紅葉の奥利根湖(本川方面)
10月31日(木)に奥利根湖(群馬県みなかみ町)で漕いできました。
奥利根湖は、利根川に位置する矢木沢ダムのダム湖です。
31日の奥利根湖 天候:晴れ 気温:15℃くらい 貯水率:98.8% 貯水位:約849.7m
近頃の天気は週末が曇天か雨、平日が好天の日が多いような気がします。奥利根の山々が錦に色づくこの季節、私にとっては精神衛生上よくない日々が続きます
。仕事中でも青空を見上げては溜め息がでるばかりです。週末の晴れを祈るだけでは青空のもとでの紅葉カヤックはなかなかかないません。このモヤモヤを解消するためには晴れの日に行くしかありません。奥利根の天候はみなかみと湯沢の天気予報、天気図から予想しますが、なかなか難しく行ってみなければわかりません。晴れるかは賭けのようなところがありますが、平日に年次休暇の消化に勤しみつつ奥利根湖へ出かけてきました。今年度からいい制度ができて助かりました
。休みが取りやすくなりました。

この日は予想が見事に適中して秋晴れに恵まれました
。私は普段ヤバイという表現は使いませんが、奥利根湖の絶景を見ながらヤバイを連発してしまいました。
奥利根湖は、利根川に位置する矢木沢ダムのダム湖です。
31日の奥利根湖 天候:晴れ 気温:15℃くらい 貯水率:98.8% 貯水位:約849.7m
近頃の天気は週末が曇天か雨、平日が好天の日が多いような気がします。奥利根の山々が錦に色づくこの季節、私にとっては精神衛生上よくない日々が続きます


この日は予想が見事に適中して秋晴れに恵まれました

奥利根湖の最盛期と思われる紅葉を満喫しながらたくさんの写真を撮影しました。コメントでは表現しきれないため、この記事は写真を主体にした備忘録としています。
諏訪峡大橋から眺める谷川連峰、峰々は雲に覆われ奥利根の天気が気がかり。天神平の周辺は紅葉が見事。


矢木沢ダムからの眺めと量水標、水面は849.7m付近。


艇を組み立てる際にGパイプをAタングに取り付けようとしたところナットが緩んでおり金具が外れてしまいました
。プライヤーとモンキーレンチを常備しているためすぐに取り付けられましたが、指でナットを締めるのは金具が固くちょっと大変です。普段のメンテナンスを怠っているためこれまでに何回か外れたことがありました。アルフェックに乗られている方は工具を準備しておくと便利かもしれません。あとチャンネルを固定するネジが緩んだ場合にプラスのドライバーがあると便利です。

