初夏のならまた湖
6月24日(土)にならまた湖(群馬県みなかみ町)で漕いできました。
ならまた湖は、楢俣川に位置する奈良俣ダムのダム湖です。
24日のならまた湖 天候:くもり一時晴れ 気温:20℃くらい 貯水率:78.5% 貯水位:約878.0m
先週、中禅寺湖を訪れ千手ヶ浜を目指したところですが、風と波の影響により行くのを断念しました。24日は千手ヶ浜で開催される新型遊覧船の「造船工場見学ツアー」を楽しみにしていましたが、残念ながら抽選にはずれてしまいました。。千手ヶ浜には新型遊覧船が就航するまでには天気がよさそうな日に出かけてみよっと。
そこで24日は比較的天気がよさそうな奥利根に出かけてきました。5月下旬にならまた湖での地名巡りで見られなかった場所(キャンパーズビーチ、サンドビーチ、ジャングルビーチ、オクトパス)を中心に巡ってみました。洪水貯留準備水位(881.0m)となる7月以降に訪れてみようと思っていましたが、貯水位が思いのほか早く下がっていましたのでちょうどいい機会でした。

雲が多い日となりましたが、前回の地名巡りでは見られなかった場所を見ることができました
。
ならまた湖は、楢俣川に位置する奈良俣ダムのダム湖です。
24日のならまた湖 天候:くもり一時晴れ 気温:20℃くらい 貯水率:78.5% 貯水位:約878.0m
先週、中禅寺湖を訪れ千手ヶ浜を目指したところですが、風と波の影響により行くのを断念しました。24日は千手ヶ浜で開催される新型遊覧船の「造船工場見学ツアー」を楽しみにしていましたが、残念ながら抽選にはずれてしまいました。。千手ヶ浜には新型遊覧船が就航するまでには天気がよさそうな日に出かけてみよっと。
そこで24日は比較的天気がよさそうな奥利根に出かけてきました。5月下旬にならまた湖での地名巡りで見られなかった場所(キャンパーズビーチ、サンドビーチ、ジャングルビーチ、オクトパス)を中心に巡ってみました。洪水貯留準備水位(881.0m)となる7月以降に訪れてみようと思っていましたが、貯水位が思いのほか早く下がっていましたのでちょうどいい機会でした。

雲が多い日となりましたが、前回の地名巡りでは見られなかった場所を見ることができました

出艇場所はいつものオートキャンパーズエリアならまたの湖畔です。コンクリート製の階段の上で艇を組み立てます。キャンプ場の管理棟で入湖届を提出し、艇を水際へと運搬します。満水位からは10mほど水位が下がっていますので、水際までちょっと遠いです・・・。

前回と同様にならまた湖地名図を参照にしながら地名巡りに出発です。以下にでてくる地名は、オートキャンパーズエリアならまたのサイトの「ならまた湖地名図」から引用させていただきました。【 】はエリア、『 』はゾーン、《 》はポイントを表します。後ろの括弧書きは地名の由来になります。こちらも同サイトからの引用です。

前回は水面下にあり見ることができなかった『キャンパーズビーチ』(キャンプ場正面の広い場所)です。ビーチは艇を担いで運びますが何気に疲れます
。

ふぅ~、水際に到着です。準備を整え出艇しまーす。貯水位がさらに下がると水際の斜面は急な勾配となるため、艇の運搬がちょっと大変になります。

【ウォーターワールド】(こぎ始めて初めて目にする湖面のエリア)、【ウィンディストレート】(午後に強い向かい風になる広いエリア)を奥へと進みます。


『ビートルズ』(この小さなワンドでは風の吹き溜まりで昆虫がよく見つかる)の入り江に入ります。この場所からは、至仏山を代表とする尾瀬の峰々を見通すことができます。左から至仏山、小至仏山、小笠、笠ヶ岳です。山肌の雪はほとんど解けてしまったようです。至仏山、小至仏山は貯水位が下がるにつれ《ワッフル》(格子状の斜面の模様がワッフルの模様に似ている)の陰に隠れてしまいます。

『リトルカナダ』(まるでカナダのような景色)の入り江に進みます。ここの情景は満水位より少し水位が下がった方が情趣があるかも。見える地肌が岩だからかな。

一面が岩肌で覆われている《ウォール》(巨大な岩壁)です。満水位より10mほど水位が下がっていますので岩肌がさらに大きく見えています。紅葉の時季は迫力のある景色が見られそう。

入り江を奥に進んで行くと立ち枯れの木々やゴツゴツとした岩肌が目に入ります。地形、景色に変化がありますので、満水位のときよりも楽しめるかもしれません。

岩肌に囲まれた中で一段と目立つのが《ジャイアントロック》(切り立った大きな岩がある)です。水位が下がり岩はさらに大きく見えましたので一層見応えのある景色になっていました
。

入り江の左奥に位置する幽倉沢です。こちらは滝のようになっていました。水量がだいぶ減っていましたので、この流域の雪解けは終わりが近いのかな。


入り江の右奥に位置する板目沢と前回は水面下にあり見ることができなかった『サンドビーチ』(2011年集中豪雨により出現した砂場がある)です。谷間に堆積した土砂ですので、ビーチはやや狭いです。

ビーチに上がってみようと思いましたが、ズブズブで足が埋まってしまいそうでしたのでやめておきました。土砂が堆積した場所で水分を多く含む場合は艇から降りる前にパドルなどで状態を確認することをお勧めします。体型が太めの私は、以前土砂に足が埋まってしまい大変な思いをしたことがありました
。

サンドビーチを後にして次の目的地へ向かいます。
リトルカナダの入り江の様子、こういった景色が大好きです
。ダムの建設時に立ち木をあえて残してくれたのかな。人工的な場所でも自然物があると落ち着いた景観に感じます。現在建設中の八ッ場ダムでも画一的な斜面の掘削、のり面の整形ではなく所々に趣がある自然物を残してくれると湖上の景色が一段と楽しめそう。カヌー・カヤックなど船舶のみで行ける景勝地があると観光資源としても有用かも!?あ、その前に八ッ場ダムの貯水池は湖面利用ができるかな・・・。

入り江から出る付近で岩礁を見かけました。もちろん狭い場所を通り抜けますが、ボトムが発するいやな音を聞いてしまいました
。


入り江を出て右岸を見ていると『ツイスター』(このワンドでは風が廻る)の奥でちょっとした滝が見えました。貯水位が下がったときにだけ見られる滝です。いろいろな根株も見られますw


【サンシャインヴィレッジ】(早朝漕いだときに朝日がよく当たるエリア)を進みます。笠ヶ岳、小笠は怪しい雲に覆われてきました。この後の天気がちょっと気がかりです。

今回は左手に見える【至仏の間】(至仏山に近い広いエリア)には入らず、【笠の間】(笠ヶ岳に一番近いエリア)に入ります。

次の目的地であり前回は水面下にあり見ることができなかった『ジャングルビーチ』(ジャングルクルーズのとなりの広い場所)が近づいてきました。緩傾斜地が二つあるけどジャングルビーチはどっちかな。

とりあえず左側の広いビーチに艇を寄せ休憩します。この周辺は浅瀬が広がっていました。

《メディカルポイント①》(万が一傷病者が発生した場合、林道まで上陸することができる場所)との位置を考えるとジャングルビーチは右側に見える緩傾斜地のような気がしてきました。どちらも休憩するにはよい場所です。


東岸の目的地はジャングルビーチのみでしたが、ついでに湖の奥へ行ってみました。
小楢俣沢は流路工が露わになっていました。水位が下がっている夏の期間は《ジャングルクルーズ》(細い水路がまるでジャングルの中を進むようだから)を楽しむことはできません。


洗ノ沢方面へ向かいます。湯ノ小屋導水路は勢いよく水が流れているのが見えました。

導水路吐口で行き止まりになりました。ここでは艇を降りることができなかったため、《幻の滝》(春の満水時しか近づくことができない滝)の様子を見ることはできませんでした。水位があと数メートル高いと沢を歩いて見に行けるかも、ただ水量が少ないので滝になっているのかはわかりません
。

左岸に沿って戻ります。サンシャインヴィレッジに入ると左手に《ノコギリ1~5》(地形図をみるとノコギリ状になっている、下流側から1番~5番まで)を見ることができます。地肌が見えるほうが地形を確認しやすいようです。
サンシャインヴィレッジからウィンディストレートに進みます。出艇時、湖面には私一人だけでしたが、この頃になるとカヌーツアーの方々を見かけます。これからの季節は水遊びが楽しそうですね。


最後の目的地となるサンシャインヴィレッジとウィンディストレートの境の岬です。ここにあるのが《オクトパス》(この岬の切り株がタコの足に見えるから)です。切り株がいくつかありましたのでいろいろな方向から撮影してみました。
いくつかタコの足に見える切り株がありましたがどれがオクトパスかな。私の中では左下の写真にある左の切り株のように思えました。




ウィンディストレートを堤体に向かって進みます。少し風がでてきたかな。水位が下がっていますので堤体も大きく見えています。

出艇場所のキャンパーズビーチに到着です。艇を駐車場にえっちらおっちらと運び、分解、片づけます
。

漕ぎメーター。漕いだ距離は9km弱、漕いだ時間は約2時間でした。本流方面へは行かなかったため、短い距離、時間になりました。

漕ぎマップ。目的地、写真を撮りたい場所を最短で漕いだ感じかな。
今回の漕ぎ度は「3」です(MAXは10)。雲が多く日差しが弱かったため快適に過ごすことができました
。風は弱く疲れはほとんどなかったです。あ、艇の運搬はちょっと疲労しましたけどw
前回に引き続き、ならまた湖の地名巡りを楽しんできました。前回は貯水位が高く見ることができなかったキャンパーズビーチ、サンドビーチ、ジャングルビーチ、オクトパスを巡りました。ならまた湖地名図に記載があるメディカルポイント以外のすべての地名を見ることができましたので、地名巡りはこれで完結です
。また機会があったら巡ってみようかなw
この日はカヤックのほかにSUPも持ってきました。昼食後は『エスケープ』(風が吹いても影響がほとんどないエスケープポイント)でSUPを楽しもうと思っていたのですが、風が強くなってきてしまいました・・・。エスケープに行くにはウォーターワールドを横断しなければならずちょっと大変そうでしたので、今回はやめておきました。
昼食後、キャンプ場の管理棟で駐車カードを返却し、オートキャンパーズエリアならまたを後にしました。見晴らしがいい場所からキャンパーズビーチを眺めます。

帰り際、堤体に寄って洪水吐を眺めてみました。水面は洪水吐ゲートまで届いていませんでした。水の少なさを感じます。

予定より早くならまた湖を後にしましたので、久しぶりに照葉峡に寄ってみることに。群馬県道63号水上片品線を坤六峠方面へ進みます。
しばらく走行すると湯ノ小屋取水堰の案内板が目に入ります。施設の立ち入りはできませんでしたので、道路沿いから眺めてみました。木々が生い茂っていてはっきりとは見えませんでした。。


門扉に取水堰の案内が掲示してありました。湯ノ小屋沢川から取水した水をダムの貯水池へ導水する施設であり、導水路のトンネルの延長は取水堰から導水路吐口まで3.1kmあるそうです。導水路吐口は先ほどならまた湖の洗ノ沢の手前で見たコンクリート製の構造物です。奈良俣ダムは直接流域のほかに間接流域の水も貯水しています。
またまたしばらく走行すると照葉峡の滝が見えてきました。道路の近くから見下ろせる滝をいくつか眺めてみました。
【翡翠の滝】

【木精の滝】

【つづみの滝】

木々の緑のなかを流れる澄んだ水に和みました。日かげでは雪が残っている場所がありました。気温はそこそこ上がっていましたが、窓を開け心地よい風を受けながら気分よく走行していました
。
照葉峡を眺めつつ、奥利根水源の森・自然の森野営場に到着です。野営場は山菜を取る方、キャンプをしている方でにぎわっていました。
照葉峡に沿って走行していたのですが、道路を自転車で下ったら気持ちがよさそうでした。木々の中を涼しい風を受けつつせせらぎを聞きながらのポタリング、ほとんどこぐ必要はなさそうでした。湯ノ小屋温泉から奥利根水源の森まで自転車と人を運んでくれるサービスはないかな、自転車はレンタルがあったらさらに都合がよさそう。ネイチャーガイドが案内してくれるツーリングツアーがあったら楽しいかも。などと妄想が展開していました
。

写真は坤六峠から片品村へ続く道路で撮影しました。車は少なく快適に走行できました
。

前回と同様にならまた湖地名図を参照にしながら地名巡りに出発です。以下にでてくる地名は、オートキャンパーズエリアならまたのサイトの「ならまた湖地名図」から引用させていただきました。【 】はエリア、『 』はゾーン、《 》はポイントを表します。後ろの括弧書きは地名の由来になります。こちらも同サイトからの引用です。

前回は水面下にあり見ることができなかった『キャンパーズビーチ』(キャンプ場正面の広い場所)です。ビーチは艇を担いで運びますが何気に疲れます


ふぅ~、水際に到着です。準備を整え出艇しまーす。貯水位がさらに下がると水際の斜面は急な勾配となるため、艇の運搬がちょっと大変になります。

【ウォーターワールド】(こぎ始めて初めて目にする湖面のエリア)、【ウィンディストレート】(午後に強い向かい風になる広いエリア)を奥へと進みます。


『ビートルズ』(この小さなワンドでは風の吹き溜まりで昆虫がよく見つかる)の入り江に入ります。この場所からは、至仏山を代表とする尾瀬の峰々を見通すことができます。左から至仏山、小至仏山、小笠、笠ヶ岳です。山肌の雪はほとんど解けてしまったようです。至仏山、小至仏山は貯水位が下がるにつれ《ワッフル》(格子状の斜面の模様がワッフルの模様に似ている)の陰に隠れてしまいます。

『リトルカナダ』(まるでカナダのような景色)の入り江に進みます。ここの情景は満水位より少し水位が下がった方が情趣があるかも。見える地肌が岩だからかな。

一面が岩肌で覆われている《ウォール》(巨大な岩壁)です。満水位より10mほど水位が下がっていますので岩肌がさらに大きく見えています。紅葉の時季は迫力のある景色が見られそう。

入り江を奥に進んで行くと立ち枯れの木々やゴツゴツとした岩肌が目に入ります。地形、景色に変化がありますので、満水位のときよりも楽しめるかもしれません。

岩肌に囲まれた中で一段と目立つのが《ジャイアントロック》(切り立った大きな岩がある)です。水位が下がり岩はさらに大きく見えましたので一層見応えのある景色になっていました


入り江の左奥に位置する幽倉沢です。こちらは滝のようになっていました。水量がだいぶ減っていましたので、この流域の雪解けは終わりが近いのかな。


入り江の右奥に位置する板目沢と前回は水面下にあり見ることができなかった『サンドビーチ』(2011年集中豪雨により出現した砂場がある)です。谷間に堆積した土砂ですので、ビーチはやや狭いです。

ビーチに上がってみようと思いましたが、ズブズブで足が埋まってしまいそうでしたのでやめておきました。土砂が堆積した場所で水分を多く含む場合は艇から降りる前にパドルなどで状態を確認することをお勧めします。体型が太めの私は、以前土砂に足が埋まってしまい大変な思いをしたことがありました


サンドビーチを後にして次の目的地へ向かいます。
リトルカナダの入り江の様子、こういった景色が大好きです


入り江から出る付近で岩礁を見かけました。もちろん狭い場所を通り抜けますが、ボトムが発するいやな音を聞いてしまいました



入り江を出て右岸を見ていると『ツイスター』(このワンドでは風が廻る)の奥でちょっとした滝が見えました。貯水位が下がったときにだけ見られる滝です。いろいろな根株も見られますw


【サンシャインヴィレッジ】(早朝漕いだときに朝日がよく当たるエリア)を進みます。笠ヶ岳、小笠は怪しい雲に覆われてきました。この後の天気がちょっと気がかりです。

今回は左手に見える【至仏の間】(至仏山に近い広いエリア)には入らず、【笠の間】(笠ヶ岳に一番近いエリア)に入ります。

次の目的地であり前回は水面下にあり見ることができなかった『ジャングルビーチ』(ジャングルクルーズのとなりの広い場所)が近づいてきました。緩傾斜地が二つあるけどジャングルビーチはどっちかな。

とりあえず左側の広いビーチに艇を寄せ休憩します。この周辺は浅瀬が広がっていました。

《メディカルポイント①》(万が一傷病者が発生した場合、林道まで上陸することができる場所)との位置を考えるとジャングルビーチは右側に見える緩傾斜地のような気がしてきました。どちらも休憩するにはよい場所です。


東岸の目的地はジャングルビーチのみでしたが、ついでに湖の奥へ行ってみました。
小楢俣沢は流路工が露わになっていました。水位が下がっている夏の期間は《ジャングルクルーズ》(細い水路がまるでジャングルの中を進むようだから)を楽しむことはできません。


洗ノ沢方面へ向かいます。湯ノ小屋導水路は勢いよく水が流れているのが見えました。

導水路吐口で行き止まりになりました。ここでは艇を降りることができなかったため、《幻の滝》(春の満水時しか近づくことができない滝)の様子を見ることはできませんでした。水位があと数メートル高いと沢を歩いて見に行けるかも、ただ水量が少ないので滝になっているのかはわかりません


左岸に沿って戻ります。サンシャインヴィレッジに入ると左手に《ノコギリ1~5》(地形図をみるとノコギリ状になっている、下流側から1番~5番まで)を見ることができます。地肌が見えるほうが地形を確認しやすいようです。
サンシャインヴィレッジからウィンディストレートに進みます。出艇時、湖面には私一人だけでしたが、この頃になるとカヌーツアーの方々を見かけます。これからの季節は水遊びが楽しそうですね。


最後の目的地となるサンシャインヴィレッジとウィンディストレートの境の岬です。ここにあるのが《オクトパス》(この岬の切り株がタコの足に見えるから)です。切り株がいくつかありましたのでいろいろな方向から撮影してみました。
いくつかタコの足に見える切り株がありましたがどれがオクトパスかな。私の中では左下の写真にある左の切り株のように思えました。




ウィンディストレートを堤体に向かって進みます。少し風がでてきたかな。水位が下がっていますので堤体も大きく見えています。

出艇場所のキャンパーズビーチに到着です。艇を駐車場にえっちらおっちらと運び、分解、片づけます


漕ぎメーター。漕いだ距離は9km弱、漕いだ時間は約2時間でした。本流方面へは行かなかったため、短い距離、時間になりました。

漕ぎマップ。目的地、写真を撮りたい場所を最短で漕いだ感じかな。
今回の漕ぎ度は「3」です(MAXは10)。雲が多く日差しが弱かったため快適に過ごすことができました

前回に引き続き、ならまた湖の地名巡りを楽しんできました。前回は貯水位が高く見ることができなかったキャンパーズビーチ、サンドビーチ、ジャングルビーチ、オクトパスを巡りました。ならまた湖地名図に記載があるメディカルポイント以外のすべての地名を見ることができましたので、地名巡りはこれで完結です

この日はカヤックのほかにSUPも持ってきました。昼食後は『エスケープ』(風が吹いても影響がほとんどないエスケープポイント)でSUPを楽しもうと思っていたのですが、風が強くなってきてしまいました・・・。エスケープに行くにはウォーターワールドを横断しなければならずちょっと大変そうでしたので、今回はやめておきました。
昼食後、キャンプ場の管理棟で駐車カードを返却し、オートキャンパーズエリアならまたを後にしました。見晴らしがいい場所からキャンパーズビーチを眺めます。

帰り際、堤体に寄って洪水吐を眺めてみました。水面は洪水吐ゲートまで届いていませんでした。水の少なさを感じます。

予定より早くならまた湖を後にしましたので、久しぶりに照葉峡に寄ってみることに。群馬県道63号水上片品線を坤六峠方面へ進みます。
しばらく走行すると湯ノ小屋取水堰の案内板が目に入ります。施設の立ち入りはできませんでしたので、道路沿いから眺めてみました。木々が生い茂っていてはっきりとは見えませんでした。。


門扉に取水堰の案内が掲示してありました。湯ノ小屋沢川から取水した水をダムの貯水池へ導水する施設であり、導水路のトンネルの延長は取水堰から導水路吐口まで3.1kmあるそうです。導水路吐口は先ほどならまた湖の洗ノ沢の手前で見たコンクリート製の構造物です。奈良俣ダムは直接流域のほかに間接流域の水も貯水しています。
またまたしばらく走行すると照葉峡の滝が見えてきました。道路の近くから見下ろせる滝をいくつか眺めてみました。
【翡翠の滝】

【木精の滝】

【つづみの滝】

木々の緑のなかを流れる澄んだ水に和みました。日かげでは雪が残っている場所がありました。気温はそこそこ上がっていましたが、窓を開け心地よい風を受けながら気分よく走行していました

照葉峡を眺めつつ、奥利根水源の森・自然の森野営場に到着です。野営場は山菜を取る方、キャンプをしている方でにぎわっていました。
照葉峡に沿って走行していたのですが、道路を自転車で下ったら気持ちがよさそうでした。木々の中を涼しい風を受けつつせせらぎを聞きながらのポタリング、ほとんどこぐ必要はなさそうでした。湯ノ小屋温泉から奥利根水源の森まで自転車と人を運んでくれるサービスはないかな、自転車はレンタルがあったらさらに都合がよさそう。ネイチャーガイドが案内してくれるツーリングツアーがあったら楽しいかも。などと妄想が展開していました


写真は坤六峠から片品村へ続く道路で撮影しました。車は少なく快適に走行できました
