晩秋の神流湖
11月21日(土)に神流湖(埼玉県神川町、群馬県藤岡市)で漕いできました。
神流湖は、神流川に位置する下久保ダムのダム湖です。
21日の神流湖 天候:晴れのちくもり 気温:17℃くらい 貯水率:75.6% 貯水位:約286.0m
11月に入ってからの週末は天候に恵まれず、楽しみにしていたイベントが中止になったり、紅葉の見頃が過ぎてしまったりと残念な思いをしておりました。10月末に藤原湖で漕いで以来、3週間ぶりにようやく漕ぎに行くことができました。ただ~、私が紅葉を楽しみにしていた湖はどこも終わってしまった感じ・・・、この日はまだ紅葉が見られるかもしれない標高が比較的低い神流湖を訪れてみました。

神流湖を訪れたのは、4月の中旬以来、約7ヶ月ぶりです。久々の神流湖を楽しんできました
。
神流湖は、神流川に位置する下久保ダムのダム湖です。
21日の神流湖 天候:晴れのちくもり 気温:17℃くらい 貯水率:75.6% 貯水位:約286.0m
11月に入ってからの週末は天候に恵まれず、楽しみにしていたイベントが中止になったり、紅葉の見頃が過ぎてしまったりと残念な思いをしておりました。10月末に藤原湖で漕いで以来、3週間ぶりにようやく漕ぎに行くことができました。ただ~、私が紅葉を楽しみにしていた湖はどこも終わってしまった感じ・・・、この日はまだ紅葉が見られるかもしれない標高が比較的低い神流湖を訪れてみました。

神流湖を訪れたのは、4月の中旬以来、約7ヶ月ぶりです。久々の神流湖を楽しんできました

神流湖はダム湖百選の湖です。銘板と湖をいっしょに撮影します。銘板は堤体の左岸に整備されている駐車場の脇に設置されていました。

この日は神流湖に2箇所ある出艇場所のうち、上流部に近い神泉ボート場からの出艇です。西神山森林公園の駐車場で艇を組み立てます。入湖に際し、カヤック持ち込み料金1,000円をボート事業者の方に支払います。水際までは艇を担いで運搬します。この日は貯水位が下がっていましたので、急勾配のスロープをえっちらおっちら運びました
。準備を整え出艇しまーす。

まずは上流方面へ向かいます。神流湖は東西方向に長いため、斜面は南向きと北向きが多いです。広葉樹は北向き斜面に多く分布していますが、この季節、北向き斜面は日かげになっていることが多いです。。

神流湖に架かる一つ目の橋「金比羅橋」が見えてきました。前回訪れたときは塗装のための吊り足場が設置されていましたが、取り外されてなくなっていました。

金比羅橋を右岸からパチリ。塗り替え工事が完了した赤色の橋体が鮮やかでした
。9月末頃に工事は完了したようです。後ろの紅葉は色あせていました。。一週間前ぐらいが見頃だったのかな。

金比羅橋を通過してまもなく、小島が位置する金毘羅渓谷へと進入します。貯水位が下がっていましたので、これまでに見たことがない小島が出現していました。

わざわざ小島と小島の狭い透き間を縫って進みますw

濁水フェンスの通船ゲートを通過します。この日は釣りをされている方のボートを見かけることは少なかったです。

神流湖に架かる二つ目の橋「太田部橋」を通過します。

右岸にある簗場の園地です。来春はこの場所でお花見
ができるといいなぁ。

紅葉が残っている斜面がありましたのでパチリ。日差しがないため、鮮やかさがいまひとつです。。

水深が浅くなってきたため、湖底が見えるようになりました。まもなく終点のようです。

水面から大きな岩が露出していましたので、艇を寄せてみました。澄んだ水の様子をパチリ。


岩の上から上流方面を眺めます。もう少し行ったところでザラ瀬になっていますので、カヤックで進めるのもあと少しです。

艇に乗り込み、漕げるところまで遡上してみます。流量は少なかったため、流れに押し戻されることはなかったです。ボトムが川底に当たりましたので折り返します。出艇場所からは約7kmの距離でした。

