若葉の奥利根湖(奈良沢方面)
5月17日(金)に奥利根湖(群馬県みなかみ町)で漕いできました。
奥利根湖は、利根川に位置する矢木沢ダムのダム湖です。
17日の奥利根湖 天候:晴れ後くもり 気温:19℃くらい 貯水率:97.6% 貯水位:約849.4m
4月26日に矢木沢ダム、奈良俣ダムの冬期閉鎖が解除されました。5月11日に奈良俣ダム(ならまた湖)を訪れ、残雪、ブナの若葉など奥利根の春の景色を楽しんだところです。そして5月14日に奥利根湖の進入路が開放されましたので、ようやく奥利根湖での湖面利用ができるようになりました。
矢木沢ダムからの景色は4月28日に訪れたときに眺めていますが、奥利根湖の見所であるリトルカナダの風景や奥の方の景色は今季初ですのでとても楽しみにしておりました。また、今春は残雪が多そうでしたのでこちらの様子も興味深いところです。

いろいろと変わる空模様のなか、残雪の景色やブナの艶やかな若葉を眺めてきました
。
奥利根湖は、利根川に位置する矢木沢ダムのダム湖です。
17日の奥利根湖 天候:晴れ後くもり 気温:19℃くらい 貯水率:97.6% 貯水位:約849.4m
4月26日に矢木沢ダム、奈良俣ダムの冬期閉鎖が解除されました。5月11日に奈良俣ダム(ならまた湖)を訪れ、残雪、ブナの若葉など奥利根の春の景色を楽しんだところです。そして5月14日に奥利根湖の進入路が開放されましたので、ようやく奥利根湖での湖面利用ができるようになりました。
矢木沢ダムからの景色は4月28日に訪れたときに眺めていますが、奥利根湖の見所であるリトルカナダの風景や奥の方の景色は今季初ですのでとても楽しみにしておりました。また、今春は残雪が多そうでしたのでこちらの様子も興味深いところです。

いろいろと変わる空模様のなか、残雪の景色やブナの艶やかな若葉を眺めてきました

矢木沢ダムに到着後、駐車場で艇を組み立て貯水位を表示する量水標を確認します。この日の水面は849.4m付近にありました。進入路ゲートの横の進入路監視小屋で入湖の手続きを済ませます。


水際に艇を運び、準備を整え出艇しまーす。満水に近いため出艇場所が狭く混雑していたたため撮影は控えました。湖岸を離れてからの撮影です。小白沢方面を眺めつつ奥へと進みます。


ダムの堤体を背にして、Y字の分岐へ向かいます。残雪とブナの若葉がいい感じ、リトルカナダの景色はどんな様子かな。

しばらく漕ぎ進みY字の分岐に到達しました。今回はY字左側の奈良沢、コツナギ沢方面へ進みます。

奈良沢方面の山々の稜線は雲で覆われていました
。青空に映える白い山々を心待ちにしていましたが残念でした。今季初のリトルカナダの景色は今一つだったかな、戻りの空模様に期待します。残雪は例年より多い気がします。

本川方面の景色を眺めつつ、幽の沢、悪沢がある入り江に向かいます。


雲が晴れ青空が広がってきましたので、気分も晴れやかに
。深い谷間ではたくさんの残雪を見ることができました。日差しを浴びたブナの若葉が眩しかったです
。

悪沢に到着です。午前中の比較的早い時間でしたので、ゴルジュの奥の方まで日差しが届いていました。


ゴルジュの奥はたくさんの雪で埋まっていました。雪塊が崩れたら困るため少し手前で眺めます。

悪沢を後にして幽の沢へ向かいます。日中でも陰となる斜面では多くの残雪を目にします。幽の沢は雪解け水が勢いよく流れていました。


ブナの萌黄色の若葉が湖岸を彩ります。ここ数日の降雨と気温が上がったことで、山々の若葉が一気に増えたそうです。

幽の沢、悪沢がある入り江を出て奈良沢方面へ向かいます。残雪の山々がくっきりと見えるようになりました。もう少しゆっくり出艇すればリトルカナダの映える景色を楽しめたかも!?

東ゴンボリへと続く入り江の付近から対岸の西ゴンボリを望みます。谷間には残雪がたくさんあるようでしたので帰りに寄ってみることにしました。

東ゴンボリの西側に位置する入り江に進入します。満水に近いと艇を降りられる場所が限られますが、ここの湖岸は傾斜が緩く降りることができます。猫の額ほどの浜辺ですが艇を寄せ小休止です。

ここから眺める対岸の雄大な景色がお気に入りです
。この入り江は水面が比較的穏やかですので、パドリングしているところをドローンで撮影したら興味深い動画が撮れそう。機会があったらまた専門家に頼んでみようかな。

両岸が狭まる場所に近づくと湖面が穏やかになり、周囲の景色が水面に映るようになってきました。

奈良沢とコツナギ沢の出合いに到達です。雪が残る斜面での根開きの様子を眺めつつ奈良沢へ向かいます。


湖面は鏡のようになり残雪の山並み、ブナの若葉を水面にきれいに映していました。

奈良沢に到着です。河原に艇を寄せ休憩、昼食です。周辺を少しだけ散策してみました。雪解け水が勢いよく流れる奈良沢、水は冷たくとても澄んでいます。河原の一部にも少しだけ雪が残っていました。


昼食をとっていると風が冷たくなり、上空は雲で覆われてきました。早々に片づけ、奈良沢を後にします。

雨は降らなそうでしたのでコツナギ沢、白ビ沢に寄ってみます。カヤックで進めるところまで遡上してみました。左がコツナギ沢で右が白ビ沢の様子です。


コツナギ沢と白ビ沢の出合いで斜面から崩落した雪の塊を目にしました。斜面に残っている雪にクラックが入っていたため興味深く見ていましたが落ちることはありませんでした。崩落の様子を遠方から見たことはありますか間近で見たことがなかったため関心がありました。

奈良沢とコツナギ沢の出合いに戻りY字の分岐へ向かっていると雲行きが怪しくなってきました
。積乱雲が見えましたので雷雨にならないことを祈りました。奥利根湖での雷は湖面が広く逃げ場が少ないためとても不安に駆られます。

休憩がてら西ゴンボリに寄ってみました。見応えのある雪渓でした。西ゴンボリは日中も陰になりますのでしばらくの間は残雪が見られそうです。

最近シリーズ化している気になる根株。この日気になったのは根からマツが萌芽しているように見える根株です。この日は満水に近かったため根株はあまり見かけませんでした。


Y字の分岐に差し掛かると本川方面の雪が残る山々が目に入ります。右は赤倉岳、左は平ヶ岳です。雪が残っているうちに本川方面にも出かけてみたいな。

振り返りつつリトルカナダの景色を眺めます。雲が多い空模様ですが行きよりは残雪の山々がよく見えていました。次回は青空のもとで見られるように願っておきました。

出艇場所に到着です。ボートの方々と戻り時間が重なったため、狭い出艇場所はごちゃごちゃしていました。隣では重機が流木の除去作業を行っていました。作業エリアが狭いのでちょっと大変そうでした。

駐車場に戻り艇を片づけます。わきダムと網場で囲まれた水面にはたくさんの流木が集まっていました。これらの流木は奈良俣ダムへ運び処理されるそうです。そういえば以前、流木を薪にして無料配布していました。次回配布があったら焚き火用にもらいにいってみよっと。

漕ぎメーター。この日漕いだ距離は19km弱、漕いだ時間は約5時間でした。今季最長のパドリングとなりました。

漕ぎマップ。この日のルートは、出艇~Y字分岐~悪沢~幽の沢~東ゴンボリの隣の沢~奈良沢(昼食)~コツナギ沢、白ビ沢~西ゴンボリ~Y字分岐~着艇でした。奈良沢方面を漕ぐときはだいたい同じようなルートです。
今回の漕ぎ度は「7」です(MAXは10)。やや長い距離をのんびりと漕ぎました。強い風が吹くことはなかったため疲れはそれほどありませんでした。青空の時間が少なかったのは残念でしたが、その分涼しく過ごすことができました。
今季初の奥利根湖、雲が多めでしたが楽しく漕ぐことができました
。雷鳴を聞くこともなくよかったです。この日は湖の西側の景色を堪能しました。近いうちに湖の東側の景色も見られたらいいな。先日購入したクールグローブを早速試してみました。陽が差している時間が短かったため日焼け防止の効果は確認できませんでしたが、着けた感触がよくグリップもよいのでパドリングがしやすかったです。通気性がよいのでこれからの季節は重宝しそう。
そうそう、5月下旬から6月上旬にかけては舵社が出版する雑誌「カヌーワールド」の購読を楽しみにしています。次号Vol.18が発売されるのが待ち遠しいです。次号の発売はいつになるのかなぁ。


水際に艇を運び、準備を整え出艇しまーす。満水に近いため出艇場所が狭く混雑していたたため撮影は控えました。湖岸を離れてからの撮影です。小白沢方面を眺めつつ奥へと進みます。


ダムの堤体を背にして、Y字の分岐へ向かいます。残雪とブナの若葉がいい感じ、リトルカナダの景色はどんな様子かな。

しばらく漕ぎ進みY字の分岐に到達しました。今回はY字左側の奈良沢、コツナギ沢方面へ進みます。

奈良沢方面の山々の稜線は雲で覆われていました


本川方面の景色を眺めつつ、幽の沢、悪沢がある入り江に向かいます。


雲が晴れ青空が広がってきましたので、気分も晴れやかに



悪沢に到着です。午前中の比較的早い時間でしたので、ゴルジュの奥の方まで日差しが届いていました。


ゴルジュの奥はたくさんの雪で埋まっていました。雪塊が崩れたら困るため少し手前で眺めます。

悪沢を後にして幽の沢へ向かいます。日中でも陰となる斜面では多くの残雪を目にします。幽の沢は雪解け水が勢いよく流れていました。


ブナの萌黄色の若葉が湖岸を彩ります。ここ数日の降雨と気温が上がったことで、山々の若葉が一気に増えたそうです。

幽の沢、悪沢がある入り江を出て奈良沢方面へ向かいます。残雪の山々がくっきりと見えるようになりました。もう少しゆっくり出艇すればリトルカナダの映える景色を楽しめたかも!?

東ゴンボリへと続く入り江の付近から対岸の西ゴンボリを望みます。谷間には残雪がたくさんあるようでしたので帰りに寄ってみることにしました。

東ゴンボリの西側に位置する入り江に進入します。満水に近いと艇を降りられる場所が限られますが、ここの湖岸は傾斜が緩く降りることができます。猫の額ほどの浜辺ですが艇を寄せ小休止です。

ここから眺める対岸の雄大な景色がお気に入りです


両岸が狭まる場所に近づくと湖面が穏やかになり、周囲の景色が水面に映るようになってきました。

奈良沢とコツナギ沢の出合いに到達です。雪が残る斜面での根開きの様子を眺めつつ奈良沢へ向かいます。


湖面は鏡のようになり残雪の山並み、ブナの若葉を水面にきれいに映していました。

奈良沢に到着です。河原に艇を寄せ休憩、昼食です。周辺を少しだけ散策してみました。雪解け水が勢いよく流れる奈良沢、水は冷たくとても澄んでいます。河原の一部にも少しだけ雪が残っていました。


昼食をとっていると風が冷たくなり、上空は雲で覆われてきました。早々に片づけ、奈良沢を後にします。

雨は降らなそうでしたのでコツナギ沢、白ビ沢に寄ってみます。カヤックで進めるところまで遡上してみました。左がコツナギ沢で右が白ビ沢の様子です。


コツナギ沢と白ビ沢の出合いで斜面から崩落した雪の塊を目にしました。斜面に残っている雪にクラックが入っていたため興味深く見ていましたが落ちることはありませんでした。崩落の様子を遠方から見たことはありますか間近で見たことがなかったため関心がありました。

奈良沢とコツナギ沢の出合いに戻りY字の分岐へ向かっていると雲行きが怪しくなってきました


休憩がてら西ゴンボリに寄ってみました。見応えのある雪渓でした。西ゴンボリは日中も陰になりますのでしばらくの間は残雪が見られそうです。

最近シリーズ化している気になる根株。この日気になったのは根からマツが萌芽しているように見える根株です。この日は満水に近かったため根株はあまり見かけませんでした。


Y字の分岐に差し掛かると本川方面の雪が残る山々が目に入ります。右は赤倉岳、左は平ヶ岳です。雪が残っているうちに本川方面にも出かけてみたいな。

振り返りつつリトルカナダの景色を眺めます。雲が多い空模様ですが行きよりは残雪の山々がよく見えていました。次回は青空のもとで見られるように願っておきました。

出艇場所に到着です。ボートの方々と戻り時間が重なったため、狭い出艇場所はごちゃごちゃしていました。隣では重機が流木の除去作業を行っていました。作業エリアが狭いのでちょっと大変そうでした。

駐車場に戻り艇を片づけます。わきダムと網場で囲まれた水面にはたくさんの流木が集まっていました。これらの流木は奈良俣ダムへ運び処理されるそうです。そういえば以前、流木を薪にして無料配布していました。次回配布があったら焚き火用にもらいにいってみよっと。

漕ぎメーター。この日漕いだ距離は19km弱、漕いだ時間は約5時間でした。今季最長のパドリングとなりました。

漕ぎマップ。この日のルートは、出艇~Y字分岐~悪沢~幽の沢~東ゴンボリの隣の沢~奈良沢(昼食)~コツナギ沢、白ビ沢~西ゴンボリ~Y字分岐~着艇でした。奈良沢方面を漕ぐときはだいたい同じようなルートです。
今回の漕ぎ度は「7」です(MAXは10)。やや長い距離をのんびりと漕ぎました。強い風が吹くことはなかったため疲れはそれほどありませんでした。青空の時間が少なかったのは残念でしたが、その分涼しく過ごすことができました。
今季初の奥利根湖、雲が多めでしたが楽しく漕ぐことができました

そうそう、5月下旬から6月上旬にかけては舵社が出版する雑誌「カヌーワールド」の購読を楽しみにしています。次号Vol.18が発売されるのが待ち遠しいです。次号の発売はいつになるのかなぁ。