに出航していましたので、のんびりと出発します。

しばらく漕ぎ進みY字の分岐点に到達しました。右側が本川(利根川)方面、左側が奈良沢、コツナギ沢方面です。今回は、残雪の景観がすてきな左側の奈良沢、コツナギ沢方面へ進みます。


前回訪れたときと同様に分岐から3方向の景色を撮影してみました。
まずは、奈良沢、コツナギ沢方面です。標高が高い山々の斜面にはたくさんの残雪が見られます。群馬・新潟の県境に位置する越後山脈の稜線は雪で覆われていました。

つぎはY字の分岐点です。正面の山々は南向きの斜面ですので、ほとんどの雪は解けていました。遠方に見えるイラサワ山、幽の沢山にはたくさんの雪が残っていました。

そして、本川(利根川)方面です。標高が低い山々では、雪解けがだいぶ進んでいました。木々の若葉色が鮮やかになりつつあります。

リトルカナダと称される牛ヶ岳から三ツ石山にかけての越後山脈の残雪の景色、湖面に映ったところを撮りたいと思いしばらく水面が落ち着くのを待ってみましたがかないませんでした。。天気もさることながら、ボートが頻繁に往来しているとなかなか難しいようです。

それではいつものコースの幽の沢、悪沢方面へ進みます。残雪と新緑の調和がいいですね。

周辺の斜面には所々雪が残っています。この斜面で高さは100mくらいかな。これらの雪がまとまって落ちてきたらヤバそうです
。湖岸からは離れ、斜面の様子をうかがいながら進みます。水面には崩れた雪塊を目にします。

悪沢に到着です。ゴルジュは雪で閉塞していました。こちらも近寄らず遠目に眺めます。

幽の沢に到着です。堆積した土砂にも雪が残っていました。日が当たりにくいので、なかなか解けないのかな。この周辺は冷気が漂っていました。

浸食された斜面にはたくさんの雪が残っていますので、しばらくはこの景色を楽しむことができそうです。
そういえば、漕いでいて何度かドドドーという音を耳にしました。どこかの斜面で雪が崩れているようです。近くの残雪もいつ崩れるかわかりませんので、常に用心します。

この日は湖上で数艇のカヌー・カヤックと行き合いました。入り江を出る付近で雨が降ってきてしまいました。。この日はコーミングカバーを装着して漕いだのですが、雨除けとして役立ちました。

奈良沢に向かうも・・・、さらに天気が崩れそうでしたので出艇場所に戻ることに。予報では明日のほうが天気がよさそうでしたので、また明日訪れることにしました。
戻る途中、山間から本川方面の山並みを見ることができました。頂は赤倉岳かな。

この日の出艇場所の状況です。ほぼ満水ですので、出艇できる場所が狭かったです。
駐車場に戻ると雨がちょっと強くなってきました。急いで片づけ、何とかびしょ濡れにならず済みました。

漕ぎメーター。この日漕いだ距離は約9km、漕いだ時間は約2時間でした。途中で引き返しましたので、予定していた行程の半分くらいかな。

漕ぎマップ。当初は、悪沢、幽の沢、奈良沢、コツナギ沢の順で巡る予定でしたが、悪沢、幽の沢に寄った後、引き返しました。
今回の漕ぎ度は「6」です(MAXは10)。雨が降り出した後は、ほとんど手を休めず漕いでいましたので、ちょっと疲労しました。
冬季閉鎖が解除された直後の奥利根湖、たくさんの残雪を目の当たりにし、緊張感のある景色を楽しみました。この日はちょっと天候に恵まれませんでしたので、翌日、出直すことにしましたw
残雪の山々には、やっぱり青空が似合いますね。翌日は晴れるように祈りました。
余談ですが~
今冬、矢木沢ダム・奈良俣ダムでは一般の方を対象とした冬期見学会が開催されました。厳冬期では初めての見学会とのことでしたので、白銀の奥利根湖、ならまた湖を眺めてみたいと思い参加の申し込みをしました。数日後、見学会当日に予定が入ってしまい、あえなくキャンセルに。。
見学会に参加できたらこんな雪景色を見ることができたようです。・・・残念でした。このときの積雪は3mくらいあったようです。
以下2枚は、水資源機構沼田総合管理所のサイト「トップページ画像集」から画像を利用させていただきました。

【矢木沢ダム(奥利根湖)】

【奈良俣ダム(ならまた湖)】
進入路ゲートの横の管理小屋で入湖の手続きをします。管理人の方からは、これからの天気などの情報を教えていただきました。いつもありがとうございます。この日はくもりと予想していましたが、雨になるとのことでした。。