進入路ゲートの横の進入路監視小屋で入湖の手続き。

艇を水際へ運搬し準備を整え出艇。

奥利根湖の概略図、この日の目的地は本川(利根川)方面。

出艇場所のすぐ近く、ブナは落葉が始まる。

小白沢方面、尾根近くで橙色に染まった低木の紅葉がきれい。

ダムの堤体を背にして、Y字の分岐へ向かう。

左手方向に見える右岸のブナの黄葉がきれい。

Y字の分岐、山々を遠目に見ると紅葉は終わりかけのよう。

奈良沢方面の山々、標高によって色づきの違いがはっきり。

分岐を本川方面へ。湖面はとても穏やか。

ネコ沢の周辺、多様な樹種が湖岸を色取る。

湖の周辺の山々は紅葉が真っ盛り、奥に見えるイラサワ山は色あせ始めの感じ。

上立合せ沢付近の斜面、常緑針葉樹の深緑が落葉広葉樹の紅葉を一層引き立てる。

大立合せ沢付近の斜面、このような光景が続くのでなかなか前へ進まない。

大白沢へと続く入り江の付近で振り返る。刃物ヶ崎山を頂とする岩壁が橙色に染まり壮観な光景。

小黒沢付近からの眺め、正面奥は割の萱沢、奥は赤倉岳へと続く稜線。

小黒沢の対岸付近の様子、斜面を色取る紅葉が水面に反射してきれい。

小黒沢の付近で振り返る。家の串から刃物ヶ崎山へと続く稜線、その右は柄沢山、奥利根の雄大な景色が広がる。

小黒沢の対岸付近の谷間、ブナ、ミズナラなどの高木とカエデ、ミヤマナラなどの低木の紅葉がピークとなり斜面全体がまぶしいほどに鮮やか。

岩肌を埋めつくす低木の紅葉が何とも美しい。


東千ヶ倉沢の周辺からの眺め、正面の割の萱沢の急峻な岩肌が目に留まる。

東千ヶ倉沢の付近で振り返る。奥に見えるのは山容から巻機山かと思ったが方角からして朝日岳のよう。

西千ヶ倉沢と私が思う奥利根湖の紅葉の見所の一つで多様な樹種が錦を織りなす斜面。

この斜面の紅葉のピークはもう少し先のようだ。

割の萱沢の周辺の紅葉、斜面全体が色づき思わず息を呑むような美しさ。

ツツヂガヒラの全容、急峻な岩肌にはミヤマナラなどの低木、尾根に近い斜面はブナが分布。壮大な景観。

奥利根深水の滝(万年滝)をいろいろな角度から観賞する。いつ来ても何度見ても飽きない光景。





割沢の対岸付近の斜面、木々に覆われ見えづらいが小さな滝がある。

両岸が狭まるくびれの区間へ入る。

谷間なので山が近く迫力がある。

くびれを抜けると奥利根湖のファイナルファンタジー(あと少しで本流の流れ込みに到達できるエリア)。

くびれを抜け、利根川(右)と小穂口沢(左)の出合い。

出合いの左岸の斜面、ほぼ満水なので水面と木々の間に地肌は見えず手に届く近さで紅葉を楽しめる。

ビバ青空!、鮮やかな紅葉が引き立つ。紅葉見はやっぱり晴れに限る。

小穂口沢方面へ進む。

右岸のトチノキの大木、古木であるが先日の台風にも耐えていた。

