避暑の四万湖とNAPiキャンプ
8月11日(火)~12日(水)に四万湖(しまこ、群馬県吾妻郡中之条町)で漕いだ後、NAPiでキャンプをしてきました。
四万湖は四万川に位置する中之条ダムのダム湖です。
11日の四万湖 天候:晴れ 気温:28℃くらい
8月1日に梅雨明けしてからは連日真夏日になるなど暑い日が続きます。10日からは猛暑日が続くなど今年もまた暑すぎる夏がやってきました。強い日差し、高い気温のもとでのパドリングはちょっとつらくなってきました。そんなときは早朝の涼しい時間帯に漕ぐか、標高が高い湖で清涼な風を受けながら漕ぐのが快適です。
先日キャンプを楽しんだ群馬県中之条町にあるNAPiですが、8月の中旬に予約を取ることができました。NAPiでのキャンプのついでに四万湖に行ってきました。ただ日中は暑いので、午前中の涼しい時間帯にSUPを楽しめるようにNAPiに行く前に四万湖に寄ってみました。

全国的に暑かったこの日、中之条町では38.0℃を記録するなど観測地点における観測史上最高の気温となる酷暑に見舞われました
。
四万湖は四万川に位置する中之条ダムのダム湖です。
11日の四万湖 天候:晴れ 気温:28℃くらい
8月1日に梅雨明けしてからは連日真夏日になるなど暑い日が続きます。10日からは猛暑日が続くなど今年もまた暑すぎる夏がやってきました。強い日差し、高い気温のもとでのパドリングはちょっとつらくなってきました。そんなときは早朝の涼しい時間帯に漕ぐか、標高が高い湖で清涼な風を受けながら漕ぐのが快適です。
先日キャンプを楽しんだ群馬県中之条町にあるNAPiですが、8月の中旬に予約を取ることができました。NAPiでのキャンプのついでに四万湖に行ってきました。ただ日中は暑いので、午前中の涼しい時間帯にSUPを楽しめるようにNAPiに行く前に四万湖に寄ってみました。

全国的に暑かったこの日、中之条町では38.0℃を記録するなど観測地点における観測史上最高の気温となる酷暑に見舞われました

中之条ダムに到着後、駐車場でボードに空気を充填します。気温はまだそれほど高くなく駐車場が日かげということもあり、滝汗をかくことなく充填ができました。ダムの天端を渡り水辺へ移動し、準備を整え出発しまーす。風はなく湖面はとても穏やかで周囲の景色が水面にきれいに映ります。


水面に映る自分の影を見ながら奥へと進みます。中之条では前日も真夏日となり、朝の最低気温があまり下がらなかったようです。気温と水温の温度差により湖上の所々で霧が立っているのが見えました。


竹井橋を通過します。木々の緑、湖面の翠に赤い橋体がアクセントとなり湖上から眺める四万湖の景色を引き立てます。

竹井橋を過ぎると左岸の木々の合間から光が射し込み放射状に降り注ぐきれいな光芒を見ることができました
。早い時間帯ならではの光景です。

両岸が狭まる湖面を進みます。静寂のなか、ヒグラシや鳥の鳴き声だけが山間に響きます。ひんやりとした空気が心地よいです
。

光芒や霧がかかった湖上の景色を楽しみながらいつもよりゆっくりとしたペースで進みます。前回はボードから落ちカメラが水に浸かってしまいレンズの曇りがなかなか取れませんでした。今回はこの景色の撮影を逃さないように留意しながらのパドリングです。


最近は多くの方々でにぎわう四万湖の湖上ですが、お盆前の平日の早い時間帯ということがあり私がパドリングを楽しんでいる間、湖面利用をしている方はわずかでした。静かな湖上でのんびりとした時間を楽しみます。

湖面が展けた場所へとやってきました。水面には周囲の景色が鮮やかに映り、湖上には霧が立ち込める幻想的なシチュエーションでのパドリングを堪能できました
。



展けた湖面から上流方面の湖岸が狭まる場所へ進むと浅瀬になり流れがでてきます。フィンが擦らないように深そうな場所を遡上して河原へ向かいます。


四万川の河原に到着、中州にボードを寄せます。四万川の水が冷たく気持ちがよかったので、川の中を歩きつつ湯原橋の近くまで散策してみました。


四万川が四万湖へと流入する河原の様子、水がきれいで水深が浅く水遊びをするにはよい場所ですが、日かげがないため暑いです
。

中州を後にしてしばらくは川の流れに乗って戻ります。気温が上がってきましたので木かげ伝いに進みます。

展けた湖面から両岸が狭まる湖面へ進みます。翡翠色の湖面に湖岸の木々が映る美しい光景を見ることができました
。

四万湖では湖水の条件が同じでも光の角度や強弱により、湖面の色合いが異なることがあります。また、春は碧っぽい色、夏は翠っぽい色と季節によっても変わります。岩が露出している湖岸に寄ってみます。岩肌を流れる湧き水を見て少し涼しさを感じました。


四万湖の上空は青空が広がります。昨日に続き暑くなりそう。水際で羽を休める蝶がいました。水を飲んでいるのかな、種類はわかりませんが羽の色が鮮やかでした。


5月頃に見られる四万ブルーと呼ばれる碧い湖面がきれいですが、翠色の湖面もまたきれいです。木々の濃い緑色と相まって心が休まる光景が広がります。

竹井橋を両岸近くから見上げます。右岸から見る高欄の転落防止柵が描くアーチ模様、左岸から見る優美なカーブを描くアーチ部材が興味深いです。


暑い日は湖上の木かげが涼しくて快適です。午前中の早い時間帯であればひんやりとした空気のなか清々しい気分に浸れます。日が高くなってきたのであまり暑くならないうちに湖から上がります。短い時間でしたが納涼SUPを満喫しました
。


駐車場に戻り用具を片づけます。駐車場は日が当たるようになり気温はすでに30℃くらいになっていましたので滝汗をかきながらの作業になりました
。
駐車場を後にしていつもの撮影ポイントへ向かいます。竹井橋から眺めた上流側の様子です。湖面の色合いはちょっと濁りのある翡翠色といった感じでした。

下流側の様子です。順光と逆光による違いかな、こちらは花緑青に近い色合いの湖面でした。10時近くだったかな、この頃になると多くの方々がカヌーやカヤック、SUPで楽しまれていました。

四万湖を見渡せる場所に移動します。ここからの湖面の色合いは薄い翡翠色に見えました。湖面の色合いは光の加減のほか見る位置や高さ、角度により変わります。四万湖にライブカメラが設置されたら湖面の色合いを毎日チェックしちゃいそうw

滝汗をかきましたのでNAPiへ向かう前にひとっ風呂浴びます。四万清流の湯で汗を流しました。四万川を見下ろしながらの露天風呂が気持ちよかったです。

温泉でさっぱりした後、NAPiへ移動します。


NAPiへの入り口、適度に伐採された広葉樹の林内が何とも落ち着きます。管理棟で受付を済ませると空いているサイトから好きな場所を選んでいいとのことでしたので今回は site E を利用させていただきました。

それにしても暑いです。NAPiの標高は約740mですが体感的には35℃くらいあったかも。まずはサイト横の木かげに休憩所を設営します。

ときどきハンモックに横たわりながらテント、タープを設営しました。木かげで涼を取りつつ木々の緑を見上げて寛ぎます。


場内が薄暗くなると管理人さんがランタンを灯します。夕暮れ時、気温はまだまだ高いですが焚き火を始めます。今回も薪1束をいただきました。汗をかきながら薪がはぜる音を楽しみました
。

暑さで寝苦しい夜でしたが、朝は気温が下がり清々しく目が覚めました。ヒグラシや鳥の鳴き声が林内に響き爽快な気分です。日差しを浴びたカエデの葉が輝いていました。場内は多様な広葉樹が分布していますので秋色になったサイトも興味深いです。

今回利用させていただいた site E は、7m×10mの広さとのことです。車両を横付けすることができソロで使用するには使い勝手のよいサイトでした。隣のサイトとは適度な距離があり、自然を身近に感じながら落ち着いた時間を過ごすことができました。管理棟でご夫妻にあいさつを済ませNAPiを後にしました。

余談ですが~
お盆期間中の休日に赤城公園キャンプ場でキャンプをしてきました。なかなか予約が取れない赤城公園キャンプ場ですが、気になっていたFサイトの予約を取ることができました
。暑い季節は標高が高い場所での避暑が快適です。備忘録としてサイトの様子などを写してきました。

キャンプ場に近い湖畔から眺める朝の赤城大沼。

Fサイトから見る赤城大沼、前にはEサイトが位置するが一段下がっているためあまり気にならない。

Fサイトの上空は樹冠で被われ透過する光は少ない。サイト内は陰となる面積が広く、暑い日でも涼しくて快適。


サイトマップを見るとFサイトの面積は約25平方メートル。サイトのおおよその長さを知りたかったため、Excelでこんな図を描いてみた。用紙をサイトの中心付近にペグで固定し、ダイソーで買った10mのメジャーで16方位のサイトの端までの距離を計測。作業時間は10分ほど。



計測した距離を図に落とし16角形を作図する。この図がサイトのおおよその形。

見やすいように図形を回転させ寸法線を入れてみた。サイトの出入口付近は緩傾斜であるが、その奥はほぼフラット。ソロで使用するには十分な広さのサイトであった。専用駐車場からは坂道で少し距離があるが、荷物運びはそれほど苦にはならなかった。

前橋市街地とは7~8℃ほど気温が低い大沼湖畔のキャンプ場、トイレや水場が備わって無料ですので暑い季節にはありがたい避暑地です。朝方は思っていたよりも涼しかったです。予約が取れたらまた訪れてみたいな。


水面に映る自分の影を見ながら奥へと進みます。中之条では前日も真夏日となり、朝の最低気温があまり下がらなかったようです。気温と水温の温度差により湖上の所々で霧が立っているのが見えました。


竹井橋を通過します。木々の緑、湖面の翠に赤い橋体がアクセントとなり湖上から眺める四万湖の景色を引き立てます。

竹井橋を過ぎると左岸の木々の合間から光が射し込み放射状に降り注ぐきれいな光芒を見ることができました


両岸が狭まる湖面を進みます。静寂のなか、ヒグラシや鳥の鳴き声だけが山間に響きます。ひんやりとした空気が心地よいです


光芒や霧がかかった湖上の景色を楽しみながらいつもよりゆっくりとしたペースで進みます。前回はボードから落ちカメラが水に浸かってしまいレンズの曇りがなかなか取れませんでした。今回はこの景色の撮影を逃さないように留意しながらのパドリングです。


最近は多くの方々でにぎわう四万湖の湖上ですが、お盆前の平日の早い時間帯ということがあり私がパドリングを楽しんでいる間、湖面利用をしている方はわずかでした。静かな湖上でのんびりとした時間を楽しみます。

湖面が展けた場所へとやってきました。水面には周囲の景色が鮮やかに映り、湖上には霧が立ち込める幻想的なシチュエーションでのパドリングを堪能できました




展けた湖面から上流方面の湖岸が狭まる場所へ進むと浅瀬になり流れがでてきます。フィンが擦らないように深そうな場所を遡上して河原へ向かいます。


四万川の河原に到着、中州にボードを寄せます。四万川の水が冷たく気持ちがよかったので、川の中を歩きつつ湯原橋の近くまで散策してみました。


四万川が四万湖へと流入する河原の様子、水がきれいで水深が浅く水遊びをするにはよい場所ですが、日かげがないため暑いです


中州を後にしてしばらくは川の流れに乗って戻ります。気温が上がってきましたので木かげ伝いに進みます。

展けた湖面から両岸が狭まる湖面へ進みます。翡翠色の湖面に湖岸の木々が映る美しい光景を見ることができました


四万湖では湖水の条件が同じでも光の角度や強弱により、湖面の色合いが異なることがあります。また、春は碧っぽい色、夏は翠っぽい色と季節によっても変わります。岩が露出している湖岸に寄ってみます。岩肌を流れる湧き水を見て少し涼しさを感じました。


四万湖の上空は青空が広がります。昨日に続き暑くなりそう。水際で羽を休める蝶がいました。水を飲んでいるのかな、種類はわかりませんが羽の色が鮮やかでした。


5月頃に見られる四万ブルーと呼ばれる碧い湖面がきれいですが、翠色の湖面もまたきれいです。木々の濃い緑色と相まって心が休まる光景が広がります。

竹井橋を両岸近くから見上げます。右岸から見る高欄の転落防止柵が描くアーチ模様、左岸から見る優美なカーブを描くアーチ部材が興味深いです。


暑い日は湖上の木かげが涼しくて快適です。午前中の早い時間帯であればひんやりとした空気のなか清々しい気分に浸れます。日が高くなってきたのであまり暑くならないうちに湖から上がります。短い時間でしたが納涼SUPを満喫しました



駐車場に戻り用具を片づけます。駐車場は日が当たるようになり気温はすでに30℃くらいになっていましたので滝汗をかきながらの作業になりました

駐車場を後にしていつもの撮影ポイントへ向かいます。竹井橋から眺めた上流側の様子です。湖面の色合いはちょっと濁りのある翡翠色といった感じでした。

下流側の様子です。順光と逆光による違いかな、こちらは花緑青に近い色合いの湖面でした。10時近くだったかな、この頃になると多くの方々がカヌーやカヤック、SUPで楽しまれていました。

四万湖を見渡せる場所に移動します。ここからの湖面の色合いは薄い翡翠色に見えました。湖面の色合いは光の加減のほか見る位置や高さ、角度により変わります。四万湖にライブカメラが設置されたら湖面の色合いを毎日チェックしちゃいそうw

滝汗をかきましたのでNAPiへ向かう前にひとっ風呂浴びます。四万清流の湯で汗を流しました。四万川を見下ろしながらの露天風呂が気持ちよかったです。

温泉でさっぱりした後、NAPiへ移動します。


NAPiへの入り口、適度に伐採された広葉樹の林内が何とも落ち着きます。管理棟で受付を済ませると空いているサイトから好きな場所を選んでいいとのことでしたので今回は site E を利用させていただきました。

それにしても暑いです。NAPiの標高は約740mですが体感的には35℃くらいあったかも。まずはサイト横の木かげに休憩所を設営します。

ときどきハンモックに横たわりながらテント、タープを設営しました。木かげで涼を取りつつ木々の緑を見上げて寛ぎます。


場内が薄暗くなると管理人さんがランタンを灯します。夕暮れ時、気温はまだまだ高いですが焚き火を始めます。今回も薪1束をいただきました。汗をかきながら薪がはぜる音を楽しみました


暑さで寝苦しい夜でしたが、朝は気温が下がり清々しく目が覚めました。ヒグラシや鳥の鳴き声が林内に響き爽快な気分です。日差しを浴びたカエデの葉が輝いていました。場内は多様な広葉樹が分布していますので秋色になったサイトも興味深いです。

今回利用させていただいた site E は、7m×10mの広さとのことです。車両を横付けすることができソロで使用するには使い勝手のよいサイトでした。隣のサイトとは適度な距離があり、自然を身近に感じながら落ち着いた時間を過ごすことができました。管理棟でご夫妻にあいさつを済ませNAPiを後にしました。

余談ですが~
お盆期間中の休日に赤城公園キャンプ場でキャンプをしてきました。なかなか予約が取れない赤城公園キャンプ場ですが、気になっていたFサイトの予約を取ることができました


キャンプ場に近い湖畔から眺める朝の赤城大沼。

Fサイトから見る赤城大沼、前にはEサイトが位置するが一段下がっているためあまり気にならない。

Fサイトの上空は樹冠で被われ透過する光は少ない。サイト内は陰となる面積が広く、暑い日でも涼しくて快適。


サイトマップを見るとFサイトの面積は約25平方メートル。サイトのおおよその長さを知りたかったため、Excelでこんな図を描いてみた。用紙をサイトの中心付近にペグで固定し、ダイソーで買った10mのメジャーで16方位のサイトの端までの距離を計測。作業時間は10分ほど。



計測した距離を図に落とし16角形を作図する。この図がサイトのおおよその形。

見やすいように図形を回転させ寸法線を入れてみた。サイトの出入口付近は緩傾斜であるが、その奥はほぼフラット。ソロで使用するには十分な広さのサイトであった。専用駐車場からは坂道で少し距離があるが、荷物運びはそれほど苦にはならなかった。

前橋市街地とは7~8℃ほど気温が低い大沼湖畔のキャンプ場、トイレや水場が備わって無料ですので暑い季節にはありがたい避暑地です。朝方は思っていたよりも涼しかったです。予約が取れたらまた訪れてみたいな。