水際に艇を運び、準備を整え出艇しまーす。ボートの方々はすでに出航していましたので、のんびりと出発します。

しばらく漕ぎ進みY字の分岐点に到達しました。右側が本川(利根川)方面、左側が奈良沢、コツナギ沢方面です。今回は、残雪の景観がすてきな左側の奈良沢、コツナギ沢方面へ進みます。


前回訪れたときと同様に分岐から3方向の景色を撮影してみました。
まずは、奈良沢、コツナギ沢方面です。標高が高い山々の斜面にはたくさんの残雪が見られます。群馬・新潟の県境に位置する越後山脈の稜線は雪で覆われていました。

つぎはY字の分岐点です。正面の山々は南向きの斜面ですので、ほとんどの雪は解けていました。遠方に見えるイラサワ山、幽の沢山にはたくさんの雪が残っていました。

そして、本川(利根川)方面です。標高が低い山々では、雪解けがだいぶ進んでいました。木々の若葉色が鮮やかになりつつあります。

リトルカナダと称される牛ヶ岳から三ツ石山にかけての越後山脈の残雪の景色、湖面に映ったところを撮りたいと思いしばらく水面が落ち着くのを待ってみましたがかないませんでした。。天気もさることながら、ボートが頻繁に往来しているとなかなか難しいようです。

それではいつものコースの幽の沢、悪沢方面へ進みます。残雪と新緑の調和がいいですね。

周辺の斜面には所々雪が残っています。この斜面で高さは100mくらいかな。これらの雪がまとまって落ちてきたらヤバそうです


悪沢に到着です。ゴルジュは雪で閉塞していました。こちらも近寄らず遠目に眺めます。

幽の沢に到着です。堆積した土砂にも雪が残っていました。日が当たりにくいので、なかなか解けないのかな。この周辺は冷気が漂っていました。

浸食された斜面にはたくさんの雪が残っていますので、しばらくはこの景色を楽しむことができそうです。
そういえば、漕いでいて何度かドドドーという音を耳にしました。どこかの斜面で雪が崩れているようです。近くの残雪もいつ崩れるかわかりませんので、常に用心します。

この日は湖上で数艇のカヌー・カヤックと行き合いました。入り江を出る付近で雨が降ってきてしまいました。。この日はコーミングカバーを装着して漕いだのですが、雨除けとして役立ちました。

奈良沢に向かうも・・・、さらに天気が崩れそうでしたので出艇場所に戻ることに。予報では明日のほうが天気がよさそうでしたので、また明日訪れることにしました。
戻る途中、山間から本川方面の山並みを見ることができました。頂は赤倉岳かな。

この日の出艇場所の状況です。ほぼ満水ですので、出艇できる場所が狭かったです。
駐車場に戻ると雨がちょっと強くなってきました。急いで片づけ、何とかびしょ濡れにならず済みました。

漕ぎメーター。この日漕いだ距離は約9km、漕いだ時間は約2時間でした。途中で引き返しましたので、予定していた行程の半分くらいかな。

漕ぎマップ。当初は、悪沢、幽の沢、奈良沢、コツナギ沢の順で巡る予定でしたが、悪沢、幽の沢に寄った後、引き返しました。
今回の漕ぎ度は「6」です(MAXは10)。雨が降り出した後は、ほとんど手を休めず漕いでいましたので、ちょっと疲労しました。
冬季閉鎖が解除された直後の奥利根湖、たくさんの残雪を目の当たりにし、緊張感のある景色を楽しみました。この日はちょっと天候に恵まれませんでしたので、翌日、出直すことにしましたw
残雪の山々には、やっぱり青空が似合いますね。翌日は晴れるように祈りました。
余談ですが~
今冬、矢木沢ダム・奈良俣ダムでは一般の方を対象とした冬期見学会が開催されました。厳冬期では初めての見学会とのことでしたので、白銀の奥利根湖、ならまた湖を眺めてみたいと思い参加の申し込みをしました。数日後、見学会当日に予定が入ってしまい、あえなくキャンセルに。。
見学会に参加できたらこんな雪景色を見ることができたようです。・・・残念でした。このときの積雪は3mくらいあったようです。
以下2枚は、水資源機構沼田総合管理所のサイト「トップページ画像集」から画像を利用させていただきました。

【矢木沢ダム(奥利根湖)】

【奈良俣ダム(ならまた湖)】