左岸の斜面、ブナと低木の紅葉がきれい。

流木や木くずの浮遊物が水面を閉塞し小穂口沢には到達できず。

出合いに戻り利根川方面へ進む。

右岸の斜面、ブナと低木の紅葉がきれい。

何となくは予想していたが嫌な予感。

水面の広い範囲を流木や木くずの浮遊物が覆う、ボイジャーでの進入は困難そう。

浮遊物の先にある清流ゾーンへの到達は断念、陸地に上がれる場所がないため引き返す。再びくびれの区間へ入る。


赤倉沢で湖畔の紅葉を愛でながら昼食を取った後、くびれを抜ける。


静寂な湖上に水が流れる音だけが響く。

奥利根深水の滝(万年滝)に寄り近くから観賞する。今秋も見ることができ満悦。


ときどき振り返りながら滝を遠目に眺める。

滝がある対岸の斜面、一面を低木の紅葉が埋めつくす。錦をまとった景色に囲まれる紅葉ワールドを体験。

割の萱沢の周辺の紅葉、尾根の近くは橙色で覆われているためまもなく落葉が始まる。

西千ヶ倉沢へと続く右岸の斜面、一週間後、どのような色合いになっているか興味深い。

西千ヶ倉沢を過ぎると逆光でのパドリング、陽光がまぶしい。ときどき吹く風が心地よい。

ときどき振り返り、割の萱沢の周辺の紅葉を記憶にとどめる。

右岸寄りを進みながら行きは少し離れた位置から眺めていた紅葉を帰りは近くによって観賞する。




Y字の分岐付近から漕いできた方向を感慨深く見渡す。

Y字の分岐の岬を通過し奈良沢方面の山々を見渡す。11月の3連休、奈良沢方面を漕ぐかならまた湖に行くかで悩ましい。奥利根の天気が気がかり。

分岐からは左岸に移り奥利根湖の景色を広く眺める。

左岸から見る奈良沢方面の山々の景色もいい感じ。

湖面への進入路の対岸に位置する入り江、湖の奥へ行くと遠回りになるため寄らないことが多いが紅葉がきれいな場所。

太陽を正面に見ながら出艇場所に戻る。日が短くなった。

出艇場所に近い斜面、西日に照らされた黄葉が輝いていた。

出艇場所に到着、山の陰で少し肌寒い。ただ例年に比べると暖かな気がする。

漕ぎメーター。漕いだ距離は約23km、漕いだ時間は5時間ほど。

漕ぎマップ。出艇~Y字分岐~奥利根深水の滝(万年滝)~小穂口沢~本川~赤倉沢(昼食)~奥利根深水の滝(万年滝)~Y字分岐~着艇のルート。
艇を片づけて駐車場を後にする頃には堤体近くの湖面はすっかり陰ってしまっていた。

レイクカヌー好きとしてとても見応えのある景色を満喫でき堪らない一日であった。完
諏訪峡大橋から眺める谷川連峰、峰々は雲に覆われ奥利根の天気が気がかり。天神平の周辺は紅葉が見事。
矢木沢ダムからの眺めと量水標、水面は849.7m付近。
艇を組み立てる際にGパイプをAタングに取り付けようとしたところナットが緩んでおり金具が外れてしまいました

