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~湖上の景色に誘われて♪~

カヤック・SUPから眺めた湖上の景色を備忘録としてひっそりと綴っています

納涼の赤谷湖

   

8月10日(土)に赤谷湖(群馬県みなかみ町)で漕いできました。
赤谷湖は、赤谷川に位置する相俣ダムのダム湖です。
10日の赤谷湖 天候:晴れ 気温:25℃くらい 貯水率:94.3% 貯水位:約552.6m

7月中旬の梅雨明け以降、連日、猛暑日に熱帯夜ですのでちょっとうんざりしてきます。今年の夏は暑過ぎです。冷房が効いた屋内で過ごすのが快適ですが身体がだるくなったり、なまったりすることも。そんなときは涼しい場所に出かけ、身体と気分をリフレッシュしたくなります。午前中の早い時間帯であれば納涼SUPが楽しめるかな。こんなときは中禅寺湖が最適ですがお盆休みの期間に入ったことから混雑していそう。そんななか赤谷湖が比較的貯水位が高かったこと、納涼を体験できる場所があることから赤谷湖に行ってみました。

納涼の赤谷湖


山間に位置する赤谷湖の早朝は涼しく、堰から流れ落ちる水からは涼風を感じることができ短い時間でしたが避暑を楽しみましたニコニコ


洪水期で貯水位が下がっているこの時季の赤谷湖はボート乗り場からの出発になります。ボート乗り場がある休石広場に到着後、駐車場でボードに空気を充填します。気温は20℃くらい、駐車場は陰になっていましたので汗をかくことなく準備ができました。駐車場からボート乗り場にボードを運びます。ボート乗り場の営業時間は午前6時からです。

納涼の赤谷湖納涼の赤谷湖


桟橋で湖面利用の手続きをします。赤谷湖湖面利用届け書に氏名や住所、電話番号、利用目的、利用予定時間を記入し桟橋使用料の500円を支払います。桟橋からボードに乗り移り湖面へと出発しまーす。青空のもと赤谷湖の奥へとボードを進めます。

納涼の赤谷湖納涼の赤谷湖


湖の左岸側は陰になっていますので涼しく快適です。風はなく湖面が穏やかでしたのでボードに寝そべり青空を見上げながら寛ぎます。こんな楽しみ方もSUPならではです。

納涼の赤谷湖


しばらくリラックスした後、目的地へと向かいます。湖の北岸にある歌碑公園下桟橋からも出発することができます。こちらから出発している方もいました。こちらの桟橋使用料は330円で湖面利用届出書といっしょにまんてん星の湯に届けます。駒形峡の入り口が見えてきました。駒形峡は深い谷間ですので日が当たらず納涼を体験することができます。

納涼の赤谷湖納涼の赤谷湖


展けた湖面から駒形峡の狭窄の湖面へと進みます。この日の貯水位は満水位から12.4mほど下がっていますので新緑の季節に見る峡谷とはまた異なった景色が楽しいです。

納涼の赤谷湖


断崖の岩壁、岩肌を覆う木々の緑と苔、岩肌を流れ落ちる滝などをのんびりと眺めながら峡谷を奥へ進みます。

納涼の赤谷湖


峡谷を抜け両岸の幅が徐々に広まり正面に目的地が見えてきました。目的地に近づくと流木や木くずなどの浮遊物で湖面が覆われていましたガーン。ボードを損傷しないように浮遊物の合間をそっと通過します。

納涼の赤谷湖納涼の赤谷湖


浮遊物を抜けると水が澄み水底を見通せるようになりました。澄んだ水でのパドリングが心地よいですニコッ

納涼の赤谷湖


水深が浅くなりフィンが石と擦れるようになってきたためボードを下りて目的地へ向かいます。涼をとるのにちょうどいい水温でしたので川のなかをじゃぶじゃぶと進みます。

納涼の赤谷湖納涼の赤谷湖


目的地の湖中堰に到着です。堰の周辺は午前中の早い時間帯は陰になっているため水辺と相まって涼しく快適です。納涼体験には打ってつけの場所です。

納涼の赤谷湖


副ダムに下り堰の正面に立つと流れ落ちる水からは涼しい風が吹いてきて涼しさが一層増し心地よいです。

納涼の赤谷湖


堰の周辺でしばらく涼んでから戻ります。座るのにちょうどよい大きさの石があったので小休止です。水面を眺めつつ澄んだ水に和みます。納涼を十分に体験したので水には浸かりませんでしたがここでプカプカしたら気持ちよさそう。ボードに乗り、水中を眺めつつ浮遊感を楽しみながら戻ります。

納涼の赤谷湖納涼の赤谷湖


浮遊物を境に水の濁りが変わります。バンジージャンプが行われる赤谷水管橋を見上げます。空の青、水管橋の赤、木々の緑のコントラストが鮮やかでした。

納涼の赤谷湖納涼の赤谷湖


深い谷間で涼しさを堪能しつつ駒形峡を後にします。この時季、ダム湖の多くは洪水期となり貯水位を下げています。水位が下がった湖面に日かげはなくダム湖でのパドリングはちょっとつらいです。時間帯にもよりますが赤谷湖は陰となる谷間でパドリングができるので暑い季節にはありがたい湖です。

納涼の赤谷湖


駒形峡を抜け展けた湖面に出てきました。先ほどまで日かげで過ごしていましたので日差しや抜けるような青空が思いのほか眩しかったです。

納涼の赤谷湖


当初はここで戻る予定でしたが西川方面の様子が気になったため西川へと続く入り江に行ってみます。こちらには日かげはありませんのでそこそこ暑いなかでのパドリングです。

納涼の赤谷湖納涼の赤谷湖


水深が浅くなってからはボードを下りて奥へと向かいます。貯砂ダムを目指していましたが途中で渡渉できなくなり断念です。

納涼の赤谷湖納涼の赤谷湖


カーブの先に姉山橋、貯砂ダムがありますが貯砂ダムの手前約200mで引き返しました。次回訪れるときは水中で転んだり流されても大丈夫なようにヘルメットを持ってこよっと。

納涼の赤谷湖


西川へと続く入り江を後にして展けた湖面に戻ります。

納涼の赤谷湖納涼の赤谷湖


9時頃だったかな、日差しが強くなり気温が高くなってきたため納涼SUPは終了です。ボート乗り場に戻ります。桟橋でボードの乗り降りをするのですが桟橋の下にボードが潜り込むので乗り降りしやすかったです。湖面利用届け書の「帰」に丸を付し出湖したことを届けます。湖面利用できる時間は16時まで、その間であればボードを湖岸に係留してトイレや昼食など湖への出入りは自由とのことです。ボードを担ぎスロープをえっちらおっちら上り駐車場に戻ります。

納涼の赤谷湖納涼の赤谷湖


駐車場の片隅でボードを洗います。ちょうどよい木かげがあって助かりました。強い日差しのもとでボードはすぐに乾きました。片づけが終わり湖面に目を向けると多くの方々がSUPツアーを楽しんでいました。でもちょっと暑そう。

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