中州から見た下流方面の様子です。正面には「お蝶が穴」がある岩が見えています。

4月に訪れたときは貯水位が高く、お蝶が穴は水中にあり見ることはできませんでした。今回は見られるかな。

湖底まで澄んで見える水面をパドリングするのは気分がいいですね。このような湖面でパドリングしているところを自動追尾できるドローンで撮影できたらすてきな動画になるんだろうなぁ~、などと妄想が展開します。以前、鏡のような湖面をパドリングしたときも同じような妄想をしていたかな
。「リリー・カメラ」が気になるこの頃ですw


←お蝶が穴の伝説はこちらから。岩穴の近くに案内板が設置されています。
お蝶が穴に近づいてみます。んー、水位がまだちょっと高かったかな。全容を見るにはあと2mくらい水位が低いと都合がよさそう。洞穴はそれほど大きくはなさそうでした。

管理用道路に艇を寄せ、休憩、昼食としました。小春日和となったこの日、暖かな日差しのもと寛ぎます。


空腹が満たされましたので、のんびりと戻ります。
湖上は全体的にキレイですが、場所によっては澱みゾーンがありました
。ここでは流木やペットボトルなどの浮遊物を見かけることがあります。わずかな範囲ですので、漕ぐにはまったく支障はありません。

太田部橋まで戻ってきました。太田部橋の周辺は両岸の幅が狭く、斜面が急峻ですのでちょっとした渓谷の景色が楽しめます。午後になると日かげが多くなってしまいますが・・・。

濁水フェンスまで戻ってきました。ここから見える山々の斜面には針葉樹が多く分布しています。

小島が点在する金毘羅渓谷へと進入します。

帰りもわざわざ狭い透き間を通過します。広い湖面を漕いでいると変化に富んだ狭い場所に進入したくなってしまいますw

金比羅橋まで戻ってきました。日に照らされて赤色の橋体が輝いていました
。塗り替え後ですので、橋全体が艶やかです。金比羅橋は1968年に竣工し、47年が経過しているそうです。

金比羅橋を左岸からパチリ。白い岩肌に赤色の橋体が映えます。主索と吊索を固定する吊装置の赤色が主索の曲線を強調します。

新たに緑色のネットが高欄に設置されていました。橋の周辺ではボートで釣りをされる方がいますので落下物防止用のネットかなと思いましたが、どうやら転落防止用のネットのようでした。

出艇場所の近くまで戻ってきました。落葉広葉樹が多く分布する神山ですが、鮮やかさはなく色あせた感じでした。秋もそろそろ暮れですね。

出艇場所を通過してこの日の目的地のひとつ「ひょうたん島」へ向かいます。水面から2mくらい露出していましたので、すぐに確認することができました。貯水位がもっと下がると右岸と陸続きになるようです。この日の貯水位は約286mでしたので288mくらいの貯水位だとひょうたん島は水没してしまうようです。右奥に見えているのは下久保ダムの堤体です。ちなみに下久保ダムの満水位は296.8mですので、この日は満水位から11mほど水位が下がっていました。

艇を寄せやすい場所がありましたので、島に上陸してみました。とくに何があるわけでもありませんが・・・。


出艇場所へ戻ってきました。スロープの左上が駐車場になっています。ボイジャーを担いでの急な上り坂は中年のおっさんにはちょっとつらかったです
。単に運動不足かなw

漕ぎメーター。漕いだ距離は約15km、漕いだ時間は3時間30分ほどでした。前回漕いでから3週間あきましたのでちょっと疲労しました。毎週漕いでいる方が疲れは少ないようです。

漕ぎマップ。出艇場所から上流部に向かって距離が短くなるようなルートで漕ぎました。途中、気になる場所を経由していますので、所々ジグザグな軌跡になっています。
地図上での島の位置関係をわかりやすくするために金毘羅渓谷にある小島やひょうたん島の周辺をうろうろして、軌跡を残してみましたw
今回の漕ぎ度は「7」です(MAXは10)。強い風が吹くこともなく、ボートで釣りをされている方はあまりいませんでしたので、のんびりと気ままに漕いでいました。
紅葉を楽しむには一週間くらい遅かったようです。自然、天気には逆らえませんから仕方がありませんね。今季は中禅寺湖、田子倉湖、奥利根湖、藤原湖で紅葉カヤックを楽しんだのでこれ以上の贅沢は言えませんね。そういえば、亀山湖の紅葉はこれから見頃を迎えるのかな。
駐車場を後にして、気になる場所に向かいます。道端に積もった落ち葉に晩秋を感じます。

下久保ダムの近くには冬桜の名所があります。埼玉県神川町の城峯公園、群馬県藤岡市の桜山公園が有名です。昨秋は城峯公園を訪れましたので、この日は桜山公園を訪れてみました。

紅葉
と冬桜
、この季節ならではの組み合わせですね。

紅葉を背景に冬桜の花をパチリ。まだ花数が少なかったので、冬桜の見頃はこれからかな。

桜山公園の近くに観光みかん園がありました。やや小振りのみかん
でしたが、甘くておいしかったです。みかん狩りも楽しそう。
『神流湖で 暮秋の景色 楽しんで』
それでは、そろそろ漕ぎ納めの準備をしつつ、今日はこれまで!!

この日は神流湖に2箇所ある出艇場所のうち、上流部に近い神泉ボート場からの出艇です。西神山森林公園の駐車場で艇を組み立てます。入湖に際し、カヤック持ち込み料金1,000円をボート事業者の方に支払います。水際までは艇を担いで運搬します。この日は貯水位が下がっていましたので、急勾配のスロープをえっちらおっちら運びました


まずは上流方面へ向かいます。神流湖は東西方向に長いため、斜面は南向きと北向きが多いです。広葉樹は北向き斜面に多く分布していますが、この季節、北向き斜面は日かげになっていることが多いです。。

神流湖に架かる一つ目の橋「金比羅橋」が見えてきました。前回訪れたときは塗装のための吊り足場が設置されていましたが、取り外されてなくなっていました。

金比羅橋を右岸からパチリ。塗り替え工事が完了した赤色の橋体が鮮やかでした


金比羅橋を通過してまもなく、小島が位置する金毘羅渓谷へと進入します。貯水位が下がっていましたので、これまでに見たことがない小島が出現していました。

わざわざ小島と小島の狭い透き間を縫って進みますw

濁水フェンスの通船ゲートを通過します。この日は釣りをされている方のボートを見かけることは少なかったです。

神流湖に架かる二つ目の橋「太田部橋」を通過します。

右岸にある簗場の園地です。来春はこの場所でお花見


紅葉が残っている斜面がありましたのでパチリ。日差しがないため、鮮やかさがいまひとつです。。

水深が浅くなってきたため、湖底が見えるようになりました。まもなく終点のようです。

水面から大きな岩が露出していましたので、艇を寄せてみました。澄んだ水の様子をパチリ。


岩の上から上流方面を眺めます。もう少し行ったところでザラ瀬になっていますので、カヤックで進めるのもあと少しです。

艇に乗り込み、漕げるところまで遡上してみます。流量は少なかったため、流れに押し戻されることはなかったです。ボトムが川底に当たりましたので折り返します。出艇場所からは約7kmの距離でした。

中州から見た下流方面の様子です。正面には「お蝶が穴」がある岩が見えています。

4月に訪れたときは貯水位が高く、お蝶が穴は水中にあり見ることはできませんでした。今回は見られるかな。

湖底まで澄んで見える水面をパドリングするのは気分がいいですね。このような湖面でパドリングしているところを自動追尾できるドローンで撮影できたらすてきな動画になるんだろうなぁ~、などと妄想が展開します。以前、鏡のような湖面をパドリングしたときも同じような妄想をしていたかな



←お蝶が穴の伝説はこちらから。岩穴の近くに案内板が設置されています。
お蝶が穴に近づいてみます。んー、水位がまだちょっと高かったかな。全容を見るにはあと2mくらい水位が低いと都合がよさそう。洞穴はそれほど大きくはなさそうでした。

管理用道路に艇を寄せ、休憩、昼食としました。小春日和となったこの日、暖かな日差しのもと寛ぎます。


空腹が満たされましたので、のんびりと戻ります。
湖上は全体的にキレイですが、場所によっては澱みゾーンがありました


太田部橋まで戻ってきました。太田部橋の周辺は両岸の幅が狭く、斜面が急峻ですのでちょっとした渓谷の景色が楽しめます。午後になると日かげが多くなってしまいますが・・・。

濁水フェンスまで戻ってきました。ここから見える山々の斜面には針葉樹が多く分布しています。

小島が点在する金毘羅渓谷へと進入します。

帰りもわざわざ狭い透き間を通過します。広い湖面を漕いでいると変化に富んだ狭い場所に進入したくなってしまいますw

金比羅橋まで戻ってきました。日に照らされて赤色の橋体が輝いていました


金比羅橋を左岸からパチリ。白い岩肌に赤色の橋体が映えます。主索と吊索を固定する吊装置の赤色が主索の曲線を強調します。

新たに緑色のネットが高欄に設置されていました。橋の周辺ではボートで釣りをされる方がいますので落下物防止用のネットかなと思いましたが、どうやら転落防止用のネットのようでした。

出艇場所の近くまで戻ってきました。落葉広葉樹が多く分布する神山ですが、鮮やかさはなく色あせた感じでした。秋もそろそろ暮れですね。

出艇場所を通過してこの日の目的地のひとつ「ひょうたん島」へ向かいます。水面から2mくらい露出していましたので、すぐに確認することができました。貯水位がもっと下がると右岸と陸続きになるようです。この日の貯水位は約286mでしたので288mくらいの貯水位だとひょうたん島は水没してしまうようです。右奥に見えているのは下久保ダムの堤体です。ちなみに下久保ダムの満水位は296.8mですので、この日は満水位から11mほど水位が下がっていました。

艇を寄せやすい場所がありましたので、島に上陸してみました。とくに何があるわけでもありませんが・・・。


出艇場所へ戻ってきました。スロープの左上が駐車場になっています。ボイジャーを担いでの急な上り坂は中年のおっさんにはちょっとつらかったです


漕ぎメーター。漕いだ距離は約15km、漕いだ時間は3時間30分ほどでした。前回漕いでから3週間あきましたのでちょっと疲労しました。毎週漕いでいる方が疲れは少ないようです。

漕ぎマップ。出艇場所から上流部に向かって距離が短くなるようなルートで漕ぎました。途中、気になる場所を経由していますので、所々ジグザグな軌跡になっています。
地図上での島の位置関係をわかりやすくするために金毘羅渓谷にある小島やひょうたん島の周辺をうろうろして、軌跡を残してみましたw
今回の漕ぎ度は「7」です(MAXは10)。強い風が吹くこともなく、ボートで釣りをされている方はあまりいませんでしたので、のんびりと気ままに漕いでいました。
紅葉を楽しむには一週間くらい遅かったようです。自然、天気には逆らえませんから仕方がありませんね。今季は中禅寺湖、田子倉湖、奥利根湖、藤原湖で紅葉カヤックを楽しんだのでこれ以上の贅沢は言えませんね。そういえば、亀山湖の紅葉はこれから見頃を迎えるのかな。
駐車場を後にして、気になる場所に向かいます。道端に積もった落ち葉に晩秋を感じます。

下久保ダムの近くには冬桜の名所があります。埼玉県神川町の城峯公園、群馬県藤岡市の桜山公園が有名です。昨秋は城峯公園を訪れましたので、この日は桜山公園を訪れてみました。

紅葉



紅葉を背景に冬桜の花をパチリ。まだ花数が少なかったので、冬桜の見頃はこれからかな。

桜山公園の近くに観光みかん園がありました。やや小振りのみかん

『神流湖で 暮秋の景色 楽しんで』
それでは、そろそろ漕ぎ納めの準備をしつつ、今日はこれまで!!