進入路ゲートの横の進入路監視小屋で入湖の手続き。
艇を水際へ運搬し準備を整え出艇。
奥利根湖の概略図、この日の目的地は本川(利根川)方面。

出艇場所のすぐ近く、ブナは落葉が始まる。
小白沢方面、尾根近くで橙色に染まった低木の紅葉がきれい。
ダムの堤体を背にして、Y字の分岐へ向かう。
左手方向に見える右岸のブナの黄葉がきれい。
Y字の分岐、山々を遠目に見ると紅葉は終わりかけのよう。
奈良沢方面の山々、標高によって色づきの違いがはっきり。
分岐を本川方面へ。湖面はとても穏やか。
ネコ沢の周辺、多様な樹種が湖岸を色取る。
湖の周辺の山々は紅葉が真っ盛り、奥に見えるイラサワ山は色あせ始めの感じ。
上立合せ沢付近の斜面、常緑針葉樹の深緑が落葉広葉樹の紅葉を一層引き立てる。
大立合せ沢付近の斜面、このような光景が続くのでなかなか前へ進まない。
大白沢へと続く入り江の付近で振り返る。刃物ヶ崎山を頂とする岩壁が橙色に染まり壮観な光景。
小黒沢付近からの眺め、正面奥は割の萱沢、奥は赤倉岳へと続く稜線。
小黒沢の対岸付近の様子、斜面を色取る紅葉が水面に反射してきれい。
小黒沢の付近で振り返る。家の串から刃物ヶ崎山へと続く稜線、その右は柄沢山、奥利根の雄大な景色が広がる。
小黒沢の対岸付近の谷間、ブナ、ミズナラなどの高木とカエデ、ミヤマナラなどの低木の紅葉がピークとなり斜面全体がまぶしいほどに鮮やか。
岩肌を埋めつくす低木の紅葉が何とも美しい。
東千ヶ倉沢の周辺からの眺め、正面の割の萱沢の急峻な岩肌が目に留まる。
東千ヶ倉沢の付近で振り返る。奥に見えるのは山容から巻機山かと思ったが方角からして朝日岳のよう。
西千ヶ倉沢と私が思う奥利根湖の紅葉の見所の一つで多様な樹種が錦を織りなす斜面。
この斜面の紅葉のピークはもう少し先のようだ。
割の萱沢の周辺の紅葉、斜面全体が色づき思わず息を呑むような美しさ。
ツツヂガヒラの全容、急峻な岩肌にはミヤマナラなどの低木、尾根に近い斜面はブナが分布。壮大な景観。
奥利根深水の滝(万年滝)をいろいろな角度から観賞する。いつ来ても何度見ても飽きない光景。
割沢の対岸付近の斜面、木々に覆われ見えづらいが小さな滝がある。
両岸が狭まるくびれの区間へ入る。
谷間なので山が近く迫力がある。
くびれを抜けると奥利根湖のファイナルファンタジー(あと少しで本流の流れ込みに到達できるエリア)。
くびれを抜け、利根川(右)と小穂口沢(左)の出合い。
出合いの左岸の斜面、ほぼ満水なので水面と木々の間に地肌は見えず手に届く近さで紅葉を楽しめる。
ビバ青空!、鮮やかな紅葉が引き立つ。紅葉見はやっぱり晴れに限る。
小穂口沢方面へ進む。
右岸のトチノキの大木、古木であるが先日の台風にも耐えていた。
左岸の斜面、ブナと低木の紅葉がきれい。
流木や木くずの浮遊物が水面を閉塞し小穂口沢には到達できず。
出合いに戻り利根川方面へ進む。
右岸の斜面、ブナと低木の紅葉がきれい。
何となくは予想していたが嫌な予感。
水面の広い範囲を流木や木くずの浮遊物が覆う、ボイジャーでの進入は困難そう。
浮遊物の先にある清流ゾーンへの到達は断念、陸地に上がれる場所がないため引き返す。再びくびれの区間へ入る。
赤倉沢で湖畔の紅葉を愛でながら昼食を取った後、くびれを抜ける。
静寂な湖上に水が流れる音だけが響く。
奥利根深水の滝(万年滝)に寄り近くから観賞する。今秋も見ることができ満悦。
ときどき振り返りながら滝を遠目に眺める。
滝がある対岸の斜面、一面を低木の紅葉が埋めつくす。錦をまとった景色に囲まれる紅葉ワールドを体験。
割の萱沢の周辺の紅葉、尾根の近くは橙色で覆われているためまもなく落葉が始まる。
西千ヶ倉沢へと続く右岸の斜面、一週間後、どのような色合いになっているか興味深い。
西千ヶ倉沢を過ぎると逆光でのパドリング、陽光がまぶしい。ときどき吹く風が心地よい。
ときどき振り返り、割の萱沢の周辺の紅葉を記憶にとどめる。
右岸寄りを進みながら行きは少し離れた位置から眺めていた紅葉を帰りは近くによって観賞する。
Y字の分岐付近から漕いできた方向を感慨深く見渡す。
Y字の分岐の岬を通過し奈良沢方面の山々を見渡す。11月の3連休、奈良沢方面を漕ぐかならまた湖に行くかで悩ましい。奥利根の天気が気がかり。
分岐からは左岸に移り奥利根湖の景色を広く眺める。
左岸から見る奈良沢方面の山々の景色もいい感じ。
湖面への進入路の対岸に位置する入り江、湖の奥へ行くと遠回りになるため寄らないことが多いが紅葉がきれいな場所。
太陽を正面に見ながら出艇場所に戻る。日が短くなった。
出艇場所に近い斜面、西日に照らされた黄葉が輝いていた。
出艇場所に到着、山の陰で少し肌寒い。ただ例年に比べると暖かな気がする。
漕ぎメーター。漕いだ距離は約23km、漕いだ時間は5時間ほど。
漕ぎマップ。出艇~Y字分岐~奥利根深水の滝(万年滝)~小穂口沢~本川~赤倉沢(昼食)~奥利根深水の滝(万年滝)~Y字分岐~着艇のルート。
艇を片づけて駐車場を後にする頃には堤体近くの湖面はすっかり陰ってしまっていた。
レイクカヌー好きとしてとても見応えのある景色を満喫でき堪らない一日